格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+23:第7試合・シリル・ガーヌ vs. タナー・ボーザー

ヘビー級。

キックがバックボーンのガーヌはMMAデビューからわずか1年・4戦目でUFCデビューすると打撃で優勢に立ち肩固めで一本勝ち。10月の2戦目も打撃でリードしながら仕留めきれず、キャリア初の判定になるかと思われたが、残りわずかで投げからの足関狙い→外ヒールで残り14秒での一本勝ち。何が何でもフィニッシュするという意志が感じられた。

ボーザーは10月のUFCデビュー戦で勝利したばかり。ガーヌより1歳下の28歳だがキャリアは23戦で4倍以上。UFCデビュー戦は打撃の手数で上回るものの、KOできる感じがないまま判定勝ち。

巨体だが軽いフットワークのガーヌ。ボーザーも強打を振り回す。ガーヌのジャブ、ボディへの前蹴り。右を打ち込む。ボーザーはカーフキック。右のパンチを打ち込むとボーザースリップダウン。すぐ立った。スイッチしながら蹴りを入れるガーヌ。ボーザーのパンチの打ち終わりに右を合わせた。左から右アッパー。四つに組んで膝を入れるガーヌだがボーザー引き剥がす。ボーザーがまた出てきたところを組んで倒そうとしたガーヌだが倒せず。ホーン。

1Rガーヌ。

2R。1R同様、ステップしながら距離を取りつつパンチで飛び込むという軽量級ファイターのような戦い方をするガーヌ。飛び込んでの右がヒット。手応えを感じたのか、さらに間合いを詰めて連打を入れる。しかしボーザーは凌いだ。ガーヌ出ていく。飛び込んでのアッパーから左をヒットさせたガーヌ。ホーン。

2Rガーヌ。圧倒しているように見えるがスタッツを見るとそうでもない。ボーザーかなりもらっているが打たれ強い。

3Rもステップしながら打撃を入れていくガーヌ。テンカオがボディにヒット。左ミドルをキャッチされたが、残った足で飛び膝を入れた。パンチで出るガーヌ。ケージに詰めて連打を入れたガーヌ。しかしボーザー凌いだいる。組んでいくがガーヌが膝を入れ引き剥がした。パンチから飛び膝を入れるガーヌ。ガーヌがパンチ・膝で攻め続けるが、ボーザーは距離を取り続けタイムアップ。

ガーヌ初の判定。

三者30-26でガーヌ勝利。

危なげない完勝だったが、仕留めることができず。ボーザーが打たれ強かったのか、ガーヌに仕留めるだけの攻めがなかったのか、判断つかず。