ライト級。
ドンヒョン2号はUFCでは連敗スタートの後3連勝していたが、直近はまた2連敗。負けても激闘ファイトで盛り上げるが、さすがに3連敗になるようだとリリース危機。連勝中には五味やRIZINファイターのダミアン・ブラウンに勝利している。なお、元ランカーのドンヒョン1号の方は2年以上試合をしていないが、引退する意向とのこと。
8月のコンテンダーシリーズで勝利してUFCデビューを決めたモラレスはMMA8戦全勝だが、キャリアの割に年齢がいってて34歳。ベネズエラ出身で、ベネズエラローカルでMMAデビュー後、フロリダのハードノックス365に移籍してキャリアを積んでいる。
今日初の地元選手の登場に盛り上がりのレベルが上がる。
パンチを打ち込んだモラレス。ドンヒョンまだ慎重。じわじわと間合いを詰める。左ハイをキャッチされ下になったドンヒョン。ハーフ。ガードに戻したドンヒョン。下からキムラ狙い。モラレスは上からボディに散発のパウンドを入れるのみ。キムラクラッチを完成させたドンヒョンだが、モラレスはキムラを取られた腕で足を掴んで耐えた。残り30秒。立ち上がって強いパウンドを落とすモラレス。ホーン。
1Rモラレス。ドンヒョン、下からの攻めにこだわりすぎてラウンドを失ったが、その自覚があるかどうか。
2R。また慎重な両者。見合いが続く。左を一発入れたドンヒョンだがモラレスが連打を返す。スイッチが入らないドンヒョン。お互いの左がヒット。少しずつ前に出てきたドンヒョン。モラレスのバックスピンキックがヒット。右ミドル。お互い手数が少ないが、モラレスの方がまだ出している。モラレスが飛び膝からハイを出したところでホーン。
2Rモラレス。ドンヒョンの攻撃で会場が沸いているが、手数には差がある。しかしラウンド終盤になっても慌てる様子を見せないところを見ると、ドンヒョン陣営は勝っていると思ってそう。
3R。2Rまでで12発しかパンチを出していないドンヒョン。一発パンチをヒットさせたがモラレスが連打を返す。ドンヒョンのパンチは単発。モラレスのバックスピンハイキックがビッグヒット!ドンヒョンダウン!モラレスすかさずパウンド。ハーフで凌ぐドンヒョン。モラレス上から肘・パウンド。ガードで凌ぐドンヒョンだが、時間がすぎれば負ける。モラレス強いパウンド。またガードを取ったドンヒョン。ガードからキムラを狙うがモラレスバックに回るとパウンドを入れる。離れた。残り時間わずかで距離を取るモラレス。タイムアップ。
さすがに喜びの様子はないドンヒョン。
30-26、30-27、29-28の3-0でモラレス勝利。
地元の凱旋試合だったドンヒョンだが消極的な展開に終始してしまった。