フライ級一回戦。
パラエストラ柏の濱田はキック経験があるが、MMAはプロデビュー戦。
四つに組んで脇を刺される渦巻だがそこからなかなか倒されない。膝を打ち込む濱田だがローブロー。再開。サイドキックを入れる渦巻だが濱田の右をもらった。また両脇を差す濱田だが、そこから逆に倒しに行く渦巻。しかし下に。ハーフから濱田パウンド。サイド。ガードに戻した渦巻。立とうとしたが立てない。渦巻立とうとしていたがパウンド連打が入りレフェリーストップ。
ネオブラなので早めのストップは仕方がない。
フライ級一回戦。
伊藤はプロデビュー戦。フライ級で176cmの長身。井上はローで攻める。伊藤もカーフキックを返す。井上のミドルをキャッチしてパンチを入れる伊藤。両者手数が少ないまま、残り30秒でタックル。テイクダウン。伊藤下から三角を狙う。胸を張って防ぐ井上。パスを狙いつつパウンド。ゴング。
1者伊藤、2者井上。
2R。伊藤組んでケージに押し込む。離れた。伊藤の右がヒットし一瞬腰が落ちた井上。また右が入り膝をつく。井上タックルに。ボディロックしてケージに押し込むと反り投げでテイクダウン。しかし伊藤フックスイープで返した。ハーフ。ガードに戻した井上。密着したまま鉄槌・肘を入れる伊藤。井上は三角を狙うが防いでいる伊藤。残り1分。伊藤立ってパンチを落とす。ゴング。
2R三者井上。
3R。伊藤組んでいく。投げてテイクダウン狙い。倒してハーフバック。呂足フックを狙っていく。バックマウント。足を外して正対しようとする井上だが伊藤のバックキープが続く。タイムアップ。
判定30-27、29-28×2の3-0で伊藤勝利。
フライ級一回戦。
組んでいった大野がスタンドバックから背中に乗ってチョーク。腕をつかんでディフェンスしている愛翔。しかしなおもバックマウント。またチョーク。がっちり入りタップアウト!
大野一本勝ち。
バンタム級一回戦。
ワンツーを入れた矢澤。またワンツー。ぶんぶん降っているが上田のパンチももらっている。もらいながら右をフルスイング。ヒットしぐらついた上田。飛び込んでの右で上田ダウン!すぐ立った上田だが矢澤ひたすらパンチを振り回す。全部全力。上田タックル。潰したが組んでバックに回った上田。スタンドでヘンゾフック。背中に乗った。そのまま後方に引き込んでバックマウント。チョークを狙う。腕をつかんで防ぐ矢澤。四の字バックにした。なんとか正対しようとする矢澤だが回らせない。バックからパウンド。パンチを入れながらゴング。
1R三者矢澤。
2R。1Rの勢いがない矢澤。カーフキックで足が流れる。上田タックル。切った。上田のパンチを貰い矢澤ダウン!グラウンドに行く上田。バックに回りまたバックマウントを狙う。チョーク。タップアウト!
