格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN31:第2試合・クラウディオ・プエレス vs. クリス・グレッツェマーカー

ライト級。

2016年にUFCデビューしているプエレスだが、5年でこれが5試合目。この試合がUFCで初の年間2試合目となる。初戦は判定負けしたが、そこから3連勝中。タックルからのテイクダウン・押さえ込みが武器。

グレッツェマーカーはUFC2勝3敗。5歳の時に父が射殺されたことをきっかけにレスリングを始める。その後柔術ムエタイを学んでMMAに出場するようになり、TUF22に出場。まれに見るレベルの低いTUFで、マクレガーの舎弟アルテム・ロボフに敗れて敗退。3位でUFCと契約し、ここまで3勝3敗。テイクダウンディフェンスに難があるため、プエレス相手は相性が悪いか。

ミドルを入れるプエレス。グレッツェマーカーはどんどん間合いを詰めるが、プエレスのタックルでテイクダウンを奪われる。グレッツェマーカークローズドガードだが、プエレスのパウンドをもらう。腕十字を仕掛けてプエレスが立ち上がって外すと下から蹴り上げ。しかし足をサバいてパスしたプエレス。立とうとするグレッツェマーカーにハーフレッグマウント。潰してマウント。パウンド。残り1分。パウンドラッシュ。ガードに戻して凌いだイアグレッツェマーカーだが、あっさりパスされる。ホーン。

1Rプエレス。

2R。プエレスのタックルを切ったグレッツェマーカー。プエレス今度はシングルレッグ。がぶって切ったグレッツェマーカーが上に。パンチを落とすグレッツェマーカー。しかしプエレス下から三角。上体を起こしてディフェンスしたグレッツェマーカー。ハーフから脇を差してスイープするプエレス。グレッツェマーカー立ってスタンドに。ミドルからパンチを入れたプエレス。しかしタックルへ。グレッツェマーカー受け止めて逆に押し込む。離れたプエレス。パンチで出るグレッツェマーカー。ハイを入れるプエレスだが、グレッツェマーカーは軸足を蹴る。プエレスのタックルは反応しているが、プエレスがケージに押し込んで肘を入れる。ホーン。

2R僅差だがグレッツェマーカーか。

3R。距離を詰めるグレッツェマーカー。首相撲から膝を入れるがローブローに。再開。打撃で出るグレッツェマーカー。プエレスのタックルを切った。ケージに押し込むプエレスだがひk剥がされ離れる。プエレスシングルレッグ。グレッツェマーカー切ってバックに回った。パンチを入れる。プエレス立ってケージ際で正対。逆にケージに押し込む。グレッツェマーカーテイクダウン。プエレス下から足関。上体を押さえ込んで外したグレッツェマーカー。パウンド。プエレスまた足関。今度は膝十字へ。がっちり入ってタップアウト!

グレッツェマーカー、1Rは相変わらず下になりどうしようもなかったが、2R移行はテイクダウンを奪われずに攻められていた。それだけに3R逆転が狙えるかと思ったが、グラウンドでの攻めを選択した結果、足関に捕まってしまった。一度足関を凌いでからまた捕まっていたが、最初からグラウンドに付き合わず立った方が良かったのでは。プエレスの膝十字での勝利は2度目。

UFC on ESPN31:第1試合・ルイス・スモルカ vs. ヴィンス・モラレス

バンタム級

アル中でUFCをリリースされてから2018年に出戻ってここまで3勝2敗のスモルカ。アグレッシブに極めを狙いに行く一方、極められることも多く、復帰後の5戦は勝っても負けてもフィニッシュ決着。昨年12月に勝利した後、今年7月の試合はブドウ球菌感染症で欠場。1年ぶりの復帰戦。

モラレスはUFC1勝3敗で迎えた8月の前戦で、UFC0勝1敗のドラコ・ロドリゲス相手に打撃で上回って判定勝ちで生き残った。同じUFCバンタム級ファイターのリッキー・シモンはいとこ。レスリング・アマチュアボクシングがバックボーン。

パンチを打ち込むモラレス。顔面からボディに連打。スモルカはカーフキック。間合いを詰めていく。ケージまで追い詰めた。首相撲から膝を入れたスモルカだが、放したところでモラレスの右フックでもんどりうってダウン!パウンド!KO!

