195ポンド契約。
4月にRIZINでイリー・プロハースカとのライトヘビー級王座決定戦でKO負けし、試合後に年内の引退を表明していたモー。当初はMMAデビューした日本で引退という要望もあったが、レスリングとMMAで何度も試合を行っているオクラホマ州タッカービルを最後の舞台に選んだ。
モーはレスリングでオリンピックにはあと一歩届かず、戦極でMMAデビュー。戦極消滅後、参戦したStrikeforceでプロ7戦目にしてゲガール・ムサシを破りライトヘビー級王座を獲得。BellatorとRIZINでトーナメントを制しているが、Bellatorではタイトル獲得はならなかった。
相手のカペルは14勝6敗でBellatorデビュー戦。
いつものライトヘビー級より階級を落としスリムになっているモー。長身のカペルが下がって距離を取りながら蹴りを入れていく。モーがプレスしてパンチを打ち込む。動きは良い。飛び込むモーだがカペルの打撃をもらったのかもんどり打ってダウン！カペルパウンド！KO！
カペルの右ミドルをキャッチしたモーが飛び込もうとしたところに、右足を取られたままのカペルの右ストレートがカウンターで顎を撃ち抜いていた。
相手のキャリア的に、モーに有終の美を飾らせるためにあてがわれた選手かと思っていたが1RKO勝ち。モーは残念だが、引退試合は散って終わるのが良い。