上田逆転勝ち。
バンタム級2回戦5分3R。
田嶋は柔道ベース。柔術からMMAへ。水永は16歳からボクシングを始め、翌年MMAに。
ジャブを打ち込んでいく水永。田嶋がパンチで手数を出していく。左が相打ち。ワンツー。水永は右をヒット。手数を出す田嶋だが、要所で水永の右をもらう。残り10秒の拍子木を終了と勘違いして背中を向けてしまう田嶋。水永がパンチを入れる。ホーン。
1R1者水永、2者田嶋。
2R。田嶋がジャブ。水菜がワンツー。田嶋もワンツーを返す。田嶋打撃から初めてタックルへ。テイクダウン。座った体勢の水永にパンチ連打を入れると寝かせてパウンドラッシュ。ハーフバックの体勢で連打を打ち込む。腕でブロックしているだけで動けない水永を見てレフェリー止めた。
ボクシング・キック・そしてUFCで世界の頂点を取ったホルム。40歳でキャリア14勝5敗だが、5敗のうち4敗がタイトルマッチ。最後にタイトルに挑戦したのは3年前だが、その後2連勝中でまだランキングトップクラスを維持している。現王者ジュリアナ・ペーニャとは未対戦のため、ペーニャがヌネスとのダイレクトリマッチを制すれば挑戦の最有力候補となる。
ヴィエイラは柔道・柔術ベースで押さえ込み主体の地味なスタイル。一時はランキング2位まで上がったが、アイリーン・アルダナにKO負け、ヤナ・クニツカヤに微妙な判定負けでランクダウン。前回、始めてメインに抜擢され、元王者で復帰2戦目のミーシャ・テイト相手にスタンドの打撃戦で手数が少ない展開ながら判定勝ちした。連続での元王者狩りなるか。
ローを蹴るホルム。ヴィエイラ飛び込んで四つに組んでケージに押し込むが、入れ替えたホルムが逆に押し込む。投げを放ったヴィエイラ。膝を着いたホルムの顔面にパンチを入れる。ホルム立ってまた押し込む。押し込みながらパンチを入れていく。また投げを狙ったヴィエイラ。こらえて押し込むホルム。テイクダウンを狙うのではなく、ケージ押し込みのまま細かい打撃を入れていくホルム。ヴィエイラが膝を放つとダブルレッグに。耐えたヴィエイラ。残り1分。押し込むホルムにヴィエイラも膝を返すが手数で負けている。またオーバーフック内股を狙ったヴィエイラ。投げきれずまた押し込まれる。ホーン。
1Rホルム。
2R。パンチからケージに押し込もうとしたヴィエイラだがホルム離れる。パンチを打ち込んだヴィエイラ。四つに組んだホルムだが払腰で投げたヴィエイラ。サイド。ホルムケージ際に移動し立つが、立ち際にパンチを入れる。ケージに押し込むヴィエイラ。ホルムが入れ替えようとしたが、ヴィエイラは引き剥がして離れる。ホルムタックル。シングルレッグ。片足でこらえてケージ際で移動。シングルレッグにチョークをあわせたヴィエイラ。がっちり入っている!顔が紅潮するホルムだが、正対して外れた。またホルム押し込みの体勢。残り1分。また押し込んでパンチ・肘を入れていくホルム。ホーン。
2Rヴィエイラ。残り1分はホルムが押し込んでいたが、ヴィエイラはそこから抜け出せなかったのか、ラウンドを取っているから抜け出す気がなかったのか。
3R。開始時点のライブオッズでは若干ヴィエイラ優勢に。右ハイを入れたヴィエイラだが、ホルム組みついてケージに押し込む。押し込みながら膝。ヴィエイラはやはりここから逃げられないのか。ヴィエイラが膝を入れて離れた。ホルムパンチからまたケージに押し込む。ヴィエイラは膝をボディに入れるが、この体勢が続くと判定で不利というのは認識しているのか。ホルムの押し込みからの打撃が続く。ホルムタックル。切ったヴィエイラ。四つに組んだが放してパンチを入れた。また組むとケージに押し込まれる。ホーン。
3Rホルム。ヴィエイラは四つでケージに押し込まれるのは避けたほうが良いと思うのだが、避けられないのか。
4R。パンチで出てきたホルムだが、打ち終わりに右を合わせたヴィエイラ。ホルムがパンチ連打で突っ込んでくるが、ヴィエイラは下がってパンチを入れ組ませない。ホルムの腹への前蹴りでスリップダウンしたヴィエイラだがすぐ立つ。ホルムが出てくるところにパンチを合わせる展開。またパンチで出たホルム。ケージ押し込み。今度はすぐ引き剥がして離れたヴィエイラ。残り1分。ホルムの蹴りにパンチを合わせたヴィエイラ。パンチで出てきたホルムを組み止めたヴィエイラだがホーン。
