格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC164:第2試合・ライアン・クートゥア vs. アル・イアキンタ

ライト級。
息子ートゥアは4月のUFC on FuelTV9ではセミに出場したが、ロス・ピアソン相手にいいところなくKO負け。いきなり第2試合という扱い。親父がライバル団体のリアリティショーでコーチをやっているからというのが影響しているわけでもないだろうが。プロデビュー後すべての試合をStrikeforceで行っていて、戦績は6勝1敗だが、最後に勝ったK.J.ヌーン以外の対戦相手はUFCとは契約できなかった選手。この辺の試合順から実績を積むというのが本来の実力に見合っているのかもしれない。
イアキンタは昨年上半期に行われたTUF15で準優勝。怪我もあって約1年2ヶ月のブランクを経てのUFCデビューとなる。
立ち上がりは打撃戦。ややイアキンタ優勢。右フックがヒットし距離を詰めると組み付くクートゥア。テイクダウンを狙ったが引き剥がされた。ライアンが強烈なローを入れたがイアキンタに掴まれ倒される。すぐに立つと足を止めての打ち合い。やはり分が悪いクートゥア。やや後退。クートゥア飛び膝。しかし引かないイアキンタ。手数を増やしてきたクートゥアだが終盤イアキンタがテイクダウンしパウンド。ホーン。
1Rはイアキンタ
2R。打撃戦でバランスを崩したクートゥア。シングルレッグで凌いだが倒せず。イアキンタの右ボディ。さらに右フックと強烈なパンチがヒット。クートゥアシングルレッグだが倒せず。金網につめてイアキンタがラッシュ。ガードの上だが防戦一方のクートゥア。クートゥアも打撃が当たっていないわけではないが押され続けてる。残り10秒でタックルに入ったイアキンタはテイクダウン。ホーン。
2Rもイアキンタ
クートゥアタックル。胴に組み付くとテイクダウンを狙うがイアキンタは金網ディフェンス。離れた。飛び膝を繰り出していくクートゥア。またイアキンタが出てきた。強烈な右。組み付いていくクートゥアだが引き剥がされる。タックルをがぶったイアキンタはギロチンに抱えたままパンチ。さらに離してパンチ連打。相当打たれているはずだがけっこう打たれ強いクートゥア。残り1分。前蹴りをキャッチされて倒されたクートゥア。スクートからインサイドに入るとパウンド。強烈なパウンド連打。立ったクートゥアだが残り10秒。ホーン。
判定三者ともフルマークでイアキンタ完勝。
クートゥアは第2試合で完敗ではリリースか。Bellator入りして親父と合流してはどうか。