格闘技徒然草

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UFC241:第10試合・ヨエル・ロメロ vs. パウロ・コスタ

ミドル級。ロメロ2位、コスタ7位。

UFC参戦以来8連勝でロバート・ウィテカーとの王座決定戦で対戦したロメロだが、激戦の末に判定負けでタイトル獲得ならず。ウィテカー vs. ロックホールドのタイトルマッチがウィテカーの欠場によりロックホールドとの暫定王座決定戦になったが、今度は体重オーバーで、KO勝ちしたがタイトル獲得ならず。それでも正王者ウィテカーのタイトルへの挑戦が決まると、またも体重オーバー。勝ってもタイトル獲得できない条件で試合を行い、パンチを効かせる場面もあったがスプリット判定負け。負傷もあり1年2ヶ月ぶりの試合で、現UFC契約選手ではアンデウソンに次ぐ2番目の年長42歳。

コスタは全試合1RフィニッシュでUFCと契約すると、UFCでも4試合全KO勝ち。ロメロ戦は昨年11月にロメロ戦が組まれていたが、ロメロが負傷欠場し流れている。こちらも前回の試合から1年1ヶ月ぶりの試合。

プレスするコスタ。ロメロの左フックがかすめてよろけるコスタ。ロメロタックル。受け止めて離れるコスタ。プレッシャーをかけられケージを背負うロメロ。パンチを打ち込むがロメロのカウンターをもらい尻もち!しかしロメロが上を取ろうとすると逃れて立った。またプレスするコスタ。ケージに詰めてパンチを打ち込む。大振りのパンチが空振り。ロメロは前蹴り、バックブローを放つがケージ際から抜けられない。ボデ費を打ち込むコスタ。パンチのラッシュ。ロメロようやくケージ際から逃れると飛び膝から逆にラッシュで出る。凌いだコスタが膝を出したがローブローに。タイムストップ。再開。すぐまた間合いを詰めるコスタ。ロメロのタックルを切ってパウンドを入れるコスタ。消耗しているロメロ。またケージに詰めてラッシュ。ボディを打つ。コスタのボディブローにカウンターを合わせるロメロ。疲れている。コスタが追いかけてパンチを入れるがホーン。

1Rコスタ。

2Rもどんどん出ていくコスタ。ロー。ミドル。左ボディ。すべてがハードヒット。ロメロまたケージまで下がる。ラッシュするコスタだがロメロ凌いだ。ロメロは下がりながらだがジャブの手数を増やして凌ぐ。ロメロ、消耗はあるが手数は逆に増やしている。コスタも攻め疲れがあるのか手数が減った。右フックがヒットしたがロメロは舌を出して効いていないとアピール。パンチを貰うたびに舌を出すロメロ。残りわずかでタックル。テイクダウン。ホーン。

2Rはジャブの手数でロメロ。

3R。スイッチしながらジャブを出すロメロ。コスタまた前に出ていくが、ロメロはクリンチアッパーをヒットさせる。コスタ右ミドル。強打のコスタに対しロメロはジャブの手数。ロメロのアイポークがありタイムストップ。逆に休めたロメロ。ボディブローを入れるコスタ。しかしロメロは強打ではないが連打を入れる。コスタが逆に後退。ケージまで押し込んでパンチを打ち込む。両者腕を背中に回し挑発。クリンチアッパーを入れるロメロ。ケージまで押し込んだがロメロ自ら中央に戻る。コスタの右ハイがヒットするがロメロキャッチしてパンチを打ち込む。残り15秒でロメロが大内テイクダウン。しかしすぐ立ったコスタ。タイムアップ。

三者29-28でコスタ勝利。微妙だったが2Rコスタか。

観客は後半盛り返したロメロびいきなのかブーイングが送られるが、どちらが勝ってもおかしくなかった。コスタはこれでランキングトップ5入りは確実で、タイトル挑戦圏内に。