格闘技徒然草

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UFC242:第1試合・ドン・マッジ vs. ファレス・ジアム

ライト級。

南アフリカ出身でタイに在住していたこともあるマッジはムエタイ柔術のキャリアがあり、昨年10月のUFCデビュー戦では同じくUFCデビュー戦のティーエドワーズにハイキックでKO勝ち。本来はマゴメド・ムスタファエフと対戦予定だったが、ムスタファエフが欠場(理由は非公開)のため、UFC初参戦のジアムとの対戦に。

ジアムはフランス生まれで10勝2敗の22歳。ヨーロッパでキャリアを積んできている。なんのルールかは不明だがISKAのベルトももっている。ブルガリアブルガリアン・トップチーム所属。

打撃を打ち込むジアムにマッジが組み付いてボディロック。投げを狙うが、投げを打ち返しこらえたジアム。なおもケージに押し込みテイクダウンを狙うが倒せず膠着気味。ジアム入れ替えたが細かい膝を打つだけでやはり展開がない。マッジがタックルに入る。ギロチンに抱えたジアムだがまたマッジがケージ押し込み。レフェリーようやく攻めるように促す。しかし展開変わらず。ようやくブレイク。前蹴りをヒットさせたジアム。マッジがミドルで出ると尻クラッチしてテイクダウンを狙うが、ジアムまたこらえた。またケージ膠着。時間が過ぎる。ホーン。

1R微妙。マッジがすぐ組んでいくが、倒せずケージ膠着が続いている。

2R。またタックルで組み付いたマッジ。一度離れて打撃戦になるが、すぐまたマッジが組付膠着に。マッジダブルアンダーフックからテイクダウンを狙うがジアムこらえる。ケージに押し込んで細かい打撃の入れ合いが続く。このレフェリーブレイク遅い。ここから何か展開があるとは思えないが見てるだけ。一度離れてちょっとだけ打撃の打ち合いをしたが、すぐにマッジが組んで押し込み。残り1分近くになってようやくブレイク。逆にここまでブレイクしなかったのになぜ今ブレイクなのか謎。ブレイクしてもすぐにマッジが組み付いてケージ押し込み。マッジ尻クラッチからようやくテイクダウン。しかし残り20秒。パウンドを一発ヒットさせたマッジ。ホーン。

2Rマッジ。

3R。やっぱりすぐ組み付くマッジ。そしてケージ押し込み。シングルレッグ。こらえたジアム。また尻クラッチ。倒せない。入れ替えたジアムだがすぐ戻される。ジアムがシングルレッグのカウンターでキムラクラッチして後方に投げたが、マッジすぐ起き上がりまた押し込み。このラウンドは押し込まれるだけの展開が続いているジアム。ようやく離れたがマッジまたタックル。尻クラッチからテイクダウン成功。インサイドからパウンド。ジアム立てず。マッジが立ち上がってパウンドを落とす。ハーフに。下のままの展開が続くジアム。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でマッジ。

見どころ皆無の試合。当然押し込むだけのマッジ、押し込まれるだけのジアムの責任だが、同じ展開がずっと続いているのにブレイクをかけないレフェリーもどうかと思う。