TOP FCフェザー級王者のスンウは4月のロシア大会でUFCデビューしたが判定負け。7月の2戦目も判定負けで早くも後がない。ストライカーだがグラウンドの穴が大きすぎ、2戦続けてテイクダウンされいいところなく敗れている。
アシュカン・モクタリアンの弟で兄弟UFCファイターのスーマン・モクタリアンだが、昨年2月のTUF27に出場したものの初戦敗退。12月に地元オーストラリア大会でUFCデビューしたが、同じUFCデビュー組のソディック・ユサフに1RKO負けして公式戦初黒星。1年のブランクが開いての2戦目。
間合いを詰めていくスンウ。ワンツー、前蹴り。またワンツーがヒット。右ハイ。効いてないアピールするモクタリアン。組み付いたがスンウが肘・膝を入れる。ケージに押し込みまた膝。連打を入れるがモクタリアンがスンウのケージつかみをアピールしレフェリーが止める。リプレイで見るが明らかに掴んでいる。スンウに減点1で再開。飛び込んで右を入れたモクタリアン。スンウ出ていく。ワンツー。右ハイ。モクタリアン組んで押し込む。残り30秒。スンウ入れ替えて肘を入れる。ホーン。
1Rスンウ。
2R。また出るスンウ。ケージ際をサークリングするモクタリアン。ケージに詰めたスンウ、メチャメチャなラッシュ!ボディ・顔面に入ってモクタリアンのマウスピースが飛ぶ。マウスピースが外れたことをアピールするモクタリアンだがレフェリーが止めるはずがない。距離を取るモクタリアン、効いてないとアピールするが無理がある。追いかけてパンチを入れると下になったモクタリアン。下から足に絡むが、スンウはハーフで固めて押さえ込むと肘・パウンド。潜ろうとするモクタリアンを潰して肘連打。残り1分で自ら立ちスタンドに戻すスンウ。モクタリアンは距離を取り続ける。モクタリアンのパンチや前蹴りも単発で当たっているがそれ以上に被弾している。ホーン。
2Rスンウ。モクタリアン、アピールがいちいち過剰。
3R。スンウが打撃で出ていく。顔面にもらっているモクタリアン。アピールも弱々しい。出ていくスンウだがモクタリアンの前に出した手がアイポークに。再開。出ていくスンウにモクタリアンのパンチがヒット。ぐらついた。飛び膝を入れるモクタリアン。さらにパンチからタックルへ。が、スンウ受け止めて投げるとサイドで押さえ込んだ。ハーフから肘で削る。がっちり抑え込まれたモクタリアンは下から殴り返すことくらいしかできない。肘の連打。攻め続けたスンウ。タイムアップ。
なぜか両手を上げてアピールするモクタリアン。
29-26×2、29-25の3-0でスンウ勝利。
地元でUFC初勝利。若干危ない場面がないでもなかったが、反則減点のみで全ラウンド制しての勝利。