粕谷はもともと9月のUFC203でデンマークのダミア・ハゾヴィッチと対戦予定だったが、ハゾヴィッチがビザを取得できずに試合が延期。今週末に開かれる予定だったフィリピン大会に延期となっていた。フィリピン大会自体が延期（事実上の中止）となり、ハゾヴィッチが負傷したこともあり、粕谷の試合は11月27日のオーストラリア・メルボルン大会で地元のレックス・ボルカノフスキーとの対戦に変更となった。
ボルカノフスキーはMMA13勝1敗。PXCで矢地の持つフェザー級王座に挑戦したことがあり、4Rチョークで一本勝ちしてタイトル奪取している。他に、オーストラリアのローカルイベント3団体で王者になっているが、フェザー級のタイトルが1つ、ライト級のタイトルが2つと、フェザーとライトの両方の階級で戦っている。今回は粕谷の階級であるライト級戦での試合となる。
ハゾヴィッチ戦は粕谷にとって時差もなくホームの試合だったが、今回はアウェイに。しかし相手はUFCデビュー戦であり、メルボルンはそれほど時差がない（日本より2時間早い）ので、北米でアウェイを戦うよりはマシか。