4Rホルム。ヴィエイラは最悪の場合はフィニッシュが必要に。
5R。パンチを打ち込んだヴィエイラ。ホルムが組んで押し込もうとするとバック肘。離れた。また組んで押し込もうとするホルムだが押し込ませない。が、また組んだホルム。押し込まれないようにこらえるヴィエイラ。パンチを入れて離れるホルム。またパンチから組んで押し込むホルム。なんとかこらえて離れるヴィエイラ。ホルム前蹴り。ホルムがヴィエイラの足をキャッチするとケージに押し込んだ。そのまま時間を使う。離れた。遠い間合いでサイドキックを入れるホルム。ヴィエイラが蹴りをキャッチするが、またケージに押し込まれる。キムラを狙ったヴィエイラだが、ホルム離れた。ホルムまたタックル。ヴィエイラケージでこらえる。タイムアップ。
判定48-47ホルム、48-47ヴィエイラ、48-47ヴィエイラ。スプリットでヴィエイラ勝利。
手数では全ラウンドホルム、僅差のラウンドもあったが、ホルムのケージ押し込みは評価されなかったのか。
#UFCVegas55 Official Scorecards: Holly Holm vs Ketlen Vieira (@KetlenVieiraUFC)
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ヴィエイラに入れたジャッジは2~4Rをヴィエイラとしている。ホルムに入れたジャッジは3Rホルムで、それ以外のラウンド(1,5Rホルム、2,4Rヴィエイラ)は全員一致。
メディアのジャッジは48-47ホルムが最多。48-47ヴィエイラもいるにはいるが。
ウェルター級。ポンジニッビオ14位。
アルゼンチン出身で現在はATT所属のポンジニッビオは一時期7連勝していたが、負傷欠場での2年のブランク明け後はリー・ジンリャンにKO負け、ジェフ・ニールに判定負けして1勝2敗。柔術黒帯だが、UFCでのフィニッシュ勝利はすべてKO。
元HEATファイターでMMA最高のファンタジスタ・ペレイラ。HEAT時代にはケージからのムーンサルトフットスタンプなども奇想天外な攻めも見せていた。UFCデビュー戦は1RKO勝ちしたが、その後は体重オーバーによる判定負け・終盤スタミナ切れして反則膝による反則負けと連敗。そこから無駄な動きを以前よりは減らして4連勝とし、初のランカーへの挑戦権を手にした。
いつも通りステップするペレイラ。追い詰めていくポンジニッビオ。飛び込んでワンツーを放ったペレイラ。飛び込んで右を入れたペレイラ。ヒット。ポンジニッビオも詰めていくが、ペレイラ飛び膝のフェイント。パンチから膝で飛び込んでスタンドバックを取ったペレイラだが自ら放した。詰めてくるポンジニッビオにミドルを入れる。ケージを背負うペレイラだがそこからパンチを放つ。距離が詰まってきた。ペレイラの右がヒット。残り1分。ポンジニッビオのパンチを交わしてミドルを入れた。ポンジニッビオがパンチで出たが、打ち終わりにパンチを返すペレイラ。ホーン。
1Rペレイラ。今日はトリッキーな動きを一切やらない。
2R。蹴りのフェイントからワンツーを入れたペレイラ。詰めていくポンジニッビオだが、間合いに入ると先にペレイラが手を出している。ワンツー。前蹴りから右を入れて右ミドル。ボディにヒットして一瞬前かがみになったポンジニッビオ。ペレイラ大振りの右。膝。いずれもヒットせず。左が相打ちに。間合いを詰めるポンジニッビオだが、そこに左フックを合わせる。パンチ・蹴りの打ち合い。ポンジニッビオの左がヒット。しかしペレイラが右フックを返す。打撃戦。手を出し続ける。ペレイラのパンチが何度か顔をかすめている。パンチからアッパー。残り20秒でポンジニッビオタックル。背中を向けたペレイラにパウンド。ペレイラが立とうとするところでホーン。
2Rもペレイラ。普通に戦って押している。
