格闘技徒然草

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UFC245:第5試合・マット・ブラウン vs. ベン・サンダース

ウェルター級。

KOパンチャーのブラウンは負けが続き、2年前、ディエゴ・サンチェス戦で引退を表明。しかし絶対の絶対というわけではなかったようで、翌年4月にはあっさり次の試合が組まれた。が、膝前十字靭帯を断裂。結局前回の試合からのブランクは丸2年に。いずれにしても、38歳で現役はそれほど長くないはず。

ベン・サンダースは直近6試合で1勝5敗。負けはすべてフィニッシュされての負けで3連敗中。前回は佐藤天に2RパンチでKO負け。正直リリースかと思われたが生き残った。敗者リリースマッチか。ウェルター級で197cmのリーチを誇り、長い手足を利用したグラップリングが武器。

テイクダウンしたブラウンだがサンダーズが三角クラッチ。腕をサンダースの胴に巻いて流さないようにしてディフェンスするブラウン。サンダースは脚のロックを組み直した。残り1分で自らロックを外したサンダース。ブラウンが上から密着。サンダースまたラバーガードから三角狙い。足をまたいでハーフにしたブラウン。立ち上がりパンチを放つが、サンダースは頭を振ってかわす。ホーン。

1Rはどうなる?サンダースが三角クラッチまではしていたが、ブラウンは的確なディフェンスをしていたので決まることはないポジション。かといって上のサンダースも明確なパウンドなどの攻撃はなかった。それでも上になっていたサンダースか。

2R。パンチ・肘を入れていくブラウン。サンダース、顔を背けて劣勢。右ハイをガードの上から打ち込んだブラウン。組んだサンダースは引き込み。またラバーガード。ハーフにしてパウンドを入れるブラウン。フルガードに戻したサンダースだが、下から立つ動きはなくまたラバー。密着したままパウンドを入れるブラウンだがレフェリーブレイク。残り30秒。ブラウンがパンチから組むと投げられ引き込むように下になったサンダース。が、パウンドをもらっている。KO。

ブラウン復活勝利。サンダースはこれでリリースか。