格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC235:オッズ/予想と展望

ジョン・ジョーンズ 1.11
アンソニー・スミス 7.00
タイロン・ウッドリー 1.54
カマル・ウスマン 2.60
ロビー・ローラー 3.40
ベン・アスクレン 1.36
ティーシャ・トーレス 2.20
ジャン・ウェイリー 1.71
コーディ・ガーブラント 1.57
ペドロ・ムニョス 2.55
ジェレミー・スティーブンス 2.85
ザビット・マゴメドシャリポフ 1.44
ミーシャ・サークノフ 2.15
ジョニー・ウォーカー 1.74
コーディ・スタマン 1.59
アレハンドロ・ペレス 2.40
ディエゴ・サンチェス 3.85
ミッキー・ガル 1.29
エドメン・シャバージアン 1.67
チャールズ・バード 2.30
ジナ・マザニー 4.15
メイシー・チアソン 1.26
マルロン・ヴェラ 1.43
フランキー・サエンツ 2.95
ポリアナ・ヴィアナ 1.28
ハンナ・サイファーズ 4.00

今年2回目のナンバーシリーズ。前回のUFC234は試合当日にメインのタイトルマッチが消滅したので、タイトルマッチのあるナンバーシリーズは今回が初となる。一応、当日になるまでわからないが、さすがにダブルタイトル戦が両方消えることはないだろうと思いたい。

メインはジョン・ジョーンズがほぼ2ヶ月のインターバルで初防衛戦を行う。前回、1年5ヶ月ぶりの復帰戦となったUFC232では、いつもの豪快な攻めはなかったものの、初回の対戦では接戦だったアレクサンダー・グスタフソンをテイクダウンからのパウンドで圧倒してフィニッシュ。自身としてもソネン戦以来5年ぶりのフィニッシュしての勝利だった。

相手はミドル級の中堅ファイターから、昨年6月にライトヘビーに上げ、5ヶ月で3勝して挑戦権を手に入れたアンソニー・スミス。かつてはStrikeforceから移籍しての初戦で一本負けしてリリースされたこともある。3連勝とはいえ、エヴァンスとショーグンはすでにレジェンド枠。前回のヴォルカン・オズデミアが唯一のトップコンテンダー相手の勝利で、2Rまで劣勢だったのを、消耗しながらも3Rにテイクダウンからバックを奪ってのチョークで逆転一本勝ち。31勝中、判定が2試合しかない。

オズデミア戦の勝利は見事だったが、レスラー相手にどれだけやれるかは未知数だし、身体能力でもJJが上だろう。大差のオッズも仕方がないか。ここ最近のスミスは運も持っているので何か起こすという期待感はあるが…。

JJのKO勝ち。

セミは現王者で最多の防衛記録を持つ(4回)ウッドリーの防衛戦。3度の防衛戦は判定(1試合はドロー)での防衛だったが、前回はダレン・ティルをダースチョークでしっかりと仕留めた。

相手はUFC9戦全勝のウスマン。レスリングバックボーンの高濃度塩分ファイター。9勝中判定7回だが、前回は判定ながらハファエル・ドス・アンジョスをドミネイトしてパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞している。

が、今回の相手ウッドリーはテイクダウンディフェンス率97.6%と最高レベルのディフェンス能力を持つ。お互い武器のレスリングを封じられた場合、ウスマンは打撃も向上してきているものの、ウッドリー有利は動かないか。

ウッドリー判定勝ち。

セミ前では元Bellator・ONE王者でMMA無敗のベン・アスクレンがついにUFCデビュー戦。相手は元王者のロビー・ローラー。他団体の王者はこういう鳴り物入りの扱いでコケる事が多いが、アスクレンはどうか。Bellator時代はダナ・ホワイトにハエの交尾より退屈と評された超高濃度塩分ファイターだったが、ONEでは実力差があったこともあり、6勝中5試合でフィニッシュしている(うち4試合は1R)。

打撃ならローラーだが、王座陥落して以降やや元気がない。前回はRDA相手にテイクダウンを奪われるだけでなくスタンドで圧を掛けられ完敗。オッズもアンダードッグ。

ここ数年わりと楽な相手とばかりやってきたアスクレンが、久々の世界トップグループでどれだけできるかが見もの。

第1試合開始は3月3日朝8時15分予定。速報します。