格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+76:第1試合・平良達郎 vs. ヘスス・アギラー

フライ級。

平良のUFC3戦目。初戦は終盤圧倒しての判定勝ち。2戦目は体重オーバーしたC.J.ベルガラから2Rにバックを奪うと、チョークから腕十字に切り替えて一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。今回はランカークラスとの対戦になるかと思ったが、UFCデビュー戦の格下との試合に。

アギラーはプロデビュー戦で敗れてから8連勝中。特にギロチンでの勝利が4度あり、昨年8月のコンテンダーシリーズでの試合でも、再三ギロチンを仕掛けて3Rに仕留めている。一方で、打撃は荒っぽく振り回すパンチが多く、シングルレッグ・ダブルレッグでテイクダウンを奪う一方で、反り投げを狙って潰され逆にマウントを取られるなど、全体的に攻めが雑。一度MMAからセミリタイアし、その間に日本料理レストラン「Monitos Sushi y Teriyaki」をオープンしている(ただし、日本料理を食べたことがなく、アギラーが考えた日本風料理を提供している)。

オッズは今年のUFCで一番の大差で平良がフェイバリットになっている。

いきなりカーフキックでスリップした平良。立て直して組もうとしたが、アギラー得意のギロチンにかかえて下に。しかしハーフで浅い。アギラーも力は入れていないが、平良も無理に動こうとはしていない。ゆっくり体勢を変えていく。アギラー右手を放した。首が抜けた平良。ハーフ。残った足を抜きに行く。マウント!残り90秒。肘。ヒクソンクラッチ。外れた。マウント三角へ。アギラーが返すが、平良下になり絞める。アギラー左腕を入れて耐えている。腕狙いに切り替えた平良。三角十字でタップアウト!

平良UFCデビューから3連勝。前回と同じく腕十字、今度は1Rで極めた。

Bellator290:セミファイナル・ジョニー・エブレン vs. アナトリー・トコフ

ミドル級タイトルマッチ5分5R。トコフ3位。

昨年6月にムサシを破りタイトルを獲得したエブレンの初防衛戦。レスラーで、プロ5戦目からBellatorに参戦し、ここまで全勝。ムサシ戦では1Rパンチでぐらつかせると、2R以降もバックを奪う展開でフルマーク判定勝ち。

ヒョードルチーム所属でRIZIN参戦経験もあるトコフはBellatorデビューから6連勝し、初のタイトル挑戦。 シャラフ・ダヴラトムロドフ戦ではいきなりダウンを奪われピンチに陥ったが、後半盛り返してスプリット判定勝ち。昨年6月の前戦は、Bellator初参戦で11勝5敗の36歳という微妙な相手との対戦で1Rフィニッシュ勝利。

パンチを打ち込む両者。間合いが近い。ちょっと距離を取ったトコフ。エブレンカーフキック。トコフの左がヒット。左右のパンチを振り回したエブレン。トコフバランスを崩したが立て直す。エブレンの蹴りをキャッチして組み付いたトコフだが、エブレン正対して引き剥がした。ミドルを入れたトコフ。エブレンカーフキック。パンチで出てきたトコフを組み止める。またパンチで飛び込んだトコフだが、エブレン組んでケージに押し込もうとする。押し返すトコフ。ダブルアンダーフックで背中でクラッチしたエブレンだが、テイクダウンに行かず押し込んで膝。離れ際に肘を放った。ゴング。

1Rはあまり差がないラウンドだが、ややエブレン。

2R。トコフの右がヒット。エブレンはジャブを打ち込んでいく。右を入れたエブレン。右ミドル。キャッチしたトコフだが放した。ミドルの蹴り合い。右を入れるエブレン。エブレン、パンチが大振り。カーフキックに右を合わせたトコフ。左がヒット。エブレンのタックル。切った。エブレンすぐにパンチを入れたがトコフのパンチがヒットし一瞬効いた。エブレンの右がヒットしトコフダウン気味に倒れた。すぐ立ったがエブレンタックル。テイクダウン。背中を向けて立つトコフにパウンドを入れ続ける。スタンドバック。顔面に膝を入れるエブレン。トコフ正対。ゴング。

2Rエブレン。

3R。エブレンタックル。テイクダウン。トコフバックを取らせて立ち上がり正対したが、エブレンはすぐにダブルレッグに入る。またテイクダウン。トコフ背中を向けて立つ。スタンドバックでコントロールするエブレン。投げた。また立って正対したトコフ。離れる。エブレンが右、ローを入れる。トコフ消耗してきたか。タックルに入るエブレンだが、距離が遠くがぶられた。すぐ立つエブレン。トコフがパンチを振り回すがエブレンかわす。右。トコフもパンチが大振りになってきた。ゴング。

