格闘技徒然草

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UFC on ESPN+15:第7試合・ウー・ヤナン vs. 魅津希

フライ級だったがヤナンが3ポンドオーバー。キャッチウェイトに。

UFC1勝1敗のヤナン。今回も含め3戦全てが地元中国での試合。地元での試合以外が組まれないわけではなく、5月にはブラジル大会でルアナ・カロリーナとの試合が組まれていたが負傷欠場。今回にスライドとなったが、今度はカロリーナが負傷欠場となり、代役で魅津希UFC参戦が決まった。

これまで兄弟・姉妹でのUFCファイターはいるが、男女のきょうだいがともにUFCと契約した最初の選手となった魅津希。前戦のInvictaでの試合では体重オーバー、5月にはワンナイトトーナメント出場予定だったが今度は減量による体調不良で直前の欠場。今回は欠場選手の代役として直前の出場となったが、1階級上のフライ級での試合に。今後はまたストロー級に戻すことを視野に入れている。元から階級の差がある上に、ヤナンの体重オーバーによりさらに体格差が。なお、弟の直樹も、UFCデビュー戦では対戦相手が体重オーバーしていたが判定勝ちしている。

飛び込んで右を入れた魅津希。ヤナンは距離を取る。パンチで出る魅津希。ヤナンのロー。魅津希が出るとケージまで下がる。ヤナンのパンチをかわし、飛び込んでのパンチを入れていく魅津希だが、両者手数が少ない展開。ホーン。

1Rはスタッツではヤナンのヒット数が上になっている。頭部への打撃は五分だが、ローがある分、ヤナンの方が多くなっているのか。ローがどこまで評価されるかは不明だが。

2R。インターバル中の指示なのか、手数が増える魅津希。四つに組むと大外刈りテイクダウンを狙ったが、ヤナンこらえてギロチンに抱えるとボディに膝。外した。魅津希がダブルアンダーフック。外掛けテイクダウンを狙うがヤナンこらえる。離れた。頭を振りながら前に出てパンチを入れていく魅津希。四つに組み止めたヤナンだが離れる。ヤナンのタックルを切るとすぐに間合いを詰めて休ませない魅津希。四つでクラッチしたヤナンに魅津希はまた大外刈り。倒せず。離れた。ワンツーを入れた魅津希。ホーン。

魅津希はヤナンのパンチをかわしているように見えるが、このラウンドもスタッツだとヤナンの手数が上になっている。

3R。ジャブから右をヒットさせた魅津希。ヤナンタックル。受け止めた。四つになりクリンチからの打撃戦。離れる。魅津希がダブルアンダーフックでケージに押し込む。離れた。休まずパンチを出し続ける魅津希魅津希の右がヒット。ヤナンのタックルを切る。残り1分。魅津希出ていくがヤナンも打ち返す。打ち合いでタイムアップ。

3Rは魅津希だと思うが…。

29-28ヤナン、29-28魅津希、29-28魅津希。スプリットで魅津希勝利。

ヒット数で劣勢だったので際どかったが、なんとか勝ちをもぎ取った。