格闘技徒然草

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ONE101:DAWN OF VALOR:ジョン・リネカー vs. ムイン・ガフロフ

バンタム級

UFCでランカーだったリネカーUFCでは12勝4敗で、軽量級ながら倒せるパンチを持っている。フライ級時代は体重超過を繰り返し、バンタム級に転向後もオーバーがあった。ONEでは水抜き禁止で145ポンドでの計量となるが、動きはどうなるか。

ガフロフはONE5戦で3勝2敗。負けた相手は元王者のベリンゴンと、ビビアーノのタイトルに挑戦したこともあるリース・マクラーレン。前戦では佐々木憂流迦に勝利しているレアンドロ・イッサに1RKO勝ちしている。4月にUFC参戦が一度は発表されたが、ONEとの契約が残っていたために実現しなかった。

けっこう絞れていないように見えるリネカー。ONEの計量システムではこんなものか。やや小さい。

リネカーが開幕ローを打ち込みスリップダウンしたガフロフ。すぐ立つとガフロフはスピンキックを入れていく。リネカーまたロー。ミドル・ハイを放つガフロフ。パンチを打ち込んだガフロフだがリネカーも打ち返しヒット。組んだリネカーにパンチを入れて離れるガフロフ。じわじわ詰めるリネカーリネカーのろーにパンチを合わせるガフロフ。連打を入れた。リネカーも打ち返す。両者フルスイング。ガフロフのタックルを切ったリネカー。右ミドル!効いたガフロフ!リネカーがパンチ・ミドルで追い込む。ガフロフ、ケージ際を下がって凌ぐが明らかに効いてる。ガフロフのパンチにカウンター。リネカーの全力パンチ。ガフロフはステップして距離を取る。ゴング。

2R。ガフロフタックル。受け止めたリネカーがギロチンで引き込んだ。かなりパワーをこめて絞めているが外したガフロフ。上から肘。リネカーすぐに密着して潜ると立つが、ガフロフはケージに押し込みシングルレッグ。テイクダウン。ハーフ。また立つがガフロフが今度はギロチン。振りほどいたリネカー。離れる。が、ちょっとリネカー疲れたか。パンチのスピードがない。ガフロフ右からバックキック。しかしタックルは切るリネカー。ガフロフのバックキックがボディに入る。またバックキック。顔面にヒット。ガフロフタックル。切られた。ガフロフバックキックを放つがヒットせず。リネカー休んでる。ガフロフまたタックルで押し込む。ケージで耐えるリネカー。ゴング。

3R。リネカー出ていく。大振りせずにしっかりと打撃を入れていくリネカー。ガフロフはバックキックやハイなどの大技を放つがかわされる。ガフロフタックル。切ってパンチを合わせるリネカー。また切った。また大振りのフックを振り回すリネカー。カーフキックを入れたがガフロフタックル。尻餅をついたがすぐにケージに移動し立つ。ガフロフ押し込んで膝を入れたがローブローに。再開。インターバルを挟んでちょっとまた回復したリネカー。ガフロフは下がる。ガフロフまたタックル。もはやテイクダウンを取れても逆転は難しいが…。ケージで耐えるリネカー。ブラウン肘。切って離れる。ガフロフバックキック。タイムアップ。

判定3-0でリネカーがONEデビュー戦勝利。

序盤激しく動いたリネカーだが、初のONEでの計量で勝手が違ったのか、2Rにスタミナ切れ。しかし無理せずギアを落として乗り切った。後半ガフロフにもチャンスはありそうだったが、リネカーの打撃を警戒しすぎて攻められなかった。