格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN25:オッズ/予想と展望

ジョン・チャンソン 2.06
ダン・イゲ 1.83
アレクセイ・オレイニク 2.90
セルゲイ・スピヴァク 1.44
マルロン・ヴェラ 1.49
デイビー・グラント 2.72
ジュリアン・エロサ 2.27
チェ・スンウ 1.68
ウェリントン・トゥルマン 2.09
ブルーノ・シウバ 1.80
マット・ブラウン 2.45
ディエゴ・リマ 1.59
アレクサ・カムール 1.43
ニコラエ・ネグメレアヌ 2.93
村田夏南子 2.14
ヴィルナ・ジャンジローバ 1.76
ケイオス・ウィリアムズ 1.65
マシュー・セメルスバーガー 2.34
ジョシュ・パリジャン 1.74
ロッキー・マルティネス 2.17
ジョアキム・シウバ 1.78
リック・グレン 2.12
ケイシー・オニール 2.00
ラーラ・プロコピオ 1.87
タギル・ウランベコフ -
タイソン・ナム -

メインはフェザー級4位チャンソン、8位イゲの対戦。

コリアンゾンビ・チャンソンは兵役からの復帰2戦目でヤイール・ロドリゲスと対戦し、終始圧倒していたが残り1秒でロドリゲスのノールックエルボーをもらい劇的KO負け。そこからヘナト・モイカノ、フランク・エドガーに連続KO勝ちしたが、前回はブライアン・オルテガとの次期挑戦者決定戦的試合で、2Rにダウンを奪われた後は打撃で終始劣勢な展開が続いて判定負け。タイトル戦線からは一歩後退した。

ハワイアンのイゲはレスリングと柔術がバックボーンでボクシングも出来る、打・倒・極に秀でたオールラウンダー。UFCデビュー戦は判定負けしたが、そこから6連勝。僅差ながら、エジソン・バルボーザにも勝利している。しかし初メインとなった8戦目のカルヴィン・ケイター戦ではスタンドでパンチを貰う展開を変えられないまま判定負けで連勝ストップ。前回はライアン・ホールと対戦予定だったが、ホール欠場の代役での登場となったギャビン・タッカーに22秒KO勝ち。

オッズは意外にもイゲ優勢。チャンソンは前回5R通してオルテガに完敗したのがマイナス評価の原因か?兵役でリフレッシュしたとはいえ、超激闘型だけにダメージの蓄積も気になるが、まだそこまで打たれ弱さは感じないが…。

チャンソンKO勝ち。

プレリムにはRIZINファイターが2人登場。村田夏南子は昨年11月以来のUFC2戦目でランカーに挑む。相手は同じUFCファイターの魅津希にInvicta時代勝利しているジャンジローバ。UFC戦績はここまで25勝2敗。魅津希戦後、勝った試合はすべて一本勝ちだが、初代王者エスパルザと柔術世界王者マッケンジー・ダーンに判定負けしている。

レスラー相手ではUFCデビュー戦となったエスパルザ戦で1,2Rテイクダウンを奪われ、終盤盛り返したものの判定負けでMMA初黒星を喫している。魅津希戦は逆にテイクダウンを奪い続けて上から固める展開で判定勝ち。

ジャンジローバが初敗北となったエスパルザ戦からどれだけ成長しているか。一本勝ちはいずれもテイクダウンしてからのもので、下攻めの印象はないだけに村田にとってはタックルに行く怖さがないことが救いか。

RIZIN4勝2敗でDEEPメガトン王者のマルティネスは、昨年9月に直前の代役出場でUFCデビューしたが、テイクダウンを奪われ全くいいところなく2R肩固めで一本負け。2ヶ月半後の2戦目も簡単にテイクダウンを奪われ、逃げ切られて判定負け。相手のパリジャンは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利して11月にUFCデビューしたが、グダグダの泥試合で判定負けした選手。この相手に勝てないならUFCに居場所はない。

第1試合開始は20日朝5時。メインカードは8時開始で、全試合終了は11時頃になる模様。

速報します。

RIZIN.28:メインイベント・朝倉未来 vs. クレベル・コイケ

66kg契約。

ローで牽制する両者。朝倉がプレッシャーを掛けてきた。ロープを背負ったクレベル。ミドルを蹴った。ワンツーを入れた朝倉。距離を詰めたクレベル。ボディロックした朝倉にクレベル引き込み。しかし体を起こすと振りほどいて立つ。クレベルタックルに行くが切られた。立ったところに朝倉のパンチがヒットし効いた。足元がふらついている。しかし朝倉行かない。冷静にパンチを入れる。クレベルがパンチで出ていくと朝倉のパンチがヒット。クレベル組んでコーナーに押し込む。ボディロックからテイクダウン。しかし朝倉起き上がると引き込むクレベル。朝倉立った。スタンドへ。残り1分。じわじわ出てボディを打ち込む朝倉。クレベル打撃を警戒している。ゴング。

