格闘技徒然草

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UFC on ESPN+18:第5試合・シアー・バハドゥルザダ vs. イスマイル・ナウルディエフ

ウェルター級。

修斗ミドル級王者のバハドゥルザダ。怪我による欠場がたびたびあり、UFC7年で戦績はまだ4勝3敗。長期のブランクをはさみながらも3連勝していたが、前回はカーティス・ミレンダーのアウトボクシングで削られ続ける展開で判定負け。

ナウルディエフはオーストリア在住ロシア人で、今年2月の代役のUFCデビュー戦ではいきなり強豪ミッシェル・プラゼレスに判定勝ちしたものの、7月の2戦目はチャンス・レンカウンター相手に後半スタミナ切れし、接戦となったが判定負け。まだ23歳と若い。

もともとはミドル級なのに、ウェルターに落としても腹回りがゆるいバハドゥルザダ。ナウルディエフがスタンドでプレスしていく。下がり続けていたバハドゥルザダだが前に出始めた。ナウルディエフがジャブやローの手数を出していく。ジャブをもらったバハドゥルザダだが下がらない。右ハイを入れたナウルディエフ。ミドルをもらったバハドゥルザダ、腹が効いたか。サークリングして距離を取る。ミドルを集中させるナウルディエフ。ホーン。

1Rナウルディエフ。

2R。左右のパンチを振り回すバハドゥルザダだが、ナウルディエフは距離を取りかわす。ナウルディエフ一転してタックルに。テイクダウン。サイドで抑え込み肘を入れる。バハドゥルザダは下からホールドするだけ。あえて自らハーフにしたナウルディエフが肘を打ち込む。ホーン。

2Rナウルディエフ。

3R。間合いを詰めていくバハドゥルザダだがパンチはバックステップされかわされる。ジャブの差し合い。バハドゥルザダのジャブでナウルディエフのマウスピースが飛ぶ。ナウルディエフまたタックル。またテイクダウン。下からホールディングするバハドゥルザダ。そのまま時間がすぎれば負けるだけなのだが、まさかのブレイク待機作戦か?リスクを冒してでも立つべきだと思うが立てない。下からホールドしつづける。ナウルディエフはホールドされたままパウンド・膝を入れていく。ようやく動いたバハドゥルザダ。亀になり立つが、ナウルディエフがすぐに投げて倒す。仰向けになったバハドゥルザダだが、またサイドを取られホールドし続ける。タイムアップ。

30-26、30-25×2の3-0でナウルディエフ勝利。

バハドゥルザダ、下になったら相変わらず何も出来なさすぎる。ナウルディエフも不本意な勝利。