格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN36:オッズ/予想と展望

2月15日(日本時間16日)にブラジルで行われるUFN36のオッズ。

LYOTO 1.38
ゲガール・ムサシ 3.00

ホナウド・ジャカレイ 1.20
フランシス・カーモン 4.75

エリック・シウバ 1.11
佐藤豪則 7.00

ビスカルジ・アンドラ1.71
ニコラス・ムソーク 2.10

チャールズ・オリヴェイラ 1.17
アンディ・オグル 5.25

クリスチアーノ・マルセロ 2.50
ジョー・プロクター 1.56

ホドリゴ・ダム 2.10
アイヴァン・ジョルジ 1.71

フランシスコ・トリナウド 1.57
ジェシー・ロンソン 2.45

ユーリ・アルカンタラ 1.42
ウィルソン・ヘイス 2.90

フェリペ・アランタス 1.87
マキシモ・ブランコ 1.87

イルデマー・アルカンタラ 2.20
アルバート・ツメノフ 1.67

ダグラス・シウバ・デ・アンドラ-
ズバー・ツフゴフ -

正式発表されていない第1試合(?)のオッズはまだなし。
メインはミドル級ワンマッチ。LYOTOはミドル級2戦目・ムサシはミドル級復帰初戦となる。お互い北米進出前に日本のプロモーションでキャリアを積んだが、時期やイベントが違い、対戦の機会はなかった。
初戦でマーク・ムニョスをライトヘビー級時代と変わらぬ打撃の威力でKOしたLYOTOはミドル級3位。一方のムサシはライトヘビー級9位。昨年4月のUFCデビュー戦では、アレクサンダー・グスタフソンと対戦予定が直前のグスタフソンの怪我でカード変更。グスタフソンのトレーニングパートナーである7勝2敗のラティフィ相手に物足りない判定勝ち。実は試合前に負傷を抱えていて、その回復のため10ヶ月のブランクが空いている。久々の階級ダウンと怪我のブランクとアウェイが影響しているのか、ムサシがアンダードッグに。
ムサシはStrikeforceではキング・モーに塩漬けにされた以外の負けは無い。まだ打撃で上回れての敗北は無いが、LYOTOレベルのストライカーとの対戦経験もない。一方のLYOTOは、このところ7戦続けてレスリングをバックボーンとする選手と対戦しており、ストライカーとの対戦は1勝1敗だったショーグン戦以来となる(ある意味ダンヘンもストライカーのようなものだが)。ショーグン戦では勝った試合も判定が微妙という見方もあり、打撃でどこまで対応できるかが見所。ただやはりホームの優位は動かないと見て、LYOTO判定勝ちと予想する。
セミはジャカレイが岡見をリリースに追い込んだ昨年9月以来の試合。相手はトライスタージムのカーモンで、UFC6戦全勝だが、ランカークラスとの対戦では接戦が続いており、オッズでは大差がついてしまっている。グラップラーだが、肝心の柔術で上を行かれてしまっているので厳しい。
佐藤豪則は、代役ということもありセミ前という好位置でのUFCデビュー。しかしさすがに色々条件が厳しすぎるためか、オッズは今大会一番の大差に。これは正直そう見られても仕方がない。相手が悪すぎるし、日本で4年近く無敗だったと言っても、フィジカルの強い外国人ファイターとの経験が少なく、この試合にはまったく関係のない話。昨年10月のTRIBE TOKYO FIGHTでのイズマエル・デ・ジェスース戦が流れたのが今になって悔やまれる。ここまでのエリック・シウバの戦い方を見ていると、打撃を避けての寝技勝負では、凌がれてシウバのパンチの餌食になる可能性が非常に高い。ある程度リスクを犯して打ち合いからチャンスを掴みたい。
プレリムでは前回反則膝からの歓喜のバック宙という失態を見せた真騎士ことマキシモ・ブランコが登場。反則負けとはいえ、SF通算で1勝3敗なので、リリースもあるかと思われた。敵地だが勝つしかない。
16日朝6時半開始予定(試合が追加になれば6時に前倒しの可能性あり)。速報します。