格闘技徒然草

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★INOKI BOM-BA-YE2012:ティム・シルビア vs. 石井慧

明らかにオーバーウェイトのシルビア。北米ならヘビー級リミット以上。この試合のレフェリーは和田さん。
タックルに入る石井。組み付いて大内刈りでテイクダウン。ロープを掴んだシルビアだがテイクダウン成功。インサイドからパウンドを落とす。足を使うシルビアだが、石井がパス成功。サイドへ。シルビアが亀から立ち上がるとバックにつく。また下になるシルビア。サイドから肘で削る石井。カットしているシルビア。ドクターチェック後の再開からパウンドを入れていく。シルビア、太り過ぎで動けない。ガードを取るが石井のパウンド。ラウンド終了間際に石井アキレスに行くがゴング。
ドクターチェック。シルビアの傷はまぶたでけっこう大きい。すぐに組み付いた石井。大内刈りでテイクダウンを狙うがこらえたシルビア。コーナーで耐える。膠着ブレイク。再開するもまたコーナー膠着。シルビア、もう疲れてる。密着しての打撃戦。シルビアのパンチが入る。シルビア、首相撲にとらえて膝を入れる。スピードはないが、首相撲を外せない石井。膝が入り続ける。密着したままパンチの打ち合い。ブレイク。パンチで突っ込む石井だが、また組み合う。シルビア、クリンチアッパーから首相撲での膝。ゴング。
3R。またすぐに組み付く石井。密着しての打撃戦になる。石井も大きなシルビアを相手にして疲れている。大内刈りを狙うが倒せない。シルビアはコーナーを背にしたままパンチや膝を入れるだけ。その展開が終始続きタイムアップ。会場からはブーイング。
判定29-27、29-28×2で石井勝利。ジャッジがトータルジャッジじゃなくてラウンドバイラウンドなのに驚いた。しかもひょっとしてラウンドマスト?しかし2,3Rは同じ展開だったので、30-27石井か29-28シルビアならわかるが、29-28石井というジャッジは良くわからなかった。まあ判定基準自体が不明なのでなんとも言えないが。
明らかにコンディションを作って来なかったシルビア相手とはいえ、元UFC王者に勝つという勲章を手に入れた石井。その勲章が今後の石井の選手活動において、どういう意味があるのか不明だが…。