格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC155:オッズ/予想と展望

ヘビー級タイトルマッチ5分5R
ジュニオール・ドス・サントス -1.45
ケイン・ヴェラスケス -2.80

ライト級
ジョー・ローゾン -2.80
ジム・ミラー -1.45

ミドル級
ティム・ブティッシュ -1.91
コスタ・フィリッポゥ -1.91

ミドル級
岡見勇信 -1.91
アラン・ベルチャー -1.91

ミドル級
クリス・レーベン -1.65
ドレック・ブロンソン -2.35

バンタム級
ブラッド・ピケット -1.95
エディ・ワインランド -1.87

バンタム級
エリック・ペレス -1.24
バイロン・ブラッドワース -4.35

ライト級
メルヴィン・ギラード -1.77
ジェイミー・ヴァーナー -2.10

ライト級
マイルス・ジュリー -3.00
マイケル・ジョンソン -1.42

ヘビー級
フィリップ・デフリーズ -3.50
トッド・ダフィー -1.33

フライ級
クリス・カリアソ -2.70
ジョン・モラガ -1.50

フェザー級
マックス・ホロウェイ -
レオナルド・ガルシア -

全体的に競ったオッズが多い今大会。第1試合のガルシア vs. ホロウェイはまだオッズが出ていない。
メインはUFCのFOX全米地上波進出第一弾で、唯一放送されたヘビー級世界戦のリマッチ。昨年11月の1戦目からお互い1試合しか行っていないのは残念。本来は9月のUFC152で実現という話だったが延期になった。
今年行った1試合では、JDSフランク・ミアに、ヴェラスケスはアントニオ・シウバに勝利している。共に一切危ない場面を見せることない圧勝だった。それだけに、力関係が1年でどう変わったかも見えにくい。前回の試合前のオッズではほぼ逆で、ヴェラスケスが上回っていた。昨年のパンチ一発での秒殺決着は、出会い頭ともとらえられかねないが、やはりその試合での印象が大きい模様。今回は打撃戦だけではなく、ヴェラスケスのレスリング・JDS柔術も見てみたい。特にヴェラスケスがテイクダウンして下になった際のJDSの対応力が気になる。ヴェラスケスはペザォンをパウンドで葬っていたが、同じことがJDS相手にも出来るか。
予想はヴェラスケスのパウンドによるKO勝ち。
セミは今年ほぼ外れなしだったライト級ウォーズのジョー・ローゾン vs. ジム・ミラー。ローゾンはUFC13戦で判定がわずかに1試合。ライト級では奇跡的な数字。2月の日本大会ではアンソニー・ペティスにハイキックで秒殺KO負けしたが、5月のon FOX4ではジェイミー・ヴァーナーとFOX中継史上最高とも言える熱戦の上で一本勝ち。対するジム・ミラーは7連勝の後ベンヘンに判定負け。ギラードに一本勝ちして復活したものの、ネイトとの次期挑戦者決定戦では完敗した。お互い、トップクラスの選手であることは間違いないが、王者クラスとは明らかに差があるレベル。このまま中堅の盛り上げ役で消えるか、タイトル争いに割って入れるかの瀬戸際になっている。予想はミラーの一本勝ち。
岡見はお互いUFCデビューだったアラン・ベルチャーとの6年ぶりの再戦。岡見は日本大会でティム・ブティッシュにまさかのKO負けを喫したが、前回はトキーニョの代役でUFCデビュー戦のバディ・ロバーツを圧倒した上できっちり一本勝ち(2年半ぶり)。
ベルチャーは2009年に秋山のUFCデビュー戦でスプリット判定負けして以来4連続一本・KO勝ちで4連勝。前回はトキーニョの足関を潰してKO。急激に評価を上げてきている。各スポーツブックのオッズもほぼイーブン。ただ、対戦相手のレベルはトキーニョ以外は中堅以下。
メインカードで組まれている試合ではあるが、評価が高い割には岡見にとってはやりやすい相手。前回同様岡見プレスから削った上で、チャンスがあれば一本を狙いたい。
前座の注目カードは先日のTUFフィナーレで急遽中止になりスライドしてきたギラード vs. ヴァーナー。お互いアグレッシブな選手なので、激しい試合を期待。
第1〜3試合はFacebookで無料中継。日本時間30日の8時35分開始予定。4〜7試合はUFC.tvでの1.99ドルPPV。メイン5試合はWOWOWで正午より中継。
速報します。