格闘技徒然草

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UFC237:第9試合・チアゴ・アウベス vs. ラウレアノ・スタロポリ

ウェルター級。

UFC25戦のベテランアウベス。しかし最近は黒星が増えてきており、2戦連続でUFCデビュー戦の相手に敗れた後、前回は2勝3敗のマックス・グリフィンにスプリット判定勝ちしてギリギリ生き残った。22歳の誕生日にUFCデビューしてから14年になる。

スタロポリは昨年11月に初めて行われた地元アルゼンチンでの大会でUFCデビュー。UFC0勝1敗のアルダナ相手に1Rはディフェンス無視の猛攻を見せたが、2R以降は慎重に攻めて判定勝ち。オッズではややフェイバリット。

間合いを詰めるアウベスだがスタロポリの右をもらう。スタロポリはパンチで肘の連打を打ち込む。ジャンピングソバット。アウベスは出ることができない。間合いに入れずスタロポリの展開が続く。残りわずかで飛び込んでくるスタロポリに右をカウンターで合わせた。ホーン。

1Rスタロポリ。

2R。圧を強めて出るアウベス。スタロポリ下がってケージ際をサークリング。しかまたスタロポリが出ていくとパンチ連打。右が入ってスリップ気味に倒れたアウベス。上になるスタロポリだがアウベスケージを使って立つ。スタロポリは立ち際にバック肘を入れた。アウベスまた出ていく。スタロポリが距離をキープしつつワンツーを入れる。アッパーがヒット。アウベス前に出て連打するがバックステップで凌ぐスタロポリ。最後にアウベスがまた右を一発ヒットさせ沸かせたがホーン。

2Rもスタロポリ。

3R。アウベスパンチで出るが、スタロポリ引かずに打撃を打ち返し逆に下がらせる。アウベスタックル。テイクダウン。しかしスタロポリは押さえ込まれる前に立って離れた。左ボディを入れたスタロポリ。アウベスタックル。組んで押し込むとスタンドでバックに。しかし正対したスタロポリ。離れる。アウベスがワンツーをもらう展開が続く。アウベス出てもステップでかわされる。スタロポリも最後に打ち合いに臨んでタイムアップ。

30-27×2、29-28でスタロポリ勝利。

リーチ差を埋められなかったアウベス。スタロポリは自分の距離をキープし続け完勝。