格闘技徒然草

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★UFC184:セミファイナル・ラケル・ペニントン vs. ホーリー・ホルム

女子バンタム級。ランキング13位ホルム vs. 14位ペニントン。UFC史上初めて、セミとメインで女子戦が組まれる。もっとも、当初メインで予定されていたミドル級タイトルマッチが中止になったための繰り上がりだが。
女子ボクシングで長期間パウンド・フォー・パウンドだったホルムは、29歳の時にボクシングを引退しMMA転向。転向後は1度だけ判定に持ち込まれたものの、7戦全勝6KOの戦績を残しUFCと契約している。打倒ロンダの期待が大きい選手の1人だが、UFCレベルでどれだけやれるかは未知数。当初は12月に組まれていた試合だが、ホルム欠場によりペニントンは代役のエヴァンス・スミスにブルドッグチョークで一本勝ちしている。
ペニントンはローカルで3勝3敗と勝率五分の選手だったが、UFC参戦以降は2勝1敗。1敗もジェシカ・アンドラデ相手にほぼ互角の内容でスプリット判定負け。しかしオッズは大差でアンダードッグに。
前に出たホルムにペニントンがカウンターのタックル。しかしホルム切った。重心低めの構えのホルム。パンチ連打からサイドキック。じわじわ出るペニントン。またタックル。切ったホルム。ホルム左ハイ。キャッチしたペニントンがテイクダウンを狙ったが、片足で番ラスを取って耐えたホルム。四つからボディに膝。離れた。パンチ連打で出るホルム。左ハイ。ホーン。
手数は多いホルム。1Rは取ったがダメージの差はない。
2R。ホルム距離を取って打撃。ハイや前蹴りをパンチに混じえている。四つになるが膝を入れて離れるホルム。ペニントン手数を増やしてきた。ペニントン出てパンチを打ち込むが、ホルムに距離を取られてヒットせず。やはり手数ではホルム。
2Rもホルムか。
3R。ペニントン手が出ない。ホルムが自分の距離で打撃を出し続ける。ペニントンも出るがすぐ距離を外される。ハイやミドルを入れるホルム。ペニントンのパンチが入ってバランスを崩し倒れたホルム。ペニントンチャンスと見て出たがすぐ立つホルム。また距離を取る。ホルム鼻血。ペニントン出て行くがホルムが距離をキープしてカズを出していく。ホーン。
3Rは微妙だが1,2Rはホルム。
リプレイで見ると3Rのダウンはパンチというよりプッシングという感じ。
判定29-28、28-29、30-27のスプリットでホルム勝利。
3Rは割れるかと思ったが、2Rも割れていたか。しかし会場はブーイング。判定への文句というより期待外れということか。パンチが入ってはいたが、ロンダに勝てる感じはない。