3Rエブレン。両者消耗して動きが緩慢になってきた。

4R。大振りのパンチを放つエブレン。バランスを崩し下になったがすぐに立った。またタックル。テイクダウン。トコフが立とうとしたところでバックに回る。片膝をついたトコフからハーフバック。ケージに寄りかかって真後ろにはつかせないトコフ。立ってスタンドバックに。正対しようとするができない。エブレンダブルレッグでテイクダウン。トコフガードに。インサイドから肘を入れるエブレン。ゴング。

4Rエブレン。

5R.エブレンがまたタックルからテイクダウンを奪う展開。トコフが背中を向けると、バックマウントではなくバックコントロールで殴っていくエブレン。トコフ立つもまたテイクダウンを奪いバックに付く展開。残りわずかでジャーマンで投げたエブレンだが、放してしまい立たれる。が、またタックルへ。トコフギロチンに抱えたがテイクダウンを許し外れた。タイムアップ。

50-45、49-46×2の3-0でエブレンが王座防衛。トコフ、メインのヒョードルにつなぐことは出来ず。

Bellator290:メインカード第1試合・サバウ・ホマシ vs. ブレナン・ワード

ウェルター級。ホマシ8位。

MMA引退後刑務所に収監されるなど波乱の人生を送っているワードの知名度によりメインの地上波中継に抜擢された試合。ワードは復帰から2戦はBellator初参戦の咬ませ犬相手にKO勝ちしているが、今回はBellator6勝4敗のランカー・ホマシとの対戦に。

詰めたワード。膝を入れるホマシにシングルレッグ。しかし引き剥がしたホマシ。ローキックで足を払われスリップダウンしたワード。すぐ立った。パンチで出るワードだがホマシのアッパーがヒット。インローでまた膝を着いたワード。パンチで出ていく。ケージに詰めたが、ホマシがパンチを返す。しかしワードタックル。テイクダウンしてバックマウントに。チョークを狙うが防がれている。マウントに行こうとした瞬間に立ったホマシ。スタンド。右を入れる。ワードもパンチを出すが飛び膝をもらった。さらにワンツー。ワードパンチで出て行くがちょっとふらつき気味。ホマシの飛び膝をブロックすると、ホマシ着地に失敗しスリップダウン。すぐバックに回るワード。反転して立ったホマシ。ホマシも疲れが見える。ワードパンチラッシュ。連打からタックルを狙ったが切られた。ゴング。

1Rややホマシ。

2R。また詰めていくワード。パンチを打ち込む。ホマシが右を入れるが、ワードのパンチでダウン!ギロチンに抱えたワードだが、放してパウンド・肘。ホマシのバックに回る。立ったホマシだが背中を向けたところに右ハイ!ダウン!ワードバックからパウンド連打!レフェリー遅めのストップ。

Bellator290:第7試合・ロレンツ・ラーキン vs. ムハメド・ベルカモフ

ウェルター級。

昨年7月に対戦した試合の再戦。前回はベルカモフがタックルに入ったところで、ラーキンが後頭部に肘を打ち込み続行不能となりノーコンテストになっていた。

ラーキンは日本大会でのK太郎戦で体重オーバーして以降はミドル級で戦っていたが、前回の対戦からウェルター級に戻している。2017年にドゥグラス・リマのタイトルに挑戦し判定負け、ポール・デイリーにKO負けしてから5年半で6勝0敗1NC。

元ACB王者のベルカモフは29歳でキャリア15戦無敗。2021年にBellatorデビュー戦で勝利し、昨年のラーキン戦が2戦目だった。バックボーンはレスリング。

プレッシャーをかけるベルカモフ。ケージを背負うラーキン。カーフキックを入れたがそこにパンチを返すベルカモフ。組もうとしたベルカモフだが、そこにラーキンの右肘がテンプルにヒット!ベルカモフ意識が飛んで前のめりにダウン!KO!

