格闘技徒然草

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UFC241:セミファイナル・アンソニー・ペティス vs. ネイト・ディアス

ウェルター級。

元ライト級王者のペティスはフェザー級に落としたものの、マックス・ホロウェイとのタイトルマッチでは体重オーバーの末にKO負け。ライト級に戻してからは現暫定王者ダスティン・ポイエーとトニー・ファーガソン相手にTKO負けしたが、いずれもファイト・オブ・ザ・ナイトの激戦だった。ウェルター級初戦はトップランカーのスティーブン・トンプソン相手に2RスーパーマンパンチでKO勝ち。

ネイトはマクレガーとの直前出場での対戦でチョークでタップアウト勝ちし、ダイレクトリマッチでは0-2の判定負け。しかしその試合で大金を稼いだことにより、試合から遠ざかっていた。昨年ダスティン・ポイエー戦が組まれたが、ポイエーが負傷欠場すると、代役とは対戦せず試合中止に。今回は3年ぶりの試合。

体格ではネイトが上回る。スイッチしながら出るネイト。ペティスは下がりながらカウンターの右をヒットさせた。また右フックがヒット。間合いを詰めるネイト。パンチを貰ったがそのままケージに押し込み四つに組んだ。ペティス抜けるとボディブロー。今度はペティスが間合いを詰める。パンチから右ハイ。また出たネイトが組んでケージに押し込みパンチ・膝を入れるがペティス抜けた。ペティスの左の蹴りをキャッチしたネイトがそのままタックル。テイクダウン。ペティスギロチンに入るが首を抜いたネイト。ガードから後転して亀になったペティスにパウンド。バックマウント。ペティスが反転しようとするがマウントに。また反転。ネイトバックマウント。しかし時間がない。ホーン。

1Rネイト。

2R。カーフキックの足が引っかかりスリップダウンしたペティス。すぐ立つがネイトが間合いを詰めて押し込む。しかし抜けて離れたペティス。手が出なくなったネイト。ペティスが距離を取りパンチを入れていく。ネイトまた前に出る。ケージに詰める。ネイトは逃れて距離を取るが、プレッシャーを掛けられ下がる。ケージに詰められ背中を向けたペティス。ネイトがバックを取りグラウンドに持ち込むが、ペティスはガードを取ると立つ。ネイトまたケージに押し込み打撃を入れていく。密着した状態での打撃はネイト。ペティスは間合いをとって打撃を入れようとするが、ネイトにケージに詰められ膝・パンチをもらう。ペティス肘で引き剥がしたがすぐに間合いを詰めるネイト。手を出し続ける。ペティス打たれてホーン。

2Rネイト。

3R。出てくるネイトにパンチを入れるペティスだがすぐにケージまで押し込まれ打撃で削られる。離れてパンチを出すペティスだが消耗している。ネイトは逆にパンチが強くなってきた。膝。スタンドで背中を見せたペティス。パンチを受けてしゃがみこむ。パウンドを打ち込むネイト。なんとかガードを取るペティスだがさらにパウンド。バックに付いたネイトがバックマウント。ペティス反転。上になったペティスだがネイトが下からさかんに仕掛けるのを密着して防ぐのが精一杯。ネイトオモプラッタ。早めに対応して脱出したペティスがバックに回るが、股下から抜けられまた下に。ネイトがまたバックマウント。ネイトのチョークを凌いで反転したペティス。今度は三角。ペティスさばいて抜けたがタイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でネイト勝利。

試合後のインタビューではホルヘ・マスヴィダルとやりたいとコメント。