モラレス、軽量級離れした豪快KO勝利。打撃戦ではカーフキックを入れていったスモルカの方が良いように見えていたが、一発で引っくり返されてしまった。

Bellator:2022年にバンタム級8人トーナメントの開催を正式発表。出場選手はペティス・堀口とランキングの1位~6位までの上位選手。

mmajunkie.usatoday.com

Bellatorが2022年にバンタム級の8人トーナメントを開催することを発表。同時に出場する8選手も発表されている。

セルジオ・ペティス
堀口恭司
・ファン・アルチュレタ(ランキング1位)
・ラフェオン・スタッツ(ランキング2位)
・パトリック・ミックス(ランキング3位)
・マゴメド・マゴメドフ(ランキング4位)
レアンドロ・イーゴ(ランキング5位)
・ジェームス・ギャラガー(ランキング6位)

1回戦は3月から開催予定。Bellatorのこれまでのトーナメントでは、一回戦・準決勝などをすべて同一大会では開催しておらず、数大会に分けて行われているので、今回も同様の形式となると思われる。1回戦はBellator日本大会で開催される計画もあったが、コロナの影響でなくなったとのこと。優勝賞金は他のトーナメントと同じく100万ドル。

現在開催中のライトヘビー級トーナメントは4月に1回戦が始まり、準決勝は10月に行われ、決勝は来年の第1四半期に開催予定。バンタム級トーナメントも決勝は早くて年末か。堀口が勝ち上がった場合、RIZINへの出場スケジュールが取れない可能性がある。

Bellator272:メインイベント・セルジオ・ペティス vs. 堀口恭司

バンタム級タイトルマッチ。堀口は規定によりランキングに入っていない(15ヶ月以内に試合をしていない場合ランク外となる)。

ペティスはUFCからフリーエージェントになり、Bellator移籍。2連勝し、今年5月にファン・アルチュレタの持つバンタム級タイトルに挑戦。僅差のラウンドが多い接戦だったがトータルでは50-45、49-46×2での勝利。しかしUFCでもバンタム級ではランカークラスへの勝利はなく、今回もオッズではアンダードッグ。

堀口は2018年大晦日にBellator王者のダリオン・コールドウェルにギロチンチョークで勝利しRIZINバンタム級タイトルを獲得。翌年6月にはBellatorでコールドウェルのタイトルに挑戦。コールドウェルのテイクダウンを凌いで打撃を入れて行き判定勝ちでBellator王座を獲得。しかし8月に朝倉海に1RKO負けでUFC離脱後の初黒星(MMAルール)を喫すると、膝の靭帯断裂により1年以上の欠場。復帰戦で朝倉海RIZINバンタム級王座に挑戦すると、カーフキックを効かせて最後はKO勝ち。約11ヶ月ぶりの試合となる。かつてはステップしてから飛び込むスタイルだったが、朝倉海戦ではスタイルチェンジしたようにも見えた。

前後に足を開いたスタンスの堀口。ジャブ。ペティスはガードを固めて動かず。ゆっくり詰めていく。飛び込んだ堀口がワンツー。さらにローを放ったが、そこにペティスのパンチがヒット。堀口バランスを崩したが立て直す。堀口カーフキック。堀口ニータップでテイクダウン。テイクダウン。ペティス三角へ。上体を起こしてディフェンスする堀口。ペティス下から蹴り上げる。足をさばいてバックに回った堀口。ペティス立った。ケージ際でバックを取っている堀口。テイクダウンを狙うがすぐ立つペティス。堀口パンチを入れて離れた。遠い間合いから蹴っていく堀口。ペティスのパンチは空を切る。じわじわ出るペティスだが、堀口が入ってくるところにカウンターを合わせようとする。堀口バックスピンキックがボディにヒット。堀口またカーフキック。カットしたペティス。またじわじわプレスするが、左右にステップする堀口。間合いを詰めたペティスが左右のパンチを入れる。ペティスが詰めるとサイドにステップし距離を取る堀口。堀口飛び込んだ。ペティスカウンターを狙う。堀口の右カーフでぐらついたペティス。ゴング。

