格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN79:ボーナス発表/総評

  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:ハム・ソヒ vs. コートニー・ケイシー
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:チェ・ドゥホ、ドミニク・スティール

初の韓国大会ということで観客は盛り上がっていたが、やはりカード変更しすぎ。当初のカードであればもっと盛り上がっていたと思うのに。UFC標準レベルと言える試合がメインしかなかった。ケガはしょうがないにしろ(ケガ以外もあったが)、代替選手が無名選手ばかりでは…。
メインは僅差の試合に持ち込んで判定をものにするベンヘンらしさが出た試合。マスヴィダルはまんまとそのペースにハマってしまった。内容的には決して負けていなかったが、決定的な場面を作れなかったのが痛かった。スコアカードを見ると、2Rベンヘン以外はすべて割れている。


秋山は2R終盤にパンチを効かされた以外は勝っていた内容で、3Rはミナの失速もあり圧倒していたものの、微差の1Rを落としたのが響いた。KO負け寸前のピンチからよくリカバリーしたと思う。連勝にならなかったことで、今後も同じくらいのレベルの相手との試合が組まれることになるのは良かったのでは。やはりランカークラスが相手だと厳しくなる。
韓国勢は地元で意外と苦戦。特にウィチョルは限界を感じさせる内容でガッカリだった。久米・徳留に勝った時はもっと伸びしろがあると思ったのだが。一方、ドゥホは期待通りの圧勝。危なっかしさもまだあるが、アジア最高のライジングスター誕生の予感。試合後には川尻戦をアピールしていたが、川尻は即効で拒否。

そうでなくともメイン消滅でもない限りはUFCも無理なスクランブル出場オファーはしないと思うので、今回は組まれることはないと思う。ドゥホはまだ若いのに負傷欠場が多すぎるので、チャンスがあればどんどん試合をしてもらいたいところではあるが。
追記:川尻の相手はUFC初参戦のジェイソン・ナイトとの噂。