ライトヘビー級。元ミドル級王者のロックホールドは現在ノーランカー。ブラホヴィッチは6位。
ロックホールドのライトヘビー級転向初戦。昨年2月、ヨエル・ロメロとのミドル級暫定王座決定戦で敗れて以来の試合となるロックホールド。11月にクリス・ワイドマン戦が組まれていたが負傷欠場。怪我が増えてきたことと、減量が苦しくなったことで、階級変更を決意。ここ3年は年1試合ペースになっていて、UFC7年目でまだこれが10戦目。打撃・柔術・レスリングのキャリアがあるオールラウンダーで、UFCでの6勝3敗はすべてフィニッシュ決着。
ポーランドのブラホヴィッチはキック・柔術がバックボーン。UFC戦績6勝5敗と戦績的には中堅だが、前回サントスと対戦するまでは4連勝していた。サントスに勝っていればタイトル挑戦のチャンスもあったかもしれない。しかし今回も元ミドル級王者というビッグネームとの対戦が組まれた。一方のロックホールドにとっても、勝てば一気に上位ランクするチャンスでもある。
体格に遜色ないロックホールド。二段蹴りからタックルに入る。ケージでこらえるブラホヴィッチ。ロックホールドはボディロックし投げを狙う。膝をついたブラホヴィッチ。ロックホールドは首を抱えてギロチンに入るが放してまたシングルレッグ。ブラホヴィッチ立って差し返し胸を合わせた。肘。ロックホールド離れた。左ハイ。ロックホールド、ちょっと疲れた?カーフキックを入れるブラホヴィッチ。ロックホールドバックスピンキック。ブラホヴィッチのパンチがヒット。パンチの打ち合いでややバランスを崩したロックホールド。最後にブラホヴィッチが放ったハイが頭部をかすめて膝をつく。ホーン。
1Rブラホヴィッチ。
2R。パンチで出たロックホールド。ブラホヴィッチはカーフキック。パンチからタックルに入ったロックホールド。四つで受け止めたブラホヴィッチ。離れ際にブラホヴィッチの左が入りロックホールド仰向けにダウン!追い打ちのパウンド!レフェリーストップ!
テイクダウンを凌がれスタミナを消耗したロックホールド、一発で沈む。ライトヘビー級は甘くなかった。