1R手数で堀口。距離の制し合いで1Rは堀口がペースを握った。

2R。堀口のカーフキックでスリップダウンしたペティス。すぐ立つ。またじわじわ出るペティスだが堀口またニータップ。テイクダウン。ハーフからパスを狙う。ペティス下から蹴り上げ。サバいた堀口だがペティス三角。オモプラッタに移行。しかし外して堀口がバックに付く。膝をついてケージに左半身をもたれたペティスをバックからホールドしパンチを入れる。ペティス腕を掴んで防ぐ。堀口崩してパウンドを入れていく。ペティス立った。堀口離れる。残り1分。またじわじわ出るペティスだが手が出ない。堀口が飛び込んでパンチを入れるとカウンターを狙うが空振り。ゴング。

2R堀口。ペティスがここから展開を変えるかどうか。蹴り上げで右目下に腫れ・カットがある堀口。

3R。ニータップを狙った堀口だが間合いが遠く切られた。またカーフキックを入れる堀口。タックルのフェイントからカーフキック。ペティス掴んでテイクダウンを狙うが引き剥がす。バックキックをボディに入れた堀口。堀口ニータップからケージに押し込みテイクダウン。ハーフ。がっちり押さえ込みパウンド。ペティス残り1分半でようやくガードに戻し座るが、堀口がバックに回った。両足フックは許さないペティス。反転。しかし堀口はすぐに立って離れる。またカーフキック。足が流れるペティス。ペティス飛び込んでパンチを放つが空振り。ゴング。

3R堀口。これで判定負けがほぼなくなり、精神的には圧倒的に優位に立った。ペティスはフィニッシュが必要。

4R。圧を強めるペティス。堀口タックルへ。受け止めたペティス。堀口離れる。またニータップ。テイクダウン。ペティススイープを狙うが返せず。ペティスクローズドガード。会場ブーイング。堀口起き上がり自ら立った。ペティス間合いを詰めてパンチを放つが距離を取る堀口。ニータップのフェイントを見せた堀口。タックル。ギロチンに抱えるペティスだが振りほどき離れる堀口。じわじわ詰めるペティス。堀口のタックルを受け止めたペティスが右ハイキック。かいくぐってかわした堀口だが、ペティスそのまま回転してバックブロー!ビッグヒット!失神KO!

4Rまでリードされていたペティスが逆転KO勝利。

テイクダウンとカーフキック、飛び込んでの打撃でリードしていた堀口だが、4Rに入り遅まきながらペティスがタックルに対応できるようになってきていた矢先のフィニッシュ。ハイをかわして距離を取ろうとしたところにバックブローが予測不能のタイミングで飛び込んできた。堀口は担架で運ばれ退場。ただし意識は戻っているとのこと。

Bellator272:セミファイナル・エマニュエル・サンチェス vs. ジェレミー・ケネディ

フェザー級。サンチェス4位、ケネディ9位。

サンチェスは2014年からBellatorに参戦しているベテラン。2018年にはパトリシオ・ピットブルの王座に挑戦したが判定負け。Bellatorフェザー級トーナメントでは準決勝まで勝ち上がり、パトリシオとの再戦で2度目のタイトル挑戦となったが、1Rギロチンチョークで一本負け。今年7月には元UFCでBellator2連勝中のマッズ・バーネルと対戦したが、カーフキックとタックルで削られ判定負けで連敗中。

ケネディUFCでは3連勝後に現王者ヴォルカノフスキーに敗れたが、それが契約最終試合で、契約交渉がまとまらずにPFL2019に出場。フェザー級トーナメントで準決勝敗退(ただし、相手のダニエル・ピネダから禁止薬物が検出されノーコンテスト)。昨年Bellatorに参戦すると、1勝のみでランキング入り。前回はランキング3位のアダム・ボリッチと対戦し、タックルからテイクダウンで攻めたが判定負け。

ケネディケージに押し込むとタックルでテイクダウン。押さえ込むが、サンチェスケージを使って立とうとする。ケージを蹴って体勢を変えて立ったが、ケネディなおもクラッチしてテイクダウン狙い。シングルレッグに変えてテイクダウン。バックに。サンチェスがスクランブルで逃げようとしたが上をキープしたケネディ。三角を仕掛けたが上体を起こしてディフェンスしたケネディ。パウンド。ゴング。

