格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN3:オッズ/予想と展望

フランシス・ガヌー 1.38
ジュニオール・ドス・サントス 3.20
ジュシーエ・フォルミーガ 2.55
ジョセフ・ベナビデス 1.57
デミアン・マイア 1.48
アンソニー・ロコ・マーティン 2.75
ルーズベルト・ロバーツ 1.36
ヴィンチ・ピチェル 3.40
ドリュー・ドーバー 1.31
マルコ・ポーロレジェス 3.65
アロンゾ・メニフィールド 1.33
ポール・クレイグ 3.50
ヒカルド・ハモス 1.32
ジャーニー・ニューソン 3.35
エリク・アンダース 1.29
ヴィニシウス・モレイラ 3.85
ジョーダン・グリフィン 1.36
ヴィンス・マードック 3.00
ジャレッド・ゴードン 1.28
ダン・モレット 4.00
ダルチャ・ランギアムブーラ 1.42
ダクアン・タウンゼント 2.80
エミリー・ウィットマイア 1.63
アマンダ・ヒバス 2.40
モーリス・グリーン 1.74
ジュニオールアルビニ 2.15

メインはヘビー級戦。2年前の9月に組まれていたが、直前でJDSが禁止薬物検出により出場停止となり欠場。当時、JDSはミオシッチのタイトルに挑戦するもKO負け。一方のガヌーはUFCデビュー以来5試合連続フィニッシュ勝利で、ヘビー級で最も勢いがある存在だった。

JDSは半年後に汚染されたサプリメントが原因と判明し復帰。そこから3連勝しているが、王者だった当時の勢いはない。

ガヌーはミオシッチのタイトルに挑戦したが早々にスタミナが切れてしまい判定負け。慢心してコーチの言うことも聞かなくなったと伝えられ、さらに次戦のルイス戦ではファイティングスピリットがまったく感じられない消極的な内容で完敗。一時は終わったとも思われていたが、その後2戦はいずれも1分以内での秒殺KO勝利。ただし、前回のヴェラスケス戦はアクシデントっぽい結末だったし、時間が短すぎるがゆえに、拮抗した相手との長期戦になった時にどれだけできるかは不明。

 短時間決着ならガヌー、長期戦になるようだとJDSか。ガヌーの最近の勝利がイマイチ信用できない内容だったので、JDS判定勝ちと予想。

セミはフライ級最後?の大一番・ランキング1位フォルミーガ vs. 2位ベナビデスの対戦。

タイトルに挑戦していない最後のトップランカーとなるフォルミーガ。UFC参戦から7年で9勝4敗。デビュー戦がジョン・ダドソンとのフライ級次期挑戦者決定戦で、そこで敗れて以来、タイトル挑戦のチャンスが回ってこなかった。しかし現在4連勝中。セルジオ・ペティスに勝ったことでランキングも1位に。

対するは無冠の帝王ベナビデス。2012年のDJとの初代王座決定戦はスプリット判定負け。翌年に再挑戦して敗れると、そこから3年間で6連勝しランキング1位をキープし続けていたがチャンスが回ってこなかった。その間には現王者ヘンリー・セフードも破っている。

どちらが勝っても王座挑戦には全く異論がないが、肝心のフライ級タイトルマッチが今後行われるのかどうか。ダナ・ホワイトはフライ級存続を宣言したものの、現在のフライ級ランカーはわずか12人(うち、アレックス・ペレスとマット・シュネルはすでにバンタム級に階級を上げて試合をしている)。新規契約選手もいないのであればいずれ消滅するしかない。

何より王者のセフードがバンタム級でタイトルを獲得してしまった上に手術で長期欠場となってしまった。セフードは今後ビッグマッチをやりたいと言っているが、対戦を要望した相手はバンタムやフェザーの選手ばかり。このままフライ級王座は防衛しないまま、かといって返上もしないままになかったことにされないか心配。

第1試合開始は30日朝7時より。速報します。