格闘技徒然草

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★Strikeforce「Barnett vs Cormier」:予想と展望

スカパーのPPVで放送されるメインカードはこちら。

<ヘビー級GP決勝/5分3R>
ジョシュ・バーネット:248ポンド(112.49キロ)
ダニエル・コーミエ:238ポンド(107.95キロ)

ストライクフォース世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ギルバート・メレンデス:153ポンド(69.39キロ)
[挑戦者]ジョシュ・トムソン:153ポンド(69.39キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マイク・カイル:203ポンド(92.07キロ)
ハファエル・フェイジャォン:206ポンド(93.44キロ)

ウェルター級/5分3R>
クリス・スパン:169ポンド(76.65キロ)
ナフション・バレル:170ポンド(77.11キロ)

スカパーはこの4カードのみの中継で3,150円。コスパ悪すぎ。
メインは紆余曲折を経てようやく実現するヘビー級GP決勝戦ヒョードルアリスターも消え、ジョシュとリザーバーのコーミエが優勝をかけて対戦する。
ジョシュは組み合わせに恵まれたこともあり、まったく危なげなく勝ち上がってきた。ここ10年間での負けは、PRIDE時代のミルコ戦(3回)とノゲイラ戦のみ。一方、現在進行形のトップ選手との試合経験も不足していて、ランキングに入れるのが非常に難しい選手。
対するオリンピックレスラーのコーミエは、ジョシュより1歳若いだけだが、総合のキャリアはまだ3年に満たず、試合数も4分の1しかない。しかし、レスリングだけではなく、最近2戦では打撃でも進化を見せている。
お互い実力測定ができていない選手同士の対戦。スポーツブックのオッズもほぼ五分。ジョシュは他のPRIDE出身選手のような衰えを試合では見せたことがないが、それは相手がトップレベルではなかったから露呈しなかっただけかもしれない。いずれにせよ、ジョシュがテイクダウンを奪うのは難しいだろう。打撃だとどちらが上回るか。コーミエはペザォンをKOしており、もしジョシュが撃ち負けるようだと、テイクダウンを取るのが難しいのでジリ貧になりそう。
コーミエ判定勝ち。
メインと違い、オッズでかなり差がついているのはセミのライト級タイトルマッチ。ラバーマッチだが、最近のメレンデスの評価の高さを反映して、トムソンが圧倒的アンダードッグに。トムソンも、川尻戦はケージじゃなかったので無視すると、メレンデス以外には最近ほとんど負けていない。オッズほどの実力差はないと思うが、予想ではやはりメレンデス有利を予想。
メレンデス判定勝ち。
明日午前11時より速報します。