格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC191:オッズ/予想と展望

デメトリアス・ジョンソン 1.20
ジョン・ダドソン 5.00

アンドレイ・アルロフスキー 1.61
フランク・ミア 2.45

アンソニー・ジョンソン 1.20
ジミ・マヌワ 5.00

ヤン・ブラホヴィッチ 1.67
コーリー・アンダーソン 2.30

ペイジ・ヴァンザント 1.08
アレックス・チェンバース 9.50

ロス・ピアソン 4.00
ポール・フェルダー 1.28

フランシスコ・リベラ 2.00
ジョン・リネケル 1.83

ジェシカ・アンドラ1.39
ラケル・ペニントン 3.15

クレイ・コラード 1.71
アゴ・トラトール 2.20

ジョー・リッグス 2.40
ロン・スターリングス 1.63

ホアキム・シウバ 2.35
ナザレノ・マレガリエ 1.65

9月はこのイベントと月末にある日本大会の2大会のみという過疎月間。
メインはフライ級タイトルマッチ。DJの過去の防衛戦で最も拮抗した内容だったダドソンが再挑戦。過去5試合中4試合が一本・KO勝ちとフィニッシュ率が上がっているダドソン。うち5Rでのフィニッシュが2回。ベナビデスとカリアソは早い時間で倒しているが、運動量とカーディオで時間がたつにつれて圧倒していくのが本来のスタイル。
身体能力でDJとタメを張るのがダドソン。しかしながら、ACLから約1年ぶりの復帰戦となった5月のマコウスキー戦では、見合っての単発の打撃のみという展開が続くという消極的な内容での判定勝ち。ブランクの影響かACLの影響かはわからないが、タイトル奪取の期待感は小さくなった。
DJ判定勝ちと予想。
フライ級タイトルマッチのセミで組まれているのが元ヘビー級王者同士の古豪対決。ともに現在は2試合連続1RKO勝利中。二人とも1度はダメージの蓄積からかKO負けが増え、そろそろ潮時かと思われたところからの復活。この試合も同じように早い段階での打撃での決着と予想される。パンチの技術ではアルロフが上回るとみてアルロフ1RKO予想。ヘビー級は前王者ヴェラスケスのダイレクトリマッチが決まっているため、この試合の勝者もタイトル挑戦にはもう1試合挟む必要がありそう。12月のJDS vs. アリスターの勝者あたりが妥当か。
セミ前は前回コーミエとの王座決定戦で敗退したAJの再起戦。コーミエ戦はある意味期待以上で、別の意味では期待外れの内容だったが、ランカーとはいえ相手のマヌワは上位とは差があるレベル。タイトル再挑戦のチャンスを狙うなら短時間でKOしたいところ。しかし打撃の短期決戦ならマヌワにもチャンスがあるかもしれない。
メインカード第1試合には女子ストロー級期待の星・ヴァンザントが登場。21歳で今後この階級を盛り上げるキーマンと見られているが、今回はノーランカーとの対戦。相手のチェンバースは、現ランキング15位のデイリーに完敗し、ヴァンザントに完敗したカランにも、3Rまで打撃で劣勢な展開で、引き込みからの腕十字という飛び道具でなんとか勝ちを拾った選手。そのためオッズも今大会で一番の大差になっている。UFCもじっくり育てるつもりか。
第1試合開始は9月6日朝8時。速報します。