格闘技徒然草

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UFC on ESPN+15:第8試合・ソン・ケナン vs. デリック・クランツ

ウェルター級。

REAL旗揚げ戦で寝技世界一・菊田をテイクダウンしてからのパウンドで圧倒し勝利したケナン。UFCデビューから2戦はUFC未勝利の相手に2連続KO勝ちして打撃の強さを見せたが、前回は昨年11月の北京大会でUFC3勝2敗1分けのアレックス・モロノ相手に打撃をかわされ空回りしての判定負け。今回の相手はまたUFC未勝利のクランツに。

クランツは5月に直前の代役としてUFCデビューしたが、いきなりランカーのヴィセンテ・ルケ相手にほぼ何もさせてもらえないままパウンドで1RKO負け。23勝のうち、判定勝ちはわずか2試合。

1Rは僅差の打撃戦。2Rはタックルに入ったクランツにケナンギロチン。しかしタックルに入られ抱え上げられてテイクダウンを許す。サイドを取られているのにギロチンを外さず、ヴォンフルーチョークを仕掛けられるが、なんとかハーフにもどし外した。ハーフからサイドに回るクランツだがケナンがパワーで返してバックマウントに。が、股下から抜けられてまた下になる。ケージでの立ち際にギロチンを仕掛けたクランツだが外したケナンがまたバックを狙う。雑すぎて前に落とされる。また下になったケナン。ホーン。

2Rクランツ。

3R。パンチでラッシュするケナン。勢いに圧されてケージまで下がったクランツにパンチを打ち込むが、クランツのタックルで両足を束ねられテイクダウンされる。立った。また打撃で出るケナンだがクランツもパンチを打ち返す。パンチをもらい下がったクランツ。タックルに来たところに首相撲から飛び膝を入れたケナンだが、またケージまで押し込まれる。ケナン押し倒して上を狙うが、スクランブルでクランツが上に。ケナンもスクランブルから立とうとする。バックマウントを狙うクランツの股下を抜けて立った。が、ケナン相当疲れてる。クランツもガス欠で両者水中での戦いの動きに。残り1分。もはや腕あ上がらず両者顔面のガードがら空き。両者ふらつきながらパンチを出すがヒットせずタイムアップ。

三者29-28でケナン勝利。