格闘技徒然草

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UFC on ESPN+20:第6試合・ランダ・マルコス vs. アシュリー・ヨーダ

女子ストロー級

UFC5勝6敗1分けと負け越しているマルコス。前回、5位のクラウディア・ガデーリャに敗れたことでランク外に落ちている。レスリング・柔術がバックボーンだが、前回は距離を取り見合うだけの非常に手数が少ない展開でのフルマーク判定負け。

ヨーダは現在UFC最下位レベルの実力。デビューから3連敗し、4戦目で同じく最下位レベルにあるアマンダ・クーパーと対戦し、ギリギリの判定勝ち。6月の前戦は同じく連敗中の近藤朱里と対戦すると、3Rともテイクダウンしポジションをキープし、ジャッジの一人は30-24をつける完勝。ただ、朱里が弱すぎただけの気も。

パンチから組み付いたマルコス。ケージに押し込む。テイクダウンを狙ったがヨーダ首投げ。袈裟で固めるがバックに回られそう。足を絡めてバックを狙うマルコスだがヨーダが向きを変えて逆ハーフに。マルコス下から足を絡める。横三角。しかしは擦れる。腕十字を狙うヨーダだが片足を絡められていてセットできず。立ったマルコス。タックルに入るヨーダにダースチョーク。外れてまたタックルに来るヨーダをがぶる。立ってパンチを打ち込む両者。ホーン。

僅差の1R。ダメージはなかったがポジションをキープしていた時間の長いヨーダのラウンドか?

2R。パンチを入れたマルコスだがヨーダが組んで首相撲でケージに押し込む。マルコスはクリンチアッパー。引き剥がすと左右のパンチを打ち込んだ。ヨーダまたタックルに入るが受け止められクリンチアッパーをもらう。マルコスの右がヒット。組んでパンチを入れるヨーダにマルコスも打ち返す。パンチ連打を打ち込んだマルコス。ヨーダはカウンターのタックル。テイクダウン。ハーフで押さえ込んだ。ハーフから肘で削ったが、マルコス足で引き剥がすと、また組み付こうとするヨーダにパンチを打ち込む。そのまま上になるマルコス。インサイドからパウンド。ハーフにして鉄槌を入れる。下から腕を掴むヨーダだがパウンドをもらう。ホーン。

2Rマルコス。

3R。スタンドでマルコスが打撃を入れていく。出ていくマルコス。組もうとしたヨーダが下になったが、脇を抜けてバックに回った。バックマウントを狙う。マルコス正対したが上を取ったヨーダ。ガードから立ち上がったマルコス。残り1分。3Rはここまで微妙だがややヨーダ。ワンツーを入れるマルコス。スタンドの打撃で先手を取っていく。マルコスもパンチを打ち返すがヒット数ではマルコス。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでマルコスが接戦を制した。

ヨーダグラップリングで健闘したが、3Rは上になってもダメージや極めの仕掛けがなかったのが響いた。