格闘技徒然草

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UFC246:第4試合・ティム・エリオット vs. アスカル・アスカロフ

フライ級。エリオット7位、アスカロフ12位。

TUFでは扇久保に勝利して優勝し、DJのタイトルにも挑戦したエリオットだが、膝の靭帯を負傷し1年10ヶ月のブランク。昨年10月のブランク明け初戦はデイヴィソン・フィゲイレードに1Rギロチンチョークで一本負けしている。

ACBフライ級王者のアスカロフはローカルでは10戦全勝全フィニッシュだったが、UFC初戦ではブランドン・モレノ相手に苦戦。接戦の末キャリア初の判定となり、三者三様のドロー。レスリングとコンバットサンボがバックボーンで、下からの極めもある。

アスカロフがワンツーをヒット。プレスしていく。エリオットステップをしながら出てきたアスカロフにタックル。切られた。アスカロフのワンツーが入り効いた!倒れるエリオットのバックに回りチョークを狙おうとしたアスカロフだがエリオットガードを取り凌ぐ。下から腕ひしぎ腕固めを狙ったが外れる。ハーフに。アスカロフ立ってパウンドを落とす。エリオットは何度も下から得意のギロチンを仕掛けようとするが、アスカロフディフェンス。また立ち上がってパウンド。ホーン。

1Rアスカロフ。

2R。組んだアスカロフだがエリオットがきれいに投げてテイクダウン。しかしアスカロフ立った。正確なパンチを打ち込んでいくアスカロフ。打たれるエリオットだがまた投げた。しかし押さえ込む前に立たれる。エリオットまた組んで投げる。アスカロフは今度はガードを取る。ガードから腕十字。外したエリオット。パスを狙う。足をサバいてパス狙い。ハーフに。後転して亀になり立ったアスカロフ。またパンチを入れる。全部ヒットしている。エリオットシングルレッグに。カウンターのキムラを狙うアスカロフ。放した。スタンドでバックに回るアスカロフ。ホーン。

2Rアスカロフ。

3R。エリオットがプレスしていく。アスカロフは下がりながらパンチを打ち込んでいく。もらっているエリオットだがそれでも下がらない。パンチが全部ヒット。しかし1Rほど一発の威力はないのか、エリオットはもらいながらも距離を詰めボディブロー連打。時計をチラ見するアスカロフ。スタミナがやばい時の兆候だが。アスカロフ、半ば逃げ切りで、下がりながらパンチは当てているものの倒すパンチではない。タックルに入るエリオットだが切られる。タイムアップ。

29-28、30-27×2の3-0でアスカロフがUFC初勝利。

アスカロフ、2試合続けて判定となったが、今回は完勝。しかしフィニッシュできないあたり、UFCでは楽な試合はない。