格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+1:オッズ/予想と展望

ヘンリー・セフード 2.70
TJ・ディラショー 1.50
グレッグ・ハーディ 1.19
アレン・クラウダー 5.18
グレゴール・ギレスピー 1.19
ヤンシー・メデイロス 5.20
ジョセフ・ベナビデス 1.42
ダスティン・オーティス 3.00
ペイジ・ヴァンザント 1.65
レイチェル・オストヴィッチ 2.35
グローバーテイシェイラ 1.87
カール・ロバーソン 1.95
アレクサンダー・ヘルナンデス 1.53
ドナルド・セラーニ 2.56
ジョアン・カルダーウッド 2.75
アリアネ・リプスキ 1.48
アロンゾ・メニフィールド 1.38
ヴィニシウス・カストロ 3.25
マリオ・バティスタ 4.25
コーリー・サンドヘイゲン 1.21
デニス・バミューデス 2.15
ティーエドワーズ 1.74
ベラル・ムハマド 2.50
ジェフ・ニール 1.59
チャンス・レンカウンター 2.55
ドワイト・グラント 1.51

放送プラットフォームをESPN+に移してからの初の大会。ナンバリングが「UFC on ESPN+1」になってしまい微妙。ケーブルテレビ局のESPNで放送されるものは「UFC on ESPN」と+が付かない。

メインはおそらく最後となるフライ級タイトルマッチ。フライ級廃止は公式には発表されていないものの、現実的にランカーや戦績は残していなくても将来有望な若手などをバンバンリリースしている以上、少なくとも一時停止になることは避けられない。せめて全員階級を上げてのチャンスが与えられたら良かったのだが。

絶対王者DJからタイトルを奪った五輪金メダリストセフードの最初で最後の王座防衛戦に挑むのは、バンタム級との同時二階級制覇を狙うディラショー。デビュー以来ずっとバンタム級で戦ってきており、計量失敗も一度もないが、フライ級に落とすのは初めて。今まで現タイトル保持者が階級を上げて別階級のタイトルに挑戦したことはあったが、階級を下げてのチャレンジは初となる。ディラショーが負けてもタイトルを失わないのに対し、セフードは勝って防衛してもそのままタイトルが消滅し無冠になる可能性がある。

オッズはディラショー有利ではあるが、まずフライ級でどれだけ動けるかが未知数。打撃が向上したセフードではあるが、ディラショーには及ばない。とにかくディラショーがバンタム級と同じパフォーマンスを見せることが見せることができるかどうかにすべてがかかっている。たとえタイトルを失うことがなかったとしても、ここで負けることで心身のダメージを負いバンタム級での試合にも影響する可能性もあるので、リスクがないとは言えない。

ディラショー判定勝ちと予想。

セミは元NFLでDV加害者としての悪名も高いグレッグ・ハーディが満を持してUFCデビュー。アマMMAで3勝した後、昨年の6月・7月・9月にプロで3戦してすべて1分以内にKO勝ち。ヘビー級の層の薄さを考えたらすぐにUFCデビューしても問題なかったかもしれない。相手はUFC0勝1敗のクラウダー。初めて10戦以上のキャリアがある相手との対戦となる。

セミ前にはD-1レスリング王者のエリートレスラーでUFCデビュー以来5連勝・MMAでも全勝のギレスピーが抜擢。メデイロスも階級上のウェルターでランカーだった選手だが、オッズは圧倒的に優勢。

アーリープレリムに出場するバミューデスはかつて現フェザー級王者のマックス・ホロウェイにも勝っているが、現在4連敗中で、UFC参戦前のライト級に戻しての試合となる。まだ32歳と若く、4連敗もうち3試合はスプリット判定という僅差の内容。しかしオッズではUFC0勝1敗のエドワーズ相手にアンダードッグという評価。この相手に負けるようだとリリースの可能性も高い。

第1試合開始は20日朝8時半になる模様。速報します。