格闘技徒然草

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UFC on ESPN+14:第8試合・エンリケ・バルゾラ vs. ボビー・モフェット

フェザー級

南米ペルーのバルゾラはTUFラテンアメリカ2ウィナー。レスリングとルタ・リーブリがバックボーンで、TUF後の初戦で判定負けした後、すべて判定だが最低でも1試合5回はテイクダウンを奪う試合展開で4連勝。が、前回はコンテンダーシリーズ出身のUFC2戦目ケビン・アギラーにタックルを切られ続け判定負け。

グラップラーのモフェットは昨年10月のUFC初戦は得意のダースチョークで一本勝ち(ただし、レフェリーが止めた後、相手のチャス・スケリーは決まってないと抗議していたが)。今年3月の2戦目はブライス・ミッチェルとのグラップリングゲームで健闘したものの判定負け。

打撃で出るモフェット。バルゾラワンツーから出る。ケージ際までプレスする。ステップインしてジャブをヒットさせた。間合いが詰まり両者の打撃が交錯。またケージまで下がらせたバルゾラ。モフェットの右がヒット。残り時間がなくなり両者の回転が上がる。残りわずかでバルゾラがダブルレッグで倒したがすぐ立たれた。ホーン。

1Rは手数がほぼ五分。最後のテイクダウンもすぐ立たれているのでポイントにしづらいが、他に差がなければそれを考慮するしかない。

2R。またタックルに入り倒したバルゾラだが立たれた。打撃で出るバルゾラ。モフェットが逆にタックルに入り、スタンドでバックに回るが、すぐ正対して引き剥がしたバルゾラ。ケージに詰めてパンチ連打を入れる。モフェットもパンチで出る。バルゾラの左フックがヒット。打撃でリードしているバルゾラ。残り1分。モフェットがパンチで出る。連打をヒットさせたが残り10秒でまたバルゾラがタックル。寝かされずに立つモフェット。ホーン。

2Rも僅差。

3R。バルゾラがスーパーマンパンチからラッシュ。ケージに追い込みタックル。しかしスイッチで入れ替えたモフェットが押し込みながら打撃を入れる。ジャブ。前に出るバルゾラ。またケージまで詰める。このラウンドも僅差のまま残り1分。プレスするのはバルゾラだが。残りわずかでまたタックルに入ったバルゾラ。倒せずタイムアップ。

判定29-28、28-29、29-28のスプリットでバルゾラが接戦を制した。