ベルカモフが両腕を脇に差して頭部ががら空きになったところに強烈な肘。完全決着。

Bellator290:第6試合・ヘンリー・コラレス vs. アクメド・マゴメドフ

フェザー級

Bellator8年のベテランで8勝6敗のコラレス。アーロン・ピコやジョージ・カラカニヤンに勝利しているが、パトリシオ、コールドウェル、アーチュレッタらには負けている。

ロシアのマゴメドフはキャリア10戦全勝。BraveCFを主戦場としていたが、昨年7月にBellatorデビューし、同じくBellatorデビュー戦のケビン・ブーンに1Rチョークで勝利している。

マゴメドフがプレスしてケージを背負わせるとタックルに。ダブルレッグ。ケージでこらえるコラレスだが、尻餅をつかせた。背中を向けて立つコラレス。離れたが即またタックルに入りスタンドバックにつく。正対したコラレス。離れる。カーフキック。プレスするマゴメドフだがコラレスがパンチ・カーフキックを入れる。マゴメドフがパンチから組もうとするが、受け止めるコラレス。アッパーを入れたマゴメドフ。またカーフキック。足が流れるマゴメドフ。パンチで出た来られう。またカーフ。されにもう一発。ゴング。

1Rマゴメドフ。

2R。詰めるマゴメドフ。タックルに入るが切られた。またパンチで出て組もうとしたが、コラレス組ませない。またカーフ。どんどん蹴る。マゴメドフワンツー。マゴメドフが詰めてパンチを入れていく。アッパー。パンチの手数ではマゴメドフ。コラレスは単発になっている。残りわずかで手数を増やしてきたコラレス。ワンツーがヒット。パンチにタックルを合わせたマゴメドフだがゴングの後。2R終了。

終盤手数を増やしたコラレスだが、ややマゴメドフのラウンドか。

3R。ミドルを蹴ったコラレスだが、キャッチしたマゴメドフがスタンドバックに。しかし正対して引き剥がしたコラレス。またカーフ。相当効いているはずだが、その様子を見せないマゴメドフ。マゴメドフまたタックル。テイクダウンしたが倒され際にすぐ立ったコラレス。引き剥がした。またタックル。切るコラレス。またカーフ。マゴメドフワンツー。しかし打ち終わりに左を返したコラレス。そしてカーフキック。さすがに効いている。スイッチしたマゴメドフ。残り1分。マゴメドフタックルに入るが切られる。カーフキック。効いているがパンチを返すマゴメドフ。コラレスが最後にパンチで攻めた。タイムアップ。

3Rコラレス。2R次第。

三者29-28でコラレス勝利。マゴメドフはMMA初黒星。

Bellator290:第5試合・スティーブ・モウリー vs. アリ・イサエフ

ヘビー級。モウリー5位。

モウリーはキルクリフFC所属で、デビュー以来11戦無敗。Bellatorでも7戦無敗。昨年8月に元暫定王者のワレンティン・モルダフスキーと対戦したが、1Rにアイポークをもらってノーコンテストになっている。得意技はキムラ。

ロシア・アゼルバイジャン二重国籍のアリ・イサエフは39歳。2008年北京五輪レスリングフリースタイル・アゼルバイジャン代表として出場(同じ年にコーミエ、アスクレン、セフードも出場している)。2016年に32歳でMMAデビュー。2019年にはPFLに出場し、全勝で優勝して100万ドルを獲得した。PFLには2021年にも出場予定だったが医学上の理由により欠場。さらに、昨年も出場予定だったが、試合は消滅。今回のBellatorデビュー戦は、2019年のPFL決勝戦以来、3年以上のブランク明けとなる。

打撃からタックルに入ったイサエフ。テイクダウン。サイドを取っている。モウリーのガードに。クローズドガードのモウリー。イサエフ密着したままパウンド。モウリーは下から肘。引き剥がそうとして下から押しているが離れないイサエフ。ガードから得意のキムラを狙うがゴング。

1Rイサエフ。

2R。バックスピンキックを出したイサエフ。モウリーシングルレッグ。こらえたイサエフ。しかし雑に投げようとしたところで潰され、モウリーがバックに。バックマウントからチョーク。外れたがバックマウントで体を伸ばされる。そのままパウンドラッシュ。体を伸ばされて身動きがとれないまま殴られているが、レフェリーのハーブ・ディーン、安定のスルー。正対するイサエフに肩固め。サイドに出て絞めるが肘を立ててディフェンスしているイサエフ。モウリーマウントに戻した。ブリッジで返そうとしたイサエフだが、またバックを取られる。モウリーパウンド・肘からまた肩固めへ。しかし浅いと見て離した。パウンド。下のイサエフは消耗もあるのか動けない。モウリーも疲れたのか、マウントキープが続く。ゴング。

