格闘技徒然草

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UFC on ESPN+23:第9試合・パク・ジョンヨン vs. マルク・アンドレ・バリオー

ミドル級。メインカードだがUFC未勝利対決。

地元のジョンヨンは8月の上海大会でUFCデビュー。UFC0勝1敗のアンソニー・ヘルナンデス相手に打撃で優勢だったが、テイクダウンされるとアナコンダチョークに捕まって一本負け。

今年UFCデビューしたカナダのバリオーは5月と7月、いずれも地元大会に出場したものの、テイクダウンを奪われる展開で判定負け。11勝中8KOのストライカー。

ワンツーアッパーを入れたジョンヨン。両者牽制のローを入れる。パンチでガードを固めたバリオーの腹にミドルを入れたジョンヨン。また連打を入れたジョンヨン。ケージ際まで下がらせると一転してタックル。切ろうとしたバリオーだがテイクダウン。がぶりからバックに回ったがバリオー立って正対。離れた。打撃戦。アッパーを入れるジョンヨン。出てくるところにワンツー。カーフキックから右を入れたジョンヨン。ホーン。

1Rジョンヨン。

2R。ジョンヨンがパンチで出る。打たれるとすぐ頭を抱えるガードをしてしまうバリオー。そこにタックルに入られ倒される。すぐにバックを取らせて立つとケージ際でこらえるが、ジョンヨンはバックキープし投げを狙っていく。正対し離れた。バリオー出ていく。ジョンヨンは距離を取りジャブ。ワンツー。前に出るバリオーよりジョンヨンの手数が多い。タックルは切ったバリオー。出るだけでヒットがないまま2R終了。

2Rもジョンヨン。

3R。出てきたバリオーにタックルに入ったが切られたジョンヨン。距離を取ってジャブを出し続ける。バリオー組み付くが、肘で引き剥がしたジョンヨン。倒す気が感じられないジョンヨン。バリオーのタックルを受け止めて首を抱えたジョンヨン。離れた。下がりながらジャブを打ち続けるジョンヨン。ずっと下がってジャブを入れ続けるジョンヨン。タイムアップ。両者手を挙げるアピール。

30-27、29-28×2の3-0でジョンヨンがUFC初勝利。

今日の地元勢、手堅すぎ。安全策で盛り上がらない展開に。地元で負けられないという思いが裏目に出ているのか?バリオーはほぼ判定勝ちがない状態で、3Rに逃げるジョンヨンを捕まえられず。