格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★Dynamite!!〜勇気のチカラ2010〜予想と展望

試合順はまだ未定。戦極と同じく、Bodogのオッズと併せて紹介。

▼DREAMヘビー級ワンマッチ 5分3R
1.17 アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー/K-1 WORLD GP 2010王者)
VS
5.00 トッド・ダフィー(アメリカ/グラッジ・トレーニング・センター)

全試合KOのパーフェクトレコードを引っさげてUFCに参戦し、初戦でUFC最速KO記録を塗り替えた男・トッド・ダフィー。第2のシェイン・カーウィンと言われたほどの勢いがあったが、初黒星を喫したやれんのかファイター・マイク・ルソー戦では底が見えてしまった感があった。しかしこの直前で連れてきたにしては十分すぎる選手。準備期間がないのが気の毒だが、一発入れば分からない。
まあアリスターのKO勝ちで。
しかしこの期に及んで「暫定王座決定戦にするかどうか検討」とは?そんないい加減なものなら、別にかけてもいいし、かけなくてもいいし。検討する意味が分からない。今からベルトの用意が出来るのだろうか。予め用意しているのかもしれないが。

▼DREAMフェザー級タイトルマッチ 1R10分、2・3R5分
1.56 ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/レボリューション・ファイトチーム/王者)
VS
2.50 高谷裕之(高谷軍団/挑戦者)

前回のフェザー級GP決勝では、ビビアーノが終始押しているように見えたが、判定はスプリット。ただし、高谷は準決勝の所戦でダウンを奪われるなど苦戦したのに対し、ビビは秒殺一本勝ちだったというハンデもあった。試合へのモチベーションも高谷が上だろう。高谷がダウンを奪っての判定勝ちと予想。

▼DREAMウェルター級タイトルマッチ 1R10分、2・3R5分
1.47 マリウス・ザロムスキーリトアニア/LONDON SHOOT FIGHTERS/MMA Bushido/王者)
VS
2.75 桜庭和志LAUGHTER7/挑戦者)

これまたとってつけたようなタイトル戦。ザロムがSFで連敗しているのと、北米での桜庭幻想があるのか、わりと競ったオッズに。桜庭はザロムのスピードについていけないのでは。しかし、弁慶戦のようにいきなり足関に行くようなジャンケンに持ち込めば、ある程度は勝機がある。そして、そういう一か八かの戦法の方が勝率は高いかもしれない。
一度弁慶戦で見せているので、対策が出来ていたザロムがパウンドでKO勝ち。

▼DREAM特別ルール 1R3分 キックルール/2R5分 DREAMルール
- 青木真也パラエストラ東京/第2代DREAMライト級王者)
VS
- 長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2010 -70kg Japan Tournament優勝)

1Rキックで3分、2Rが総合で5分。1RもK-1グローブではなくOFグローブで、「K-1ルール」じゃなく「キックルール」なのは、首相撲解禁ということ?
どっちにしても2Rまで来たら青木が極めるだろうから、3R以降はもともとただの飾りだったと思ってもいいか。キックルールになった分、組み付いてもすぐにブレイクがかからなくなるのは青木にとってはいいかもしれない。ブレイクがかからなくなるのかどうか知らないけど。
それでなくても「3分以内にKOできなければ負け」というルールは厳しいと思うので、青木が2Rに腕十字で一本勝ち。

▼DREAMライト級ワンマッチ 5分3R
1.77 川尻達也(T-BLOOD)
VS
2.00 ジョシュ・トムソン(アメリカ/アメリカン・キックボクシング・アカデミー/元ストライクフォース世界ライト級王者)

これが大晦日で一番のカードか。
JZカルバンを物差しにすれば、川尻はトムソンをテイクダウンできるだろう。下になったトムソンはあまり怖くなかった。パウンドで削って判定勝ち。リングということもあるし、川尻にとっては今回は勝ちが義務付けられた試合。勝ってSFに乗り込んで欲しい。

▼DREAMフェザー級ワンマッチ 5分3R
1.87 宮田和幸(Brave/シドニー五輪レスリング日本代表)
VS
1.87 宇野 薫(UCS)

オッズがイーブン。互角と見られている。二人ともライトから落とした選手ではあるが、もともとライト級では体が小さく人より減量をせずに戦っていた宇野より、宮田の方がフィジカルでは上。宇野は年齢的な衰えもある。打撃では宇野だと思うが、宮田のタックルに潰されそう。
宮田判定勝ち。