2Rモウリー10-8。

3R。モウリー後退。すでにグロッキー。パンチで出たモウリー。ケージに押し込んで膝。離れた。イサエフタックル。テイクダウン。ガードのモウリーに密着したまま肘。モウリーも疲れているのか、下で動きがない。立とうとする意思も見えない。細かくパウンドを入れていくイサエフ。タイムアップ。

28-28×3でドロー。

2RにKO寸前まで追い込んだモウリーだったが、そこでガス欠になってしまったか。ハーブ・ディーン以外なら止めていたと思うが。

Bellator290:第4試合・クリス・ゴンザレス vs. マックス・ロスコフ

ライト級。

グレコで全米2位のレスリングエリート・ゴンザレス。MMA2戦目からBellatorに参戦し、5連勝したが、ゴイチ・ヤマウチに1RKO負け。サワッド・アワッドには秒殺KO勝ちしたが、昨年7月のウスマン・ヌルマゴメドフ戦ではまたも1RKO負けした。

高校・大学とレスリングで活躍し、柔術ではロバート・ドライスデールに師事するロスコフだが、MMAデビューから全試合フィニッシュ勝利し、直前の代役としてUFC参戦を果たすもスタミナが切れ、2R終了後にギブアップ。諦めたことが悪印象だったのか、この1試合のみでリリースされた。ローカルで2連勝して昨年Bellatorと契約したが、試合前のメディカルチェックをクリアできず欠場。今回は1年3ヶ月ぶりの試合となる。

ロスコフのパンチにバランスを崩しかけたゴンザレス。タックルに入るが止められる。一本背負いを狙ったが不発。離れた。パンチで出るゴンザレス。ロスコフ四つに組んだが離れる。残り30秒で距離を取るゴンザレス。両者出ていかない。見合いのままゴング。

1Rはどちらも明確に取ったと言い難い。

2R。タックルをかわしたロスコフが逆にバックに回った。逃れようとしたゴンザレスからマウント。上半身を起こしたゴンザレス。ロスコフ首を抱えてギロチンの体勢に。が、フックスイープで返すと立ち上がったゴンザレス。パンチを入れたゴンザレス。一瞬遅れて効いたロスコフ。追い打ちのゴンザレスの右がヒットしロスコフダウン!パウンド連打。まったくガードできず打たれているロスコフ。レフェリーのフランク・トリッグ、ストップに入るのが遅れる。KO。

ゴンザレスKO勝利。

Bellator290:第3試合・グラント・ニール vs. カール・アルブレックソン

ライトヘビー級。ニール6位、アルブレックソン9位。

プロ2戦目からBellatorに出場し、ここまで6勝1敗のニール。アレックス・ポリッツィにスプリット判定で敗れてMMA初黒星を喫したが、前戦はクリスチャン・エドワーズに判定勝ち。

スウェーデンアルブレックソンはRIZINで現王者ネムコフに勝利しているが、モルダフスキーやプロハースカに敗れている。Bellatorではここまで2勝2敗。

ニールがタックルに入る。ダブルレッグでケージに押し込んだ。離れたアルブレックソン。ニールまたタックルへ。ダブルレッグでケージまで持ち込み尻餅をつかせた。ケージを背に座った体勢のアルブレックソンが立とうとするが、左腕で腰を抱えて立たせないニール。右腕で殴る。時間が過ぎていく。残り15秒で立ったアルブレックソン。正対したところでゴング。

1Rニール。

2R。打撃でプレスするアルブレックソン。ニールはカーフキック。ジャブを入れるアルブレックソン。ニールまたダブルレッグ。切ろうとしたアルブレックソンだがテイクダウンを許す。またケージを背に座った体勢のアルブレックソン。背中を向けて立った。正対。離れる。アルブレックソンカーフキック。しかし無理に攻めない。ゴング。

2Rは微妙。

3R。ジャブを入れていくアルブレックソン。カーフキック。ニールは手数が減った。タックル。切ったアルブレックソン。また打撃を入れていく。ニールシングルレッグ。片足で脇を差しこらえたアルブレックソン。離れる。ジャブ。手が出ないニール。残り10秒でタックルに入ったニールだがタイムアップ。

29-28アルブレックソン、29-28ニール、29-28ニール。スプリットでニール勝利。

微妙な2Rで割れたか。

Bellator290:第2試合・アレハンドラ・ララ vs. ジアナ・アフサラゴワ

女子フライ級だったが、アフサラゴワが2.8ポンドオーバーしキャッチウェイトに。

ララはタイトル挑戦経験もあるが、現在は3連敗中でランク外。2019年12月から3年以上勝ち星がない。渡辺華奈のBellatorデビュー戦で対戦しスプリット判定負けしている。

