格闘技徒然草

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UFC245:第4試合・チェイス・フーパー vs. ダニエル・ティーマー

フェザー級

フーパーはUFC最年少ファイターで、9月に20歳になったばかり。MMA8勝0敗1分けと無敗。まだ18歳の昨年7月にコンテンダーシリーズに出場し、勝利したがUFCとの契約ならず。その後、ローカルで3試合し2勝0敗1分けの成績を残しUFCとの契約を決めた。父親が元UFCファイターのジェフ・ハグランド(2012年に水垣に敗れリリースされ、そのまま引退)と友人で、ハグランドの元で柔術を学び、その後MMAに転向した。

スウェーデンのキックボクサー兄弟の兄ダニエル・ティーマーは、キックでは数々のタイトルを獲得していたが、UFCと契約後は3連敗。今年6月、地元スウェーデンの大会で4度目のチャンスが与えられ、UFC初参戦のチョ・ソンビンに判定勝ちし、UFC初勝利を挙げた。

長身だが細身のフーパー。フーパーのタックルにアナコンダを合わせたティーマー。そのまま絞り上げるが、フーパー外した。なんと引き込んだフーパー。ガードから腕十字狙い。引き抜いて立って離れるティーマー。スタンドでティーマーのパンチが入るがフーパータックル。バックを狙う。脇をくぐりスタンドでバックに付いた。スタンドで片足を絡めて殴っていく。そのまま倒れ込みグラウンドに持ち込むとバックマウント!パウンド。チョーク!がっちり入っているかに見えるがティーマーこらえて外した。しかしマウントになり強い肘連打。また背中を向けたティーマーにチョーク。ティーマー正対するがマウント三角!そのままパウンド連打!KO!

強い20歳。スタンドの打撃にはまだ不安が残るが、成長が楽しみ。