理不尽なリリースがなくなり定期的に組まれるようになっているフライ級だが、出戻りのモレノが上位ランカーになっている時点でまだ層は薄い。モレノはUFCデビューから3連勝したが、セルジオ・ペティスとアレッシャンドリ・パントージャに連敗した時点でランカーでありながらリリース。LFAでフライ級王者になると、9月にUFCと再契約。UFCデビュー戦のACB王者アスカル・アスカロフ相手にドロー。15勝中10の一本勝ちがあるフィニッシャー。
ストライカーのカラフランスは2016年のRIZINで和田竜光に敗れてから連勝を続け、地元オーストラリアでUFCデビュー。ここまで3戦してすべて判定ながら3連勝中。イスラエル・アデサニヤと同門のシティキックボクシング所属。
パンチの打ち合い。モレノも打撃で打ち合う。しかしヒット数ではカラフランスが上。カラフランスの右がヒット。モレノは大振りになってきた。かわしてパンチを入れるカラフランス。パンチを入れるといちいちアピールするモレノ。パンチから左ハイ。右をもらってケージ際まで下がったモレノ。ホーン。
1Rヒット数でカラフランス。
2R。右を打ち込んだカラフランス。ワンツー。モレノ出ていく。パンチでケージまで下がらせた。さらにパンチを打ち込むがクリーンヒットはなし。手数を増やしたモレノ。右がヒット。このラウンドは余計なアピールなし。パンチで出たカラフランスに左を返す。飛び込んでジャブの連打を入れたモレノ。カラフランスのパンチをかわし連打を返す。ホーン。
2R、スタッツではカラフランスだが、印象的な打撃はモレノ。
3R。さらに手数を増やしてきたモレノ。パンチ連打から左ハイ。カラフランスちょっと押されてきた。カラフランスのパンチでバランスを崩しスリップダウンしたモレノだがすぐ立つ。モレノ連打。また挑発を繰り返すモレノ。モレノのパンチがヒットしカラフランス後退。ワンツー。左アッパー。モレノも打ち返しているが下がっているので印象が悪い。どんどん前に出て手数を出すモレノ。カラフランスも打ち返す。タイムアップ。
29-28×2、30-27の3-0でモレノ勝利。
モレノ勝利はいいとして、1Rもモレノに入れたジャッジは?ストライカーのカラフランスに対して打撃勝負で後半は確実に上回り勝利した。