格闘技徒然草

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UFC on ESPN+14:第2試合・カズラ・バーゴス vs. アレックス・ダ・シウバ

ライト級。

メキシコのカズラことホドリゴ・バーゴスはUFCデビュー戦。7月末にラファエル・フィジエフが欠場し、急遽代役出場が決まった。前戦では元UFCのマイク・デ・ラ・トーリに18秒でKO勝ちしているが、その後試合が連続で流れて、約1年3ヶ月ぶりの試合となる。MMA11勝2敗だが、33歳と若くはない。

シウバは4月のロシア大会で負傷選手の代役としてUFCデビューした選手。ローカル戦績は20勝1敗で勝った試合はすべてフィニッシュしているが、相手のレベルが不明。UFC初戦はロシアのアレクサンダー・ヤコブレフ相手にテイクダウンから攻めたものの、タックルにギロチンを合わせられタップアウト負け。

打撃で出るバーゴスだがシウバに蹴りを捕まれテイクダウンを許す。すぐにガードを取るバーゴス。シウバはパウンドを入れつつパス狙い。バックに回る。バックマウント。バーゴス、腕を掴んでチョークを防ぐがバックマウントから脱出できない。バックから殴りつつチョークを仕掛けるタイミングを狙っているシウバ。時間が過ぎていく。残り30秒になってようやく反転に成功したバーゴス。パウンドを入れていく。下から蹴るシウバ。バーゴス舌を出して挑発すると、ラウンドが終わってないのに背を向けて離れる。レフェリー戦うように促すがホーン。

1R、終盤のパウンドだけでは印象を返せずシウバのラウンド。

2R。打撃戦。バーゴスシングルレッグに入るがシウバに潰され下に。スイープを狙ったバーゴスだが亀になりまたバックに回られる。立とうとするバーゴスを押し倒し上をキープするシウバ。バーゴスのガード。下から三角を狙うが、シウバは両足を抱えてダブルアンダーでパスしに行く。また亀になるバーゴス。バックからパウンドを入れるシウバ。仰向けに向き直るバーゴス。ハーフに。残り1分。バーゴス下から殴るが当然上から殴り返される。ホーン。

2Rもシウバ。バーゴス、安易に亀になって攻めを許す展開が多すぎる。

3R。シウバがヒット&アウェイで打撃を入れていく。フィニッシュが必要なバーゴスだが手数が少ない。テイクダウンを警戒しているのかもしれないが。シウバパンチを打ちながら足をかけるとバーゴスをスリップさせ上に。ハーフにしてパウンドを入れるシウバ。バーゴス、ディフェンスはするが立とうとしないまままた時間が過ぎていく。亀に。バックを取らせてようやく立ったがすぐに投げられる。また立つがバックを取ったままのシウバが投げを狙いコントロール。タイムアップ。

判定三者フルマークでシウバ勝利。

バーゴスは3Rほぼすべて下になって返せないまま敗戦。シウバの押さえ込みが特に強いようにも思えなかったが。