3R。前蹴り、ワンツーを打ち込むペレイラ。右ハイ。また右がヒット。手数を出していくペレイラ。またワンツー。カーフキック、ボディストレート。どんどん手数を出すが、ポンジニッビオも打ち返している。このラウンドはポンジニッビオのパンチもヒットしている。ペレイラは手数が減っている。それでも前に出ていく。前蹴り。残り1分。ポンジニッビオの左がヒット。動きが止まった。もう一発ヒット。しかしその後のタックルは切ったペレイラ。ペレイラ詰めて肘を打ち込む。消耗して体が流れているがそれでも手を出すペレイラ。激しい打ち合いでタイムアップ。
29-28ポンジニッビオ、30-27ペレイラ、29-28ペレイラ!スプリットでペレイラ勝利。
#UFCVegas55 Official Scorecards: Santiago Ponzinibbio vs Michel Pereira (@UfcPereira)
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1Rは三者ペレイラ、2Rは2者ペレイラ、3Rは2者ポンジニッビオ。
トリッキーを完全に捨てたペレイラ、5連勝でランキング入りが確定。
ミドル級。
エンジュクアニはBellatorミドル級でトップ戦線で戦っていたが、リリースされるとコンテンダーシリーズに出場しKO勝ちでUFCと契約。2月のUFCデビュー戦ではUFC1勝3敗1NCのマルク・アンドレ・バリオーにわずか16秒でパンチでダウンを奪ってのパウンドでKO勝ち。ムエタイベースのストライカー。
セルビアのトドロヴィッチは無敗でコンテンダーシリーズに出場し、勝利してUFCと契約すると、UFCデビュー戦でKO勝ち。2戦目では地上波ABCのオープニングファイトに抜擢されたが1RKO負けでMMA初黒星。さらに次戦ではUFCデビュー戦のグレゴリー・ホドリゲスに判定負けで連敗。前戦では3連敗中のマキ・ピトーロにタックルでテイクダウンしてのパウンドで勝利して連敗を止めた。次の試合でウェルター級のランカーに挑戦するミシェウ・ペレイラには地元セルビアのイベントで1RKO勝ちしている他、OUTSIDERへの参戦経験もある。
ロー、パンチを入れるエンジュクアニ。トドロヴィッチタックル。がぶったエンジュクアニはアナコンダチョーク。しかし外れた。ハーフ。すぐにケージ際まで移動し立とうとするエンジュクアニ。両足を束ねたトドロヴィッチがレッグマウント。バックに回った。しかしエンジュクアニ立ち上がる。テイクダウンを狙うトドロヴィッチ。正対したエンジュクアニ。なおもクラッチしてテイクダウンを狙うトドロヴィッチ。ダブルレッグへ。シングルレッグに切り替えたが、がぶって膝を入れ離れるエンジュクアニ。組んできたトドロヴィッチのボディに膝を入れながらバックに回る。正対したトドロヴィッチだがその瞬間にエンジュクアニの肘がヒット!トドロヴィッチダウン!KO!
追い打ちの必要がない完全KO。これでUFC2連続1RKO勝ち。
女子ストロー級。
UFC3勝3敗のヴィアナ。12勝全てがフィニッシュ勝利(4KO、8一本勝ち)。ここ2戦はいずれも引き込みガードからの腕十字での勝利だが、さすがにこの攻めはもうバレているか。昨年は強盗を撃退したというニュースで話題にもなった。
SEI☆ZAに参戦していた際は1年間日本に滞在しSEI☆ZAガールズと同居生活していたヒッチ。柔道・柔術ベース。UFC初戦は緊急での出場で階級上のフライ級で体格差を覆せずKO負けでMMA初黒星を喫した。前戦は本来のストロー級に戻してRIZIN参戦経験のあるマリア・オリベイラ(浅倉カンナに一本負け)にテイクダウンしグラウンドで圧倒しての判定勝ち。
グラップラー対決。本来のストロー級では負けなしのヒッチがオッズではフェイバリット。
タックルに入ったヒッチにヴィアナ飛びつきギロチン。しかし外れた。三角クラッチを狙うが、首を抜いて立ったヒッチ。寝ているヴィアナの足を蹴るヒッチ。ヴィアナもガードから関節蹴り。離れてスタンドを要求したヒット。ブレイク。パンチで出るヒッチ。右がヒット。また組んでいったヒッチ。ヴィアナまたギロチン。引き込むが、下になった瞬間に外れた。しかしすぐハイガードから仕掛ける。密着して防ぐヒッチ。上になっているヒッチだが有効な攻めがない。残り1分。上から鉄槌を入れたヒッチだがヴィアナが下から仕掛けると立ち上がる。ホーン。
