格闘技徒然草

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UFC on ESPN+23:セミファイナル・ヴォルカン・オーズデミア vs. アレクサンダル・ラキッチ

ライトヘビー級。オーズデミア8位、ラキッチ10位。

UFCデビューから3連勝でライトヘビー級王者コーミエへの挑戦権を手に入れたオーズデミアだが、そこから3連敗。前回はイリル・ラティフィにKO勝ちで連敗ストップ。スイス生まれで父がクルド人、母がスイス人。キックボクシングがバックボーン。

ラキッチもキックボクシング出身。スイスのオーズデミアに対し、ラキッチはオーストリア出身。ともにUFCでは1人のみ。MMAデビュー戦で敗れた後、8連続フィニッシュ勝利でUFCと契約すると、UFCでも4連勝。前回はランカーのジミ・マヌワに42秒ハイキックでKO勝ちしてランキング入り。

パンチで突っ込んだラキッチ。ケージ際で首を抱えると、ケージに押し付けながらスタンディングギロチン。しかし入れ替えて外したオーズデミア。四つに組んでテイクダウンを狙うがラキッチ離れた。左ミドルを入れたラキッチ。オーズデミアもパンチを返す。間合いを詰めるオーズデミア。入ってくるところに右フックをあわせるラキッチ。ラキッチのパンチがヒット。ラキッチシングルレッグに。豪快に振り回して膝をついたオーズデミアのバックに回る。離れるとパンチが交錯。ラキッチ飛び込んで右からワンツー。オーズデミアの飛び膝は空振り。ホーン。

1Rラキッチ。

2R。間合いを詰めるオーズデミア。カーフキック。パンチで出るところにカウンターをあわせるラキッチ。両者とも紙一重でKOパンチをかわしている。ラキッチ組んでケージに押し込んだ。肘を入れて抵抗するオーズデミア。離れる。ラキッチシングルレッグ。しかし倒せず。オーズデミアカーフキック。もらい続けているラキッチの左膝のあたりが大きく腫れている。オーズデミア飛び込んで左ボディ。オーズデミア、猫だましからのパンチ。ホーン。

2Rも手数でラキッチだが、オーズデミアのカーフキックがかなり効いている。それを評価するジャッジはいないと思うが。

3R。アッパーで飛び込み左右のフックを打ち込むラキッチ。オーズデミアがプレスしケージ際まで追い込むが、ラキッチ組み付いてダブルアンダーフック。テイクダウン狙い。離れた。オーズデミアがどんどんパンチで出るが、ヘッドムーブでかわすラキッチ。ラキッチタックルに入るが止められる。しかし右がヒット。またカーフキックを入れるオーズデミア。さらにパンチも打ち込むが、ラキッチが頭を振ってヒットせず。入れ替えたラキッチがパンチのラッシュ。しかしちょっと疲れてきたか?残り1分。タックル。倒せない。ブラウン肘を入れるオーズデミア。時間が過ぎる。タイムアップ。

判定割れた。29-28、28-29、29-28のスプリットでオーズデミア勝利。

ラキッチの連勝ストップ。有効打では1,2Rラキッチだったが、2Rは僅差だったので割れたか。