フライ級。
キンガドは地元フィリピンのチーム・ラカイ所属。アドリアーノ・モライシュのタイトルに挑戦し1Rチョークで一本負けしMMA初黒星を喫したが、その後また3連勝中。前回はONE初参戦の若松に判定勝ちした。
DEEPフライ級王者の和田はONE初戦はリース・マクラーレンに判定負け。前回はキンガドと同じフィリピン(ラカイ所属ではないが)のユージーン・トケーロに1Rチョークで一本勝ちした。
ローで足を払った和田。キンガドはパンチを振り回す。和田またカーフキック。組んだ和田。ボディロックしてテイクダウン。和田がバックを狙うが巻き込んで上を取ったキンガド。逆にバックに。パウンド。フィリピンの会場は大爆発。腕のロックを外して振りほどこうとする和田だが、キンガドが両足フックしてバックマウント完成。チョークを狙っていくが、キンガドの左腕を脇で挟んでディフェンスしている和田。足のロックを外し反転しようとした和田だがキンガドがバックをキープ。和田振りほどいて離れた。和田ワンツー。カーフキック。ゴング。
2R。カーフキックを入れていく和田。キンガドのタックルは切る。間合いを詰めてきた和田。両者がパンチで出ると和田首相撲に。キンガドがショートのパンチのラッシュ。和田はがぶると膝を入れていく。レスリングでコントロールする和田。バックに回った和田。四の字フック。バックに付いているが押さえるだけの和田。残り30秒で細かいパンチを入れていく和田。残りわずかで反転したキンガドだがゴング。
和田は1R劣勢の印象は覆したか。3Rに明確な攻めを見せた方が勝ちになるのは確実だが、微妙な内容だとアウェイだけに不安要素がある。
両者慎重。なかなか間合いに入っていけない。パンチを打ち込む和田だがキンガドが打ち返す。和田タックルに。しかし受け止めたキンガドが入れ替えて逆にタックル。和田がブラウン肘を入れるが後頭部の注意を受ける。なおも和田が肘を入れるとレフェリーがストップして和田にカードを出す。カードがどれくらいの評価になるのかは不明だが、微妙な内容だけにかなり厳しくなった。和田間合いを詰めてパンチを打ち込む。プレッシャーを掛けてキンガドをケージまで下がらせた。タックル。スイッチしたキンガドだが和田がバックに回る。キンガド反転してシングルレッグへ。しかし和田バックを狙う。が、抜けて前に落ちた和田。逆にバックについたキンガドだが和田正対するとがぶって膝。キンガドタックルで倒して上に。タイムアップ。
判定3-0でキンガド勝利。
カードの減点がなければわからなかったが…。
追記:カードは減点にはならないとのこと。
反則は減点ポイントないそうです。
— Ryo Chonan 長南 亮 (@madchonan) January 25, 2019
私的採点では勝ちだと思うけど会場の空気は完全に向こうでした。#ONEchampionship #和田竜光 pic.twitter.com/Byz2vDde9u