格闘技徒然草

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UFC on ESPN+16:第1試合・カイル・プレポールク vs. オースティン・ハバード

ライト級。

地元カナダのプレポールク。今回、カナダ勢は4人だけだが、UFC2勝1敗のカトーナを除くと、メインカードに代役出場のコーネリーはデビュー戦、プレポールクとコール・スミスはUFC1戦のみ。4人合計でも5戦3勝2敗。プレポールクは前回地元大会で負傷選手の代役として契約した。ここまで12勝6敗と負けが多い。UFC初戦はノーディン・タレブと終始打撃で打ち合ったが、次第にヒット数に差が出てきて打開策を見いだせないまま判定負け。前回はウェルター級だったが、今回から本来のライト級に戻している。

ハバードもUFC0勝1敗。今年5月のUFCデビュー戦でいきなりADCC王者で3連続一本勝ち中のダヴィ・ハモスと組まれ、完敗だったが一本取られることなく判定まで持ち込んだことは評価されていい。

積極的に手を出していくプレポールク。左ハイ。やや押され気味のハバード。プレポールクの右ハイがヒット。お互い手を出し続けているが、あと一歩踏み込みが足りないのかクリーンヒットなし。残りわずかでケージまで下がらせたプレポールク。右がヒットしバランスを崩したハバード。ホーン。

1Rプレポールク。

2R。打撃戦からハバードがタックル。シングルレッグからダブルレッグに切り替え。尻餅をついたプレポールク。立ったがバックを取られる。しかしケージ際で正対し引き剥がした。また打撃で出るプレポールク。アイポークでの中断後、ハバードがタックルでテイクダウン。インサイドから肘。腕十字を狙ったプレポールクだが、足をサバいて外したハバードがハーフからパウンド・肘を打ち込む。ハーフバックになりなおもパウンドで削っていくハバード。プレポールク防戦一方に。ホーン。

2Rハバード。

3R。ハバードすぐタックル。しかし切ったプレポールクがギロチンに抱えてケージに押し込む。外れた瞬間に肘を入れたプレポールク。打撃で出る。左がヒットしたがハバードタックル。テイクダウン。下から三角を狙ったプレポールクだが外されまたハーフに。2Rはここから脱出できなかったが、またもパウンドで削られ続ける。背中を向けてハーフバックに。プレポールクは脱出できず耐えるだけ。殴られ続けるプレポールク。ようやく尻を浮かせて立とうとする。両足フックしたハバードだが、プレポールクが股下から抜けて脱出。が、時間がない。ハバードのタックルを切ってがぶったプレポールクだが、腕を捕まれ攻められないまま時間がすぎる。タイムアップ。

三者29-28でハバード勝利。

プレポールクはテイクダウンされた後のリカバリーが何もなく完敗。