2R。朝倉がまたプレッシャーをかけていく。インローを入れるクレベル。朝倉ちょっと下がった。コーナーに詰まった所で組んだクレベル。押し込みながら肘、パンチ。引き込んだ。三角!深く入った!朝倉落ちてる!一本!

1Rが終わった時点では、自力でグラウンドからも抜け出せていたし、クレベルの打撃が割と危なっかしかったので、このまま朝倉かと思ったが、読まれているはずの三角で仕留めた。結果論で言えば1Rパンチを効かせたところで畳み掛けていれば終わっていたかもしれない。

RIZIN.28:セミファイナル・那須川天心 vs. 3人

パンチ限定・1R大崎・2RHIROYA・3RミスターX。

ミスターXは所英男

1人目大崎。真っ向から打ち合い、天心のボディをもらうも逆に右を当てる場面もあり、けっこう互角に渡り合い3分終了。

2人目HIROYA。ガードを固めて出ていくHIROYA。手が出ない。ガードの上から殴る天心。1分すぎにワンツー、その後大振りの右を放つも空振り。天心が連打を打ち込む。左フックを放ったHIROYA。終了間際に天心のパンチがアッパーから左フックが入り、足がかかってよろめいたHIROYA。手をついてダウンが宣告される。終了。

左右のパンチやバックブローを放つ所だが空振り。天心の右をもらいふらついた所。追い打ちのパンチをもらうとクリンチ。そのままテイクダウン。さいごまでふらついたがタイムアップ。

マイクでRIZIN参戦は次の大晦日でのキックの試合が最後になるとコメントする天心。

RIZIN.28:第8試合・トフィック・ムサエフ vs. ホベルト・サトシ・ソウザ

ライト級初代王座決定戦。

サトシタックル。切ったムサエフ。組み付いてシングルレッグに入るサトシ。切ろうとするがサトシ引き込んだ。ガードから三角!腕が入っているが絞めるとムサエフタップ!

RIZIN内ではもう相手になる選手がいないのでは。次はBellatorのトップ選手と見たい。

RIZIN.28:第7試合・朝倉海 vs. 渡部修斗

バンタム級GP一回戦。

渡部シングルレッグ。切られた。下になったところを蹴る朝倉。立った渡部がまたタックルに入るが切られる。がぶって頭部に膝。亀のままもらっている渡部。膝は腕でブロックしているか。朝倉が放すと立つ渡部。シングルレッグ。バックを狙うが脇を差され正対される。渡部引き込み。ギロチンを狙ったが首を抜かれた。渡部のガードに。ガードの中からパウンドを落とす朝倉。連打。打たれた渡部が動けなくなりKO。

ハイエルボーギロチンで勝負をかけた渡部だが、下になったのが敗着に。

マイク。「大晦日多くの人の期待を裏切ってしまったけど、強くなって戻ってきました。このトーナメント、絶対僕が優勝するって約束します」

RIZIN.28:第6試合・石渡伸太郎 vs. 井上直樹

バンタム級GP一回戦。

カーフキックを入れる井上。石渡は左ボディ。石渡の右フックが入り井上ぐらついた。しかし出ていく石渡だがテンプルにカウンターをもらい逆に効いた!井上の追い打ちのパンチでダウン!サッカーボールキックで石渡の顔面を蹴り上げKO!

効かされた状態から逆転KO。

コメントが苦手ということで、スケブにコメントを書いてきてラウンドガールに読ませる井上直樹

RIZIN.28:第5試合・扇久保博正 vs. 春日井“寒天”たけし

バンタム級GP一回戦。

蹴りで攻める扇久保。寒天はジャブを出しているが届いていない。組んでコーナーに押し込んだ扇久保。離れ際にミドルを入れた。寒天のワンツーがヒット。扇久保下がらず出ていくが四つに組んだ寒天。扇久保コーナーでタックルへ。テイクダウン。立ち際に膝を入れようとした扇久保。ゴング。

