格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+14:オッズ/予想と展望

ヴァレンチーナ・シェフチェンコ 1.08
リズ・カモーシェ 9.25
ヴィセンテ・ルケ 1.45
マイク・ペリー 2.80
ルイス・エドゥアルド・ガラゴリ 1.87
ウンベルト・バンデナイ 1.95
ヴォルカン・オズデミア 1.69
イリル・ラティフィ 2.25
ホドウフォ・ヴィエイラ 1.43
オスカー・ピエホタ 2.95
エンリケ・バルゾラ 1.71
ボビー・モフェット 2.20
シリル・ガーヌ 1.23
ハファエル・ペソア 4.45
ティーシャ・トーレス 1.65
マリーナ・ホドリゲス 2.35
ホジェリオ・ボントリン 2.00
ハウリアン・パイバ 1.83
ジェラルド・デ・フレイタス 1.71
クリス・グティエレス 2.20
ホドリゴ・バーゴス 3.35
アレックス・ダ・シウバ 1.36
ギルバート・バーンズ 2.25
アレクセイ・クンチェンコ 1.69
ヴェロニカ・マシード 1.77
ポリアナ・ヴィアナ 2.10

UFC初のウルグアイ大会。昨年のチリ・アルゼンチンに続いて、南米4カ国目の開催となるが、ウルグアイUFCファイターは今大会のセミ前でUFCデビューするガラゴリしかいない。ガラゴリはウルグアイのローカルイベントでキャリアを重ねており、ブラジルの隣国だけにそこそこMMA人気はあると思うが、レベルは不明。会場は昨年建てられたキャパ1万5千のアンテルアリーナ。

メインは初開催でいきなりタイトルマッチが組まれている。が、現状一番不人気と思われる女子フライ級。王者シェフチェンコキルギス出身だが現在ペルー在住。同じラテンアメリカスペイン語圏だが、太平洋側と大西洋側で近くはないので地元というほどでもない。UFCでは現バンタム&フェザー級王者のアマンダ・ヌネスに2度敗れたのみだが、2010年、ローカル時代に喫したMMA初黒星の相手が、今回対戦するカモーシェ。

ロンダとのタイトルマッチでUFC史上初の女子戦に出場したカモーシェだが、初年度の2013年のみ3戦で、2014年以降は年1試合ペース。バンタム級では3勝3敗と五分。フライ級初戦でアレクシス・デイヴィスにスプリット判定負けしたが、その後は2連勝中。前回も初となるチェコ大会に出場し、唯一の地元ファイターであるルーシー・プディロヴァに僅差ながらテイクダウンからの押さえ込みで判定勝ち。

オッズは大差で前回敗れているシェフチェンコがフェイバリット。9年前の対戦はほぼ参考にならないとはいえ、ここまでの大差がつくのは予想外。とはいえシェフチェンコ優位は動かないか。

シェフチェンコ判定勝ち。

メインカードでは、2011年から4年連続で柔術世界王者となり、2015年にはADCCも制覇したホドウフォ・ヴィエイラUFCデビュー戦を行う。2年前、Arzalet(REALブラジル大会)でMMAデビューしたヴィエイラはここまで5戦全勝全フィニッシュ勝利。まだ実力測定される相手との対戦がない。相手のピエホタはADCCポーランド王者で、ロバート・ドライスデールから黒帯を授かった柔術家でもあるが、さすがにグラップリングではヴィエイラにはかなわないだろう。UFCデビューから2連勝していたが、前回ジェラルド・マーシャート3世にチョークで一本負けしてMMA初黒星を喫している。

ピエホタでは実力を測るには物足りないが、それでもヴィエイラにとって過去最強の相手。ここは簡単にクリアして欲しいところ。

第1試合開始は11日朝6時。速報します。