1R微妙だが仕掛けていたヴィアナか。
2R.ジャブで出るヒッチ。ヴィアナ前に出てパンチ・蹴りをヒット。ヒッチが飛び膝で飛び込んだが、ヴィアナに組まれると引き剥がして離れる。ヒッチ距離を詰めてパンチからタックルでテイクダウン。ハーフ。下からヴィアナが仕掛けようとすると、また自ら立ったヒッチ。寝たまま関節蹴りを入れるヴィアナ。ヒッチまたガードに入っていく。三角を仕掛けるヴィアナだが、立って外したヒッチ。また寝ているヴィアナの足を蹴るヒッチだが、展開なくブレイクがかかる。ヒッチまたタックル。テイクダウン。ホーン。
2Rも微妙。テイクダウンは取っているヒッチだが、そこから攻められていない。
3R。ヒッチパンチからタックル。ダブルアンダーフック。ケージに押し込んだが離れたヒット。ヒッチは飛び込んでパンチ→飛び込んでパンチ→飛び込んでタックル。またギロチンに抱えたヴィアナだがヒッチがテイクダウン。パスを狙いつつパウンドを入れるヒッチだがパスさせないヴィアナ。また立って足を蹴るヒッチ。この体勢になると展開がない。ブレイク。すぐ詰めてワンツーを入れたヒッチ。タックル。倒したがスクランブルで上を取ったヴィアナ。しかしハーフからもぐってまたタックルに入るヒッチ。テイクダウン。またヴィアナのガード。攻めあぐねてまた自ら立ったヒッチ。また足を蹴る。足だけ蹴ってもポイントにならないし時間が過ぎていく。パウンドを落とそうとしたヒッチだが足に阻まれる。結局足を蹴るだけでタイムアップ。
全ラウンド微妙。テイクダウンはしたヒッチだが、そこから有効な攻めがなかった。仕掛けていたのはヴィアナ。しかしヒッチのテイクダウンとどちらが上と判断されるかはわからない。
三者29-28でヒッチ勝利。
素直にヒッチの勝利を称えるヴィアナ。判定になった時点で結果を受け入れていたのかもしれないが、勝っている自信がなかったのなら、寝たところから足の蹴り合いに付き合うのではなく、すぐに立って仕掛けるべきだった。
#UFCVegas55 Official Scorecards: Eryk Anders vs Junyong Park
— UFC News (@UFCNews) 2022年5月21日
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ジャッジは3者ともに1Rヴィアナ、2R・3Rヒッチ。
ミドル級。
元NFLプレイヤーのアンダース。無敗でUFCと契約、その後も連勝していて、3戦目でメインに抜擢されるなど期待されていた選手だったが、その後はライトヘビーに上げたり戻したりを繰り返しながら4勝6敗1NCと中堅以下にとどまっている。35歳と若くはないが、MMAデビューが遅く、まだキャリア8年目。
ここからセミまで4戦続けて日本での試合経験がある選手が続く。ジョンヨンは2017年にHEATでANIMAL☆KOJIにKO勝ちしている。UFCデビュー戦はギロチンで一本負け。その後はグラウンドで塩漬けにする試合で3連勝していたが、昨年10月にはグレゴリー・ホドリゲスにケージに詰めてパンチのラッシュを打ち込んだが、逆にパンチをもらって意識が飛びKO負け。
距離を詰めパンチから組んだアンダース。ケージに押し込む。首をギロチンに抱えるジョンヨン。ボディに膝を入れるジョンヨンだがブレイクがかかる。ローブローではないようだしアイポーク?再開。アンダースがパンチで出る。また組んで押し込む。投げを狙ったジョンヨン。逆にケージに押し込む体勢となるが、さらに入れ替えたアンダース。放してパンチを入れるとまた組み付く。また放してパンチを打ち込む。パンチで出たアンダースに右をヒットさせる。右ミドルから右ストレート。アンダース詰めてパンチをヒットさせるとタックルへ。残り1分。またギロチンに抱えるジョンヨン。テイクダウンしたアンダース。押さえ込まずにバックからパウンドを入れるアンダース。ジョンヨン立った。残りわずかでパンチから出ていくジョンヨン。ワンツーがヒット。ホーン。
1R僅差だがアンダース。
