格闘技徒然草

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UFC on ESPN+22:第5試合・フランシスコ・トリナウド vs. ボビー・グリーン

ライト級。

トリナウドはライト級最年長で、これが41歳になってからの初戦。一時7連勝でランキング入りしていたこともあったが、最近はケビン・リー、ジェームス・ヴィック、アレクサンダー・ヘルナンデスに敗れている。前戦のヘルナンデス戦は両者まれに見る手数の少なさでスプリット判定負け。

レスラーのグリーンはStrikeforceからUFCに移籍し4連勝していたが、その後2014年からの5年間で1勝のみで4敗1分け。しかし負けた試合も一方的に敗れたのはKOされたダスティン・ポイエー戦くらい。接戦の試合を落としている。

パンチで出たグリーンだがトリナウドのカウンターをもらいダウン気味に倒れる。すぐ立つがバックを狙うトリナウド。キムラ。スッポ抜けて下になりかけるピンチ。トリナウドはスクランブルで抜け出したが、ギロチンで引き込む。外された。また下になったトリナウド。立とうとするががぶられる。ガードを取ったがパスされる。キムラを狙ったがトリナウドタックルに入り立つ。無駄に持ち上げて叩きつけたトリナウドだが、叩きつけた際に逆に下になってしまう。上で押さえ込むグリーン。ホーン。

1R上になっていた時間はグリーンだが、あまり攻めがなかったのでトリナウドに入ることもあり得る。しかしトリナウドも地元で必要以上にアグレッシブになりすぎているパターンで不安が残る。

2R。左を入れたグリーンにトリナウドがワンツーを返す。トリナウド、案の定攻め疲れしているのかパンチが雑。しかしグリーンも攻めない。トリナウドの単発の打撃がヒットする。トリナウド、首相撲から膝。左ハイ。ワンツー。グリーン手が出ない。トリナウドの攻めでグリーンも消耗していたか。ホーン。

2Rトリナウド。

3Rも両者見合いつつ単発の打撃を入れていく展開。バランスを崩して下になったトリナウドだがタックルに入り立つ。スイッチして逆にグリーンがタックル。テイクダウン。ケージで立ったトリナウドがギロチンに抱えながら膝を入れていく。離れた。残り1分。両者倒しに行く動きは見えない。その余力がないのか、勝っている計算か。スタッツだと有効打は1,2Rともにグリーンが上。トリナウドのパンチが入る。タイムアップ。

30-27、29-28、29-28の3-0でトリナウド勝利。