格闘技徒然草

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UFC on ESPN+23:第1試合・アラテン・ヘイリ vs. ライアン・ベノイ

バンタム級

8月の上海大会でデビューした内モンゴル出身のへイリ。ROAD FCに参戦していたこともあったが、朝倉海には秒殺KO負けしている。UFCデビュー戦は同じくデビュー戦のUFC初のモンゴリアン・バットゲレル・ダナー相手に打撃で劣勢になる場面もあったがテイクダウンし判定勝ち。正直まだUFCで戦えるレベルにあるか不明。

2013年からUFCに参戦しているベテランのべノイだが、6年間でまだ7戦目。ここまで3勝3敗。ここまではフライ級で戦っていたが、前回計量失敗し、今回からバンタム級に転向している。負傷で約2年のブランク。軽量級だが10勝のうち8つがKO勝ちというハードパンチャー。

プレスするべノイ。強烈な左ミドル。プレッシャーをかける。ヘイリ組み付いた。足払いで倒そうとしたが倒せず。離れた。べノイまた左ミドル。また左ミドル。ちょっと効いたヘイリ。ヘイリも右を当てたがべノイスーパーマンパンチ。さらに左ボディ。ハイから踏み込んで左を打ち込む。ヘイリも単発だがパンチを当てるがべノイの右がヒット。さらに左ミドル。ヘイリのパンチでバランスを崩したべノイ。すぐ立った。パンチを打ち込む。ホーン。

1R手数は五分だが印象的な打撃でべノイ。

2R。ヘイリが出てきた。べノイまた左ミドル。べノイがハイからワンツーを打ち込む。またヘイリ出て右ミドル。ジャブで出るべノイ。ヘイリが距離を詰めてケージ際まで下がるべノイ。しかし左ミドルで下がらせた。ヘイリがボディからワンツー。残りわずかでパンチをもらったべノイ。距離を取るのを見て効いたと判断したヘイリが追いかけてパンチを打ち込む。ホーン。

2R微妙。逆にヘイリの打撃が印象的だったか?

3R。ヘイリタックル。テイクダウン成功。べノイスキを見て立ったがバックを取ったヘイリ。投げを狙ったがべノイこらえて離れた。ヘイリまたタックル。そのままバックに回る。尻クラッチ。べノイケージを掴んでこらえる。テイクダウン。レッグマウント。しかしべノイ立った。テイクダウンまたタックル。3Rになってからはひたすらテイクダウン。シングルレッグから軸足を払い倒すとサイドで押さえ込む。ガードに戻したべノイ。立ったべノイ。シングルレッグで倒そうとするヘイリだがスイッチでしのいで離れたべノイ。ジャブを入れていく。残り1分。べノイがジャブをヒットさせる。ヘイリタックル。読まれていて倒せず。また打撃で出るべノイ。タックルに入るがまた切られた。パンチが相打ち。ヘイリシングルレッグ。こらえてパンチを連打するべノイ。ホーン。

3R、ヘイリはテイクダウンを取ったがそこからの攻めがなかった。手数でべノイか。

29-28べノイ、29-28ヘイリ、29-28ヘイリ。スプリットでヘイリ勝利。

3Rが割れたか。べノイ、倒されても特に攻めは許さなかったものの、ちょっと倒されすぎたか。3Rはテイクダウンに切り替えて勝利したヘイリだが、タックルがあまりにも正直すぎて後半は切られていた。テイクダウンするにももうちょっと打撃で勝負してから出ないと厳しい。