2R。じわじわ詰めるアンダースにロー、パンチを入れるジョンヨンだが、アンダースのタックルで倒される。背中を向けて立ったジョンヨン。正対して離れる。アンダースのワンツーをもらうジョンヨン。打ち返していく。また詰めてきたアンダースにパンチを入れるが、アンダースそのままシングルレッグ。倒せず。離れるジョンヨン。詰めるアンダースにパンチを合わせるジョンヨンだが、アンダースはパンチからタックルへ。受け止めたジョンヨンだが、アンダースの膝がローブローになりタイムストップ。再開。アンダースが距離を詰めてパンチを入れるが、そこからタックルに入るのが読まれていて、ジョンヨンにパンチを合わせられる。入ってくるところに膝からバック肘を狙ったジョンヨンだが、アンダースケージに押し込みテイクダウン狙い。離れるジョンヨン。アンダースまた距離を詰めると、ケージを背負ったジョンヨンにタックル。テイクダウン。すぐ背中を向けて立とうとするジョンヨン。その背中に乗ろうとしたアンダースだが、雑で前に落とされる。ガードを取ったアンダース。ホーン。
2Rも微妙だが、テイクダウンを取っている分だけアンダース。
3R。出てきたジョンヨン。距離が詰まるとタックルに来るアンダースだが、それを引き剥がしてパンチを打ち込んでいく。ケージ際を回るアンダース。出てくるジョンヨンにパンチを放つとヒットするが、ジョンヨンに打ち返されると顔を背けてしまう。タックルに入っても切られる。ジョンヨンはアンダースのパンチはもらっているがかまわず出ていく。タックルは切った。ケージに押し込んだアンダースだが引き剥がし離れるジョンヨン。アンダース、全くテイクダウンを取れなくなったが、逆にパンチがヒットしている。タックルを受け止めたジョンヨンが離れ際に肘をヒット。フェイントもない正面からのタックルを切られる展開が続くアンダース。それでもパンチがヒットしているのはアンダースなので、ヒット数では負けていない。下がりながらパンチを出していく。残り30秒。ジョンヨンパンチ連打。アンダース下がった。シングルレッグ。切ってパンチを入れたジョンヨン。タイムアップ。
29-28、28-29、29-28のスプリットでジョンヨン勝利。
1R・2Rは微妙だったし割れるのは致し方ない。
アンダースは打撃に顔を背けたり、3Rは逃げ気味のタックルを切られる展開がずっと続くなど、判定は僅差だったが内容は良くなかった。年齢的にも伸びしろがなさそう。
#UFCVegas55 Official Scorecards: Eryk Anders vs Junyong Park
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スコアカードでは全ラウンド割れていた。
ミドル級。
ホームズは昨年10月のコンテンダーシリーズで判定勝ち→翌月のFuryFCで追試の試合が組まれてKO勝ちしたことでUFCと契約。2ヶ月後の今年1月に早くもUFCデビューしたが、1勝2敗のジェイミー・ピケットに後半動きが落ちて判定負け。
マケドニアのアメドフスキーはUFC0勝2敗で2年8ヶ月のブランク明け。ローカル時代は8戦全勝全KOだった。イタリア・ローマでキャリアを積んでおり、ローカル時代の相手のレベルは不明。UFC初戦はランカーになったこともあるクシシュトフ・ジョッコにテイクダウンから固められての判定負け、2戦目はUFC0勝3敗のジョン・フィリップスに序盤の打ち合いでパンチを貰いKO負け(フィリップスはその後2連敗でUFCをリリースされている)。昨年、一昨年に3度試合が組まれたが、怪我やコロナ陽性などで消滅している。
ジャブを突くホームズ。アメドフスキーは間合いを詰めていく。そこにカーフキック、ジャブをあわせるホームズだがケージまで下がる。ホームズの飛び膝が顎に入り崩れ落ちたアメドフスキー。パウンド。背中を向けて立ったアメドフスキーだがホームズテイクダウンするとパウンドからチョーク。足をフックしないままの絞めだったがアメドフスキータップ!
プレリムメインの未勝利戦はホームズが2戦目でUFC初勝利。
KO勝ちしたホームズだが、「自分はこの階級で一番のグラップラー」とコメント。