K-1 MAXライト級ワンマッチ 3分3R延長1R
1.47 大和哲也(大和/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament優勝)
VS
2.75 西浦“ウィッキー”聡生(STGY)

K-1ルールではデビュー戦となるウィッキーだが、元々61kgで戦っていた大和に対し、通常体重70kg台後半のウィッキーはフィジカルで勝っている。ウィッキーにも勝機は十分ある。
ウィッキーが一発入れてKO勝ち。

K-1ヘビー級ワンマッチ 3分3R延長1R
1.38 京太郎(チームドラゴン/K-1ヘビー級王者)
VS
3.05 ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ/DREAMライトヘビー級王者)

オッズでは大差で京太郎有利。何しろK-1の現ヘビー級王者だ。負けたら、K-1の価値が大きく揺らぐ。ムサシがK-1に継続参戦することもないだろうし。
京太郎はいつも通り距離を取ってのカウンター狙いか。あっという間に3分3Rが過ぎて、クリーンヒットが多い分、微差判定で京太郎の勝ちと予想。

▼DREAMフェザー級ワンマッチ 5分3R
1.20 所 英男(チームZST
VS
4.00 渡辺一久(フリー)

オッズはもっと離れていいのでは。所もこのところ勝てないので、見せる試合より勝つ試合をすると言っているし、体格差もあるので、テイクダウンをとってすぐなんか関節技で一本。

▼DREAMウェルター級ワンマッチ 5分3R
1.87 桜井“マッハ”速人(マッハ道場)
VS
1.87 ジェイソン・ハイ(アメリカ/Team Bodyshop)

マッハはどれだけ動けるのだろうか。ディアス戦の序盤はちょっと良かったけど。マッハのテンション次第だと思うが、ハイに押されそう。
ハイ判定勝ち。

▼DREAM無差別級ワンマッチ 5分3R
1.61 ミノワマン(フリー/スーパーハルクトーナメント優勝)
VS
2.35 泉浩(プレシオス/アテネ五輪柔道銀メダリスト)

日本人相手だと空気読みがちのミノワマン。いつも通り、足関に行って勝つか負けるかという試合になるか。それにはテイクダウンしないといけないけど、最近ミノワマンのタックルの精度が落ちている気がする。同体格で普通にタックルでテイクダウンするような相手とやっていないから仕方がないのかもしれないが。泉は実際に試合に出るというくらいレスリングを磨いているし、テイクダウンを奪うのは難しそう。
泉が押さえ込みから判定勝ち。

▼DREAMウェルター級(77kg契約)ワンマッチ 5分3R
古木克明SMASH
VS
アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チーム・オロゴン) 

ウェルター(76kg)より1kg重い77kg契約。アンディは通常体重75kgあるかないかだというし、事実上の体重ハンデマッチか。
古木は総合の練習を始めてまだ1年ちょっと。すぐにプロの試合に出すために、まずは打撃を徹底的に覚えてきたんだろう。なので、アンディを押さえ込んで一本を取るようなグラウンドの技術はないと見る。そして打撃なら、体重差があってもアンディが上。アンディKO勝ち。

▼DREAMヘビー級ワンマッチ 5分3R
石井 慧(アイダッシュ/北京五輪柔道金メダリスト)
VS
ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)

石井が勝つとしたら3R押さえ込み判定勝ちだが、3R組み付いてテイクダウンして上を取り続けられるか。スタミナが切れた後半に打撃をもらってKO負けしそう。石井の打撃も見てみたい。

▼DREAMヘビー級ワンマッチ 5分3R
- 水野竜也(フリー)
VS
- セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ゴールデン・グローリー

最近落ち目のハリトーノフとはいえ、階級下の水野に負けるほどは落ちぶれてはいないだろう。ハリKO勝ち。

アントニオ猪木プロデュースIGF特別ルール 5分3R
鈴川真一
VS
ボブ・サップ(アメリカ/チーム・ビースト)

IGF特別ルールは素手でパンチ無し。ボディへもパンチ禁止?非常にどうでもいい。もしプロレスをやるなら、中途半端な偽ガチじゃなくて、思い切り振り切って欲しいが。鈴川のつっぱりをもらったサップがトラウマ発動でうずくまってTKO負け。
31日午後4時より会場から速報します。