2R。蹴りを入れていく扇久保。間合いを詰めていく。ロー。寒天はジャブ。組み付いた扇久保。ダブルアンダーフックからテイクダウン。ハーフ。ガードに戻した寒天。また一本超えてハーフに。密着したまま鉄槌を落とす。寒天も脱出できず。残りわずかで扇久保がハーフで絡まれた足を抜いてがぶり頭部に膝を打ち込む。ゴング。

3R。手数を増やした寒天。パンチから扇久保がタックル。ボディロック。コーナーに移動しこらえる寒天だが扇久保が尻クラッチでテイクダウン。ハーフ。ガードに戻したがまたハーフに。寒天スクランブルで脱出。スタンドへ。パンチで出たが扇久保がシングルレッグでテイクダウン。またガードからハーフに。パスの攻防が続く。寒天が亀になったところでギロチンを狙おうとした扇久保だが、寒天またガードに戻す。タイムアップ。

判定3-0で扇久保勝利。

RIZIN.28:第4試合・元谷友貴 vs. 岡田遼

バンタム級GP一回戦。

パンチで出る元谷。そのまま組むが入れ替えて離れる岡田。パンチから首相撲に捕らえた元谷。岡田四つに組んでテイクダウンを狙うがコーナーで耐えた元谷が入れ替える。ブレイク。岡田が蹴りを入れるが元谷また首相撲。ボディを殴った岡田がロープ際でタックルに入るが、元谷がロープの間から外に落ちてブレイク。元谷の右がヒット。カーフキックを蹴る岡田。元谷は距離を詰めてパンチを入れていく。が、膝がローブローになりタイムストップ。再開。元谷首相撲の膝から離れ際にパンチ。ゴング。

2R。パンチで出る元谷。また首相撲から膝連打。岡田組んでテイクダウン。すぐ立つ元谷。バックを取っている岡田がテイクダウンを狙うがコーナーでこらえる元谷。引き剥がした。岡田が前に出てきたが元谷の右がヒット。岡田カーフキック。元谷はジャブ。ワンツー。四つに組んだが離れる。また四つになり首相撲に捕らえる元谷。放して右。岡田がパンチで出ると元谷が組んでテイクダウンを狙う。ゴング。

2Rまで特に差がある展開が無いように思えるが、ジャッジはどこかで差をつけてるかもしれない。3Rにダウンなどの大きな展開があればそれで決まるが。

元谷がロープを掴んでいたことに警告(口頭での注意)。

3R。元谷前に出ていく。岡田ボディ。打撃戦が続く。岡田左ミドル。もう一発。元谷ちょっと下がったか。しかし右フックを放ちヒット。元谷ワンツーをヒット。岡田も下がらない。岡田初めてタックル。尻餅をついた元谷。アームインギロチンに抱えているが力は入れていない。残り1分。サイドに出た岡田がヴォンフルーチョーク。しかし入っていない。タイムアップ。

判定3-0で元谷勝利。

ダウン等の大きなポイントになる攻めがなく、どちらとも取れる内容に。

RIZIN.28:第3試合・斎藤裕 vs. ヴガール・ケラモフ

66kg契約。

オープニングヒットの斎藤のローをキャッチしてテイクダウンしたケラモフ。パウンド。ロープ際まで移動し膝をついて立ちに行く斎藤。立った。離れ際にアッパーを放つケラモフ。斎藤ミドル。パンチが交錯して四つに。ケラモフ払腰で投げたがロープの間から外に落ちる斎藤。右まぶたをカットしている斎藤。どのタイミング?ドクターチェックが入る。再開。ケラモフシングルレッグ。膝をついてこらえる斎藤だが、ケラモフ放してパンチ・膝を入れる。入れ替えてテイクダウンを狙う斎藤だがケラモフが入れ替えてテイクダウン。斎藤はガードでホールディング。ゴング。

2R。斎藤四つに組んでテイクダウンを狙うが、コーナー際で入れ替えるケラモフ。ブレイク。ケラモフが斎藤のショーツを掴んだとのことでイエローカードへ。再開。両者大振り気味のパンチ。ケラモフレッグダイブ。テイクダウン。スイープを狙う斎藤だがケラモフ上をキープ。ギロチンに抱えたケラモフだが浅い。しかしハーフに。ガードに戻す斎藤。下から蹴って立った斎藤。スタンドへ。ケラモフのタックルを切った斎藤がサッカーボールキック。ケラモフ亀に。バックからたすきで押さえて背中に膝を入れる斎藤。ゴング。

