格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC229:オッズ/予想と展望

ハビブ・ヌルマゴメドフ 1.61
コナー・マクレガー 2.45
トニー・ファーガソン 1.28
アンソニー・ペティス 4.00
オヴァンス・サン・プレー 2.85
ドミニク・レイエス 1.44
デリック・ルイス 2.55
アレクサンダー・ヴォルコフ 1.57
ミッシェレ・ウォーターソン 2.10
フェリス・ヘリッグ 1.77
セルジオ・ペティス 1.67
ジュシー・フォルミーガ 2.30
ヴィセンテ・ルケ 1.13
ジェイリン・ターナー 6.50
アスペン・ラッド 1.59
トーニャ・エヴィンガー 2.50
スコット・ホルツマン 3.15
アラン・パトリック 1.39
リナ・ランズバーグ 2.70
ヤナ・クニツカヤ 1.50
グレイ・メイナード 2.85
ニック・レンツ 1.44
ライアン・ラフレア 1.71
トニー・マーティン 2.20

今年のMMA最大のビッグマッチ。しかし、現時点でまだメインがちゃんと行われるか不安に思っている人は多いのでは。マクレガーがバス襲撃事件を起こした理由も不明のまま。ヌルマゴとマクレガーの同門ロボフのいざこざがきっかけではあるが、だからといってバスを襲撃したりはしないだろう。そんなサイコパスをメインに配置した危ういイベント。

今回はUFCも過去最高のPPV売り上げを狙っているくらいなので、マクレガーが何か問題を起こしてイベントが無くなったりしたら賠償金を支払わせる契約くらいは結んでそうだが。さらにヌルマゴがちゃんと体重を落とせるかという不安もある。

それにしてもマクレガーは良く出てきたものだと思う。ヌルマゴ戦でも当然大金を手にするのだろうが、金ならメイウェザー戦で腐るほど稼いでいるし、負けて評価を下げるリスクの方が大きい。

ヌルマゴは相性が最悪だろう。マクレガーはどうしても緊急出場でコンディションが十分ではなかったチャド・メンデスにテイクダウンからのパウンドで削られ続けたイメージが強い。あの時は最終的にはKO勝ちしたが、ヌルマゴはテイクダウンもパウンドもメンデスとは比較にならない。

MMAからは2年も離れているマクレガー。メンデス戦後はレスラーとの対戦もなく、テイクダウンディフェンスを試される場面がなかった。対するヌルマゴは、この2年間でバルボーザやアイアキンタといったストライカーと対戦してきているし、マクレガーの打撃を恐れずタックルに入れるだろう。

どちらが勝つにしても2R以内の短期決戦になると予想。マクレガーは最初のテイクダウンを許すまでが勝負。一度倒されて削られてしまうと逆転の力もなくなる。オッズもヌルマゴが優勢。

ヌルマゴがパウンドでKO勝ち。

セミは元暫定王者ファーガソンの復帰戦。メインの2人よりは精力的に試合をこなしてきたファーガソンだが、4月のヌルマゴ戦で負傷欠場。ヌルマゴ戦が流れたのはこの時で4回目。

相手は元王者のペティス。前回は体重オーバーのマイケル・キエサ相手に久々に王者時代のような快勝で復活を果たした。UFC10連勝中のファーガソンが勝てば、次はメインの勝者との対戦になるだろう。

ファーガソン一本勝ち。

プレリムメインに登場予定だったショーン・オマリーは欠場。UFCの発表では、オマリー vs. キニョーネスがカードから除外されたとしか出ていないが、オマリー自身がSNSで発表したところによると、USADAの検査で陽性反応が出たとのこと。UFCとUSADAは今までは陽性反応が出た時に発表してきたが、汚染されたサプリメントなどによるものも多かったため、処分が決まった時点で公表するように方針を変えている。

第1試合開始は7日日曜日朝7時半。プレリムはファイトパスで、メインカードはWOWOWの会員のみ視聴可能なWOWOWオンデマンドでライブ配信される。

速報します。