1Rケネディ

2R。サンチェスが逆にタックル。シングルレッグ。こらえるケネディだがサンチェスバックに回る。しかしケネディ払い腰で投げて上に。サンチェス下から肘。しかしケネディボディロックからパスしてレッグマウントに。足を抜いて立つサンチェスだがケネディがボディロックしてまたテイクダウン。ハーフでがっちり押さえ込んだ。サンチェスガードに戻すが、ケネディがオーバーアンダーパスでパス。バックに回る。チョークを狙う。サンチェス正対して立つが、ケネディなおもバックについてテイクダウン狙い。ゴング。

2Rケネディ

3R。サンチェス打撃で出ていくが、カウンターのタックルでテイクダウン。立とうとする。サンチェスからバックマウント。前に落とそうとするサンチェスだがケネディバックキープし仰向けで四の字ロック。チョークを狙うが入っていない。ケネディマウントに移行。しかしまた反転しバックマウントへ。正対したサンチェスがギロチンに抱えるがディフェンスされている。残り30秒で外れた。上のケネディがパウンド。タイムアップ。

三者フルマークでケネディ勝利。

Bellator272:メインカード第2試合・ジョシュ・ヒル vs. ジャレッド・スコッギンス

バンタム級だったがジャレッド・スコッギンスが4ポンドオーバー。ヒル7位。

35歳のベテランヒル。2013年にTUF18に出場するが勝ち上がれず、翌年からWSOFに出場。王者マルロン・モラエスに2度挑戦したがいずれも敗れてタイトル獲得ならず。2019年からBellatorと契約し、2連勝したが、今年5月の3戦目は現ランキング2位のラフェオン・スタッツに判定負け。

MMA10勝1敗のスコッギンスは昨年10月にBellatorと契約したが、3試合連続で試合が流れる(初戦は相手の体重オーバー、2戦目は自身の怪我、3戦目は自身のコロナ感染による)。1年以上のブランク明けでの試合となるが4ポンドの体重オーバーに。元UFCファイターで、RIZINでも1勝1敗のジャスティン・スコッギンスの弟。

打撃戦から四つに組むとケージに押し込むヒル。膝の打ち合い。スコッギンス離れた。ノーガードからジャブを入れるスコッギンス。右を入れたヒル。両者スタンドで見合いが続くが、残り1分でヒルタックル。テイクダウン。ガードを取るスコッギンスにヒルパウンド。ゴング。

1Rヒル

2R。打ち合いからヒルの右がアゴにビッグヒット!スコッギンス失神!一発KO!

Bellator272:メインカード第1試合・ジョニー・エブレン vs. コリン・ハックバディ

ミドル級。エブレン5位、ハックボディはランク外。

メインに登場する堀口と同じATT所属のエブレン。ここまで9戦全勝で、Bellatorでも5連勝中。バックボーンはレスリング。

ハックバディはMMA10勝3敗でBellator初参戦。昨年コンテンダーシリーズに出場し肩固めで1R一本勝ちしたが、なぜかUFCと契約ならず。その後ローカルでは2勝1敗で今回がBellator初参戦。Bellatorにありがちなランカーの咬ませ犬マッチだが、たまに咬み返される場合もあるので油断はできない。

カーフキックを蹴るエブレン。パンチを打ち込む。ハックバディも蹴る返すが、またエブレンのカーフキックをもらい効いた。そこからパンチのラッシュ。頭を抱えて打たれるハックバディ。タックルからテイクダウンしパウンド連打。ハックバディ立ち上がったが、頭を抱えるのみでレフェリー止めた。

ONE Winter Warriors:スタンプ・フェアテックス vs. リトゥ・フォガット

ONEアトム級GP決勝戦。スタンプ2位、フォガット4位。

ムエタイバックボーンのスタンプ。GP参戦前にアリヨナ・ラソヒナに終盤のギロチンでMMA初黒星を喫したが、GP一回戦でスプリット判定勝ちしてリベンジ。準決勝はリザーバーのジュリー・メザバルバに判定勝ち。

インドのレスリングエリート・リトゥ・フォガットはテイクダウンを武器に一回戦・準決勝と判定勝ち。

いきなりタックルに入ったフォガットだが、スタンプ組み付かせず切る。またタックル。受け止めて組ませず膝を入れたスタンプ。今度はローシングルに入るフォガット。組んだ。ケージに押し込みテイクダウン狙い。ケージで耐えるスタンプ。膝・肘を入れるがフォガット持ち上げてテイクダウン。が、倒されてから押さえ込まれる前に立った。またケージに押し込みテイクダウンを狙うファオガットだが、スタンプ首相撲から膝。フォガット尻クラッチから持ち上げる。スタンプは持ち上げられたままギロチンへ。フォガットケージ際まで押し込むとスタンプ降りた。またテイクダウンを狙うフォガットに膝を入れていくスタンプ。ゴング。

2R。タックルに来たフォガットに膝を入れたスタンプ。フォガット今度はシングルレッグ。テイクダウン。スタンプ下から三角クラッチ。じわじわ深く入る。ギリギリ耐えているフォガット。スタンプ腕十字に移行。極めた!レフェリーストップ!