3R。ケラモフミドルからタックル。テイクダウン。ロープ際で上半身を起こして膝を付き立つ斎藤。四つに。離れた。大振りの左を放つ斎藤。斎藤プレスしてワンツー。ケラモフも右を返す。ケラモフまたタックル。タイミングよく入りテイクダウン。寝かされずに立つ斎藤。離れた。斎藤の右まぶたのカットからまた出血しドクターチェックが入る。再開。ケラモフまた倒してテイクダウン。斎藤ブラウン肘。コーナーで立ったが残り20秒。パンチを打ち込む斎藤。タイムアップ。

判定2-1で斎藤勝利

ケラモフは納得行かないといった表情。ただ基準が曖昧なRIZINの判定なら僅差の内容だとどうなってもおかしくない。

RIZIN.28:第2試合・シビサイ頌真 vs. スダリオ剛

120kg契約。

カーフキックを蹴るシビサイ。ジャブ。またカーフ。プレスしてロープまで下がらせるシビサイ。飛び込んでシングルレッグからダブルレッグへ。倒しかけたが倒せず離れた。パンチから距離を詰めたシビサイが首相撲から膝を放ったが空振ってスリップダウン。立った。またカーフを蹴るシビサイ。シビサイのパンチをもらっているスダリオ。シビサイタックル。これは切られた。カーフを蹴られてサウスポーにスイッチしたスダリオ。口が開き気味。詰めていくシビサイ。両膝に手をつくが疲れているか?ゴング。

両者ともスタミナが切れてきている。

2R。ミドルを蹴ったシビサイ。ワンツー。スダリオはインロー。ちょくちょくガードを下げるシビサイ。疲れがあるにせよ、露骨にその様子を見せるのはどうか。両者手が出ない。レフェリーが両者に攻めるように注意。再開。シビサイ前には出ているがほぼ手が出ていない。右ハイを放つがスローでかわされる。残りわずかでラッシュしたスダリオ。シビサイ打ち返す。ゴング。

3R。じわじわ出るシビサイ。シビサイタックル。テイクダウン。サイドからパウンド。亀になったスダリオにたすきでクラッチしてバックに回りチョーク!喉元に入り耐えていたスダリオだがタップ!

RIZIN.28:第1試合・弥益ドミネーター聡志 vs. “ブラックパンサー”ベイノア

73kg契約。

ローを蹴るベイノア。ドミネーターは飛び込んでパンチ。距離を取ったベイノア。間合いを詰めるドミネーター。ベイノアのミドルで尻もちをついたドミネーター。攻めてこいとアピールするが付き合わずブレイク。ドミネータータックル。サッカーボールキックを放ったベイノアだがかわした。しかし間合いを詰めたところでベイノアのパンチを貰い手をついてダウン。すぐ立つ。ドミネータータックルで押し込もうとするがベイノア切る。さらにタックル。かわされ引き込むドミネーター。サッカーボールキックを狙ったベイノアだがドミネーター立つ。スタンドでベイノアのパンチがヒット。ドミネーターパンチで打ち合うがベイノアが出ていく。1R終了間際にタックルに入ったドミネーターだがゴング。

2R。パンチを打ち込むベイノア。ドミネータータックル。ボディロック。ロープに腕を掛けたベイノア。倒したがロープを掴んで立つベイノアをまたテイクダウン。またロープに腕をかけるベイノア。寝かせたドミネーター。ロープから外に出ようとしたベイノアだがドントムーブがかかる。ドミネーターハーフバックに。しかしベイノア向き直り立つ。ベイノアにロープつかみのイエローカード。間合いを詰めたドミネーターがボディロック。テイクダウン。レッグマウントから上っていきマウント。残り40秒。ベイノア反転。立った。パウンド、踏みつけ。ゴング。

ベイノア、2Rにまたロープつかみがありレッドカード。

3R。ドミネータータックル。テイクダウンしマウント。ブリッジで返そうとするベイノアだがこらえてハーフにしたドミネーターが固めてパウンドを入れる。ドントムーブ後自ら立ったドミネーター。ベイノアが立った瞬間にタックル。一度放して足へのタックルに切り替えたが切られて後方に倒れる。パウンドを打ち込むベイノア。亀で固まりパウンドをもらっているドミネーターだがそこからタックルへ。しかし抜けたベイノア。亀のドミネーターにパウンド。ドミネーター、脇に挟んだ腕にキムラを仕掛けてスイープ。しかしベイノア起き上がり上に。タイムアップ。

判定2-1でドミネーター勝利。

レッドカードの減点?