格闘技徒然草

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UFC on ESPN+11:第7試合・ロスタム・アクマン vs. セルゲイ・カンドチコ

ウェルター級。

負傷選手の代役として、試合1週間前にUFCデビューが決まった地元スウェーデンのアクマン。地元のSuperior Challengでデビュー以来6戦全フィニッシュしている。が、ここまで世界的な相手は皆無。前戦のマウリシオ・ヘイスは2013年にパンクラスに参戦し判定負けしている。アキラが仕留められなかった相手に3RKOしているので弱くはないはず(ただ、ヘイスも6年間でどう変わったのか不明だが)。

ロシアのカンドチコもUFC初参戦。MMA26勝5敗で、ACBなどでキャリアを積んできたが、タイトル戦線には絡めていない。27歳。打撃も寝技も満遍なくできるが、テイクダウンディフェンスに難あり。ニックネームはホンダ。

距離を詰めて押し込んだアクマン。カンドチコがオーバーフック内股で投げを狙うがこらえる。離れた。間合いを詰めるアクマン。パンチ連打。ケージ際まで下がるカンドチコ。パンチが相打ち。アクマン出ていく。カンドチコカーフキック。アクマンのパンチを貰いケージまで下がったカンドチコ。アクマンラッシュするがしのいだ。バックキックやバックスピンキックを見せるカンドチコ。ホーン。

1Rアクマン。

2R。カーフキックを入れるカンドチコ。アクマンまたパンチで出ていく。ケージを背負わせた。しかしカンドチコのパンチを貰う。アクマンが前に出ていくが、ヒット数・手数はそれほど差がない。カンドチコのテンカオがヒット。下がらず出ていくアクマンだがカンドチコの左をもらいダウン!ハーフで押さえ込むカンドチコ。アクマン足関を狙ったが、足を引き抜いて立ったカンドチコ。アクマンタックル。ケージで耐えるカンドチコ。ボディロックしテイクダウンを狙うがオーバーフック内股で凌ぐカンドチコ。投げがスッポ抜けて下になったが下から足を絡める。抜いてサイドを取ったアクマンだが時間がない。ホーン。

2Rカンドチコ。

3R。アクマン距離を詰めるとタックル。ケージで耐えるカンドチコ。パンチを入れて引き剥がした。バックキックを放つカンドチコにアクマンがパンチを入れる。カンドチコの意表をついたタックル。切ったアクマンだが再度タックルに入るとスタンドでバックに回る。が、アクマンが正対しテイクダウンを狙う。膝をつかせたがカンドチコ寝かされずにこらえた。また足をかけて倒し尻餅をつくカンドチコ。ケージで立つところにパンチを入れる。今度はカンドチコがシングルレッグ。尻クラッチして倒し尻餅をつかせたがアクマン立って離れる。残り15秒。カンドチコの右が入りふらついたアクマンだがカンドチコも追い打ちに行く体力がない。タイムアップ。

3Rは微妙。テイクダウン合戦ではややアクマンだったが、終盤のカンドチコのパンチがどう評価されるか。

三者29-28でカンドチコ勝利。接戦だったがホームタウンディシジョンはなし。