女子アトム級GP、ここまで全試合が判定決着だったが、決勝でムエタイのスタンプがまさかの一本勝ち。

ONE Winter Warriors:ティモフィ・ナシューヒン vs. ザイード・フセイン・アサラナリエフ

ライト級。アサラナリエフ3位、ナシューヒン5位。

アサラナリエフはONEライト級トーナメント決勝でクリスチャン・リーに敗れて以来、2年ぶりの試合となる。

ナシューヒンはエディ・アルバレスのONEデビュー戦で1RKO勝ち。今年4月にクリスチャン・リーの持つライト級王座に挑戦したが1RKO負けと、ともに前戦はクリスチャン・リーに敗れている。

ナシューヒンの右がヒットしスリップダウン気味に倒れたアサラナリエフ。しかしすぐタックルへ。ケージでこらえるナシューヒン。膝を入れたがローブローに。再開。強打を振り回すナシューヒン。ワンツー。すべてがフルスイング。アサラナリエフは飛び込んでジャブ。ワンツー。さらにワンツー。ヒットしている。ケージに詰めて膝。さらにパンチを顔面に打ち込む。ナシューヒン、顔面から出血。アサラナリエフタックルに入るがこらえたナシューヒン。アサラナリエフ離れた。パンチを入れるアサラナリエフ。ナシューヒンの出血がひどくなりタイムストップ。ドクターチェック。再開。再開後パンチを打ち込むアサラナリエフだがゴング。

2R。ケージに詰めたアサラナリエフのパンチがビッグヒット!ラッシュ!もらっているナシューヒンだがその状態で打ち返す。しかしアサラナリエフの無酸素ラッシュをもらう。アサラナリエフタックルへ。テイクダウン。パスを狙いつつパウンドを落とすアサラナリエフ。ナシューヒンダメージと消耗で防戦一方。またドクターチェックに。続行。ナシューヒンのハーフガードで再開。パウンドを落としていくアサラナリエフだがナシューヒンケージまで移動し立つと離れた。しかしアサラナリエフのパンチがヒット。タックルでテイクダウン。インサイドから強烈なパウンド。立とうとするナシューヒンだがパンチを貰う。立った。アサラナリエフがテイクダウンを狙うがこらえるナシューヒン。残りわずかで離れて右を一発入れたアサラナリエフ。ゴング。

3R。カーフキックを入れたアサラナリエフ。パンチで出るが、ナシューヒンが左右のフックぶんまわし。空振る。アサラナリエフの強烈な右がアゴを打ち抜きぐらつくナシューヒン!追い打ちのパンチでダウン!KO!

アサラナリエフ、クリスチャン・リー戦では2R以降ガス欠しての完敗だったが、今回はかなりしんどい試合ながらも最後まで失速せずフィニッシュした。

ONE Winter Warriors:カン・ジウォン vs. マーカス・アルメイダ

ヘビー級。

5戦全勝全KOのジウォン。アミール・アリアックバリにはパンチで攻め込まれたが、まさかの逆転KO勝ちした。柔術世界王者ブシェシャことアルメイダはONE2戦目。初戦はチョークで一本勝ち。

じわじわ間合いを詰めるアルメイダに対し、ジウォンはステップして距離を取る。アルメイダタックルで飛び込みテイクダウン。ハーフ。抑え込んでパウンド。ケージを使って起き上がろうとするがパンチを入れるアルメイダ。立ったジウォンだがアルメイダすぐにテイクダウンするとバックマウントへ。チョークを狙う。アゴの上から絞めるアルメイダ。真後ろではなく斜めについているアルメイダだが、ジウォンタップ!

一度テイクダウンしてからは離さずタップアウト勝利。