25歳のロペスはセミで復帰するユライア・フェイバーのアルファメール所属。無敗でUFCデビューし、アグレッシブに攻め、後半スタミナ切れしたものの判定勝ち。2戦目は同い年で同じく無敗のマニー・バミューデスとの対戦で、ギロチンでタップしMMA初黒星を喫した。
モラレスはUFC初戦で中国No.1プロスペクトのソン・ヤドンと対戦し、いいところなく判定負け。2戦目はトライスターのコーチ・フィラス・ザハビの弟エイマンと対戦し、打撃の手数で上回り判定勝ちした。レスリングとアマチュアボクシングで実績がある。
長身のロペスがどんどん間合いを詰めてパンチを出していく。カーフキック。モラレスはパンチが当たる距離に入れない。カーフキックを蹴られてちょっと嫌がったモラレス。ロペスミドル。前蹴り。右ハイ。モラレスもパンチを出すが距離が遠くヒットせず。カーフキックをもらう。しかしモラレスの飛び込んでの右がヒットしロペスダウン！モラレス上になりパウンド。ガードから三角を狙うロペスだがモラレス立って離れる。スタンドになり今度はロペスがカーフキック。ホーン。
1Rモラレス。
2R。ロペスがまたカーフキック。ロペスプレスしていく。バックキック。ダウンを取られた反省からか、ガードをしっかり固めて出ていくロペス。モラレス間合いを詰めてパンチを打ち込む。ロペスのハイはガードされる。モラレスがまた右を打ち込む。ロペスカーフキック。そろそろ効いてきているか。ほぼ互角の打ち合いのままホーン。
2Rは僅差。手数もほぼ五分。カーフキックがどれくらい評価されるかによる。
3R。モラレス出てきた。パンチがヒットしロペス後退。飛び膝を放ったがヒットせず。モラレスがパンチ連打で出てコンビネーションをヒットさせる。ロペスカーフキック。モラレスのワンツーがヒット。ロペスの有効打はカーフキックくらいで印象が悪い。残り1分。カーフキックを入れるロペスだがモラレスはパンチの連打を入れて印象を逆転させる。残りわずか、両者出て行かない。タイムアップ。
判定三者29-28でロペス勝利。
地元選手の勝利に沸くが、判定は微妙だった。
