代役で急遽UFCデビューが決まったメインカードのトリスタン・コーネリーを除くと、最後に登場するカナダ勢となるスミス。会場のあるブリティッシュ・コロンビア州出身。5月に代役としてUFCデビューし、同じカナダ勢のベテラン・ミッチ・ガニヨンに3R肘をもらってぐらついた場面はあったが終始攻勢で判定勝ち。ここまで7戦全勝。
25歳のジョーンズも9戦全勝で無敗。これがUFCデビュー戦。今年6月のコンテンダーシリーズで判定勝ちしてUFCとの契約を決めた。LFAバンタム級王者。
前回同様、PRIDEのテーマで入場するスミス。スミス間合いを詰めるとタックルに。受け止めたジョーンズが逆にケージに押し込む。しかし離れようとしたところにまたタックルに入るスミス。スタンドでバックに回った。背中に乗る。そのままチョークへ。ディフェンスしているジョーンズ。降りて正対。スミスなおも押し込みテイクダウンを狙う。またスタンドでバックに回るが離れて打撃を入れた。ホーン。
1Rスミス。
2R。打撃で出たスミスだがジョーンズのカウンターのタックルでテイクダウンを奪われる。ケージまで移動して立ったスミス。すぐにタックルに入りテイクダウンすると即バックマウントに。チョーク狙い。防いでいるジョーンズ。反転してインサイドガードに。密着したままこつこつパウンド。スミス立ちたいが時間がない。ホーン。
2Rは微妙。ポジションを取っていた時間の長さではスミスだが、バックキープのみ。ジョーンズはインサイドガードからパウンドを入れていたが、ダメージはそれほどでもなかった。
3R。間合いを詰めていくスミス。タックル。ケージで耐えるジョーンズ。ブラウン肘。離れた。スミス間合いを詰めていくがジョーンズのパンチを貰う。カウンターのジャブでスリップ気味にダウンしたスミス。すぐ立って組みに行くが引き剥がされる。疲れているスミス。ジョーンズが飛び込んでパンチをヒットさせる。パンチがスローなスミス。ジョーンズが打撃で攻勢。残り20秒でタックルに入ったスミスだが押し込むだけ。離れたところにスミスの連打がヒット。タイムアップ。
2R次第。
29-28、28-29、29-28のスプリットでジョーンズ勝利。
バックキープの時間の長さより、インサイドからでも手を出していた方が評価されたか。