格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+16:オッズ/予想と展望

ドナルド・セラーニ 2.70
ジャスティン・ゲイジー 1.50
グローバーテイシェイラ 1.91
ニキータ・クリロフ 1.91
トッド・ダフィー 2.05
ジェフ・ヒューズ 1.80
ミシェウペレイラ 1.19
トリスタン・コーネリー 4.75
ユライア・ホール 3.05
アントニオ・カーロス・ジュニオール 1.41
ミーシャ・サークノフ 1.87
ジム・クルート 1.95
マルチン・ティブラ 1.83
アウグスト・サカイ 2.00
コール・スミス 2.10
マイルズ・ジョーンズ 1.77
ブラッド・カトーナ 1.61
ハンター・アジュール 2.45
チェス・スケリー 2.20
ジョーダン・グリフィン 1.71
ルイス・スモルカ 1.44
イアン・マクドナルド 2.85
カイル・プレポールク 2.15
オースティン・ハバード 1.74

UFCカナダ大会。かつてのカナダ大会はGSPやローリー・マクドナルドなどの地元スターがメインを飾っていたが、2人ともUFCを去り、それに続くスターも出て来ず、今回もカナダ人ファイターはたった4人。メインカードに出るのは直前の代役で出場が決まったトリスタン・コーネリーのみ。それでもカナダ大会が組まれるのだから、地元勢に頼らずとも良くなっているということか。

メインはUFCが誇る2大激闘型ファイターの対戦。両者は過去5試合でセラーニが5回ボーナス獲得、ゲイジーは6回獲得。ゲイジーUFCでの5試合はすべてKO決着。UFCでもっとも糖分の高い組み合わせの一つ。

セラーニは前回元暫定王者のトニー・ファーガソン相手に期待通りの激しい試合となったが、徐々に被弾が増え、パンチで目にダメージを負った状態で鼻を噛んでしまい、目が大きく腫れ上がりTKO負け。ただ、あのまま続けても勝利は難しかったか。

ゲイジーUFC初戦から倒し倒されのシーソーゲームでスベり知らず。しかしアルバレスにKOされMMA初黒星を喫した後、ポイエーにもKOで完敗し、試合は面白くてもUFCではトップクラスの実力がないとみなされたのか、その後の2試合はジェームス・ヴィック、エジソン・バルボーザというランキング6~10位のファイター相手にアンダードッグ。しかし、この2試合はいずれも自分はダメージを貰うことなく一方的に攻めて1RでKOし、低評価を覆している。そして今回はフェイバリットに。

お互い、ダメージをもらっても守りに入らないスタイル。しかし、攻撃力の高さではゲイジーか。UFCでは勝っても負けても打ち合いセラーニのテイクダウンや下からの攻めにゲイジーがどれだけ対応できるかだが。

ゲイジーKO勝ちと予想。

メインカードではUFC初戦でKO勝ちしファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞したMMA最高のファンタジスタミシェウペレイラのUFC2戦目。同じUFC1勝0敗のロシアのカンドチコとの対戦だったが、試合1週間前にビザの問題で参戦が不可能となり、地元のコーネリーとの対戦に。33歳で13勝6敗と、本来であればUFC参戦は難しいレベルの相手。前回は本領発揮する前に試合が終わってしまったので、今回こそ持ち味の異次元MMAを見たかったが、相手がそこまで持ちこたえられなさそう。

第1試合開始は15日の朝6時から。速報します。