ロシアのアフサラゴワはビジュアル人気先行型ファイターで、レスリングではロシア選手権カデットの部3位の実績がある。ここまで5戦全勝、Bellatorでも3連勝中。

打撃戦から組んだララ。スタンドバックに回るが、アフサラゴワが振りほどいて離れた。右を当てたアフサラゴワ。ララも荒っぽいパンチを返す。また右を当てたアフサラゴワ。ララはちょっと攻めあぐねている。前に出るがジャブで止めるアフサラゴワ。最後に詰めて肘を入れたララ。ゴング。

1Rパンチの正確さ・手数でアフサラゴワ。

2R。右を当てたアフサラゴワ。右が相打ちになるが、アフサラゴワが追い打ちをヒット。左右のフックを振り回したララだが空振り。また右を入れたアフサラゴワ。鼻血を出しているララ。パンチを振って出るララ。連打を放つがアフサラゴワかわした。また右をもらったララ。また連打で出て行くがヒットがない。それでもパンチで出ていく。ヒット率は低いが手数を出している。パンチから組もうとしたが引き剥がされた。ゴング。

2Rアフサラゴワ。

3R。打撃戦が続く。ララの攻めがやや落ちたが、2Rは取っているかもしれないという判断か?アフサラゴワは少し手数が減った。体重オーバーによるスタミナ切れもあるか?大きなヒットは少ないが手数で上回るララ。タイムアップ。

29-28アフサラゴワ、29-28ララ、29-28アフサラゴワ。スプリットでアフサラゴワ勝利。

過去最強の相手に勝ったアフサラゴワだが、体重オーバーもあり、後半失速した。

Bellator290:第1試合・ダリオン・コールドウェル vs. ニキータ・ミハイロフ

バンタム級

元王者コールドウェルだが、堀口に負けてタイトルから陥落してからはフェザー級に転向。しかしトーナメントでAJ・マッキーに敗れると再びバンタムに戻す。が、レアンドロ・イーゴとエンリケ・バルゾラに敗れ、現在3連敗中。

ヒョードルチームのミハイロフは昨年4月にバンタム級トーナメントワイルドカードに出場したが、エンリケ・バルゾラのレスリングゲームに劣勢となり三者フルマークの判定負け。今回はそれ以来の試合。

つっこんだミハイロフをかわして左フックを引っ掛けたコールドウェル。さらに飛び膝。四つに組んでケージに押し込む。投げたミハイロフだが、投げをすかしたコールドウェルがバックに回る。バックマウント。反転したミハイロフがガードを取る。下からリカバリーがないミハイロフ。コールドウェルがインサイドで固めつつパウンドを入れる。下から仕掛けようとするミハイロフだが読まれている。ゴング。

1Rコールドウェル。

2R。コールドウェルがパンチを打ち込みタックルでテイクダウン。バックに回りチョーク。ハーフバックからフルバックにして絞めるが、引手をつかんで防いでいるミハイロフ。反転しようとしたミハイロフだが、コールドウェル上をキープし、またミハイロフのガードに。上から密着するコールドウェル。が、レフェリーブレイク。蹴りを放つミハイロフだがコールドウェルがまたテイクダウン。ミハイロフ、簡単に倒されすぎ。また密着して殴るコールドウェル。ゴング。

2Rコールドウェル。ミハイロフはフィニッシュが必要。

3R。プレッシャーをかけるミハイロフ。コールドウェルはもう逃げ切りを視野に入れているのか出ていかない。ローを蹴るミハイロフ。ミハイロフがタックルへ。がぶろうとしたコールドウェルだがボディロックしてバックに回ったミハイロフ。ケージ際まで移動し、体側をケージにつけてバックマウントを防ぎ立った。正対。四つの攻防。投げを狙ったミハイロフだがコールドウェル離れた。残り1分。また四つに組んだコールドウェル。大きなパンチを貰わないようにクリンチを続ける。ミハイロフ投げて上に。背中を向けたコールドウェル。バックから殴るミハイロフだがタイムアップ。

三者29-28でミハイロフ勝利。

1,2Rのどちらがミハイロフに?コールドウェルも上からダメージを与える攻めはなかったが、ミハイロフにそれがあったわけでもなく、謎すぎるジャッジ。