格闘技徒然草

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UFC246:セミファイナル・ホリー・ホルム vs. ラケル・ペニントン

女子バンタム級。ホルム3位、ペニントン5位。

ボクシングとキックの元世界王者で、4年前のロンダ・ラウジー戦で女子格闘技史上最大のアップセットを起こしたホルムだが、そこから6戦で2勝4敗。とはいっても、4敗のうち3敗はタイトル戦だが。昨年7月に現王者ヌネスと対戦したが、1RでMMAでは初めてのKO負けを喫した。

ペニントンは一昨年5月にヌネスのタイトルに挑戦したが、打撃で一方的に攻められ、いいところなくKO負け。次戦では体重オーバーした上に元フェザー級王者のジャーメイン・デ・ランダミーに三者フルマークの判定負け。前戦は下位ランカーのアイリーン・アルダナ相手に接戦の末スプリット判定勝ち。5年前、ホルムのUFCデビュー戦で両者は対戦しており、当時MMAでも無敗だったホルムに大きな期待がかかってオッズは大差だったが、ペニントンだが打撃で互角に渡り合ってスプリット判定まで持ち込んでいる。

パンチ連打で出たペニントンだがホルムが組むとケージに押し込む。押し込みながら細かいパンチを入れるが膠着気味。ダブルアンダーフック。しかし倒せず。残り40秒で入れ替えたペニントンだがホルムすぐに入れ替える。残りわずかでギロチンに抱えたホルムだがホーン。

1Rホルム。

2R。またホルムが押し込む体勢に。ペニントンが入れ替えることもあるがすぐ戻される。一度離れたがすぐまた組んで押し込むホルム。会場はここからなんの展開もないことがわかっているためにブーイング。しかしそのままポジションキープするホルム。ホーン。

2Rもホルム。

3Rはホルムが距離を取ってサイドキックを入れていく展開。逃げ切り体勢か。ペニントンタックルに入り一瞬倒したが、ホルムすぐ立つとまた押し込み。今までと同じ体勢だが、残り1分でレフェリーブレイク。ホルムまた押し込むも自ら離れた。が、ペニントンから組みに行くとまたホルムが押し込む。自ら離れると距離を取った。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でホルム